勝手にお名前診断 (第45回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第45回目の今日はよゐこのお二人です。
それぞれのお名前は濱口優さんと有野晋哉さん、お二人とも本名です。
まず濱口優さんですが、
ローマ字で書くとHAMAGUCHI MASARUとなり、
苗字の最後の文字「ち」と、下の名前の最初の文字「ま」、
フルネームの最初の文字「は」と、最後の文字「る」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
丁度1週間前、ココリコのお二人を取り上げた時に「運だけでここまで来た」と失礼な表現をしましたが、その上を行くほど「運だけ」のコンビがこの二人です。
まずこの“よゐこ”というコンビ名になる前に「なめくぢ」という名前で活動していた時期があったそうですが、先輩芸人や事務所からもその名前では売れないと言われ、たまたまその場にあった幼児向け雑誌の「よいこ」から名前を取ったそうです。
偶然にも「オ」のリターンネームになったのですが、本人たちのネーミングセンスはあまりにも酷い。
なめくぢ。しかも「ち」に濁点って・・・。
その昔の仮名を使いたがるセンスが「よいこ」の「い」を「ゐ」にしたのでしょう。
ひょっとして画数で見たら2画になる「い」より1画の「ゐ」のほうが良かったからなのかも知れませんが、「音」で判断する「名前の法則」的にはどうでもいい事です。
何でそんなどうでもいい事を書いたかというと、他のコンビに比べてこのあと書く事が少ないからです。
では個人名ですが、まず濱口優さんから。
この方の代名詞的フレーズと言えば「獲ったどーっ!」というのがありますが、これはギャグではなく、番組の企画で追いつめられた時に出た魂の叫びです。
この方自身はギャグを生み出すほどの言葉のセンスもありません。現に「めちゃイケ!」のレギュラーを22年もやっていながら、ギャグや流行語の1つも生み出せなかったのですから。
「めちゃイケ!」でこの方が目立ったのはドッキリを仕掛けられた時と、おバカが露呈された時ぐらいじゃないでしょうか。芸能人なんて元々学生時代まともに勉強してこなかった人が集まるような所ですが、その中でNo.1になるのですから相当ひどいおバカだったのでしょう。
ドッキリもおバカも本人発信ではなく番組の企画です。要は番組の企画に助けられてここまできた方なのです。
あとこの方の取り柄と言えば「優しさ」でしょうか。(なんだそれ?)
何人かの女優やグラビアアイドルとの噂があった末、
南明奈(みなみあきな)さんと結婚しました。
ほら、もうお笑いの話じゃなくなっちゃったでしょ。
そんな濱口さんがお笑いの世界へ誘ったのが、既に料理人として働いていた有野晋哉さんなのですが、当時人気のアイドルだった「酒井法子さんに会えるかも」という口説き文句に乗ったらしく、極めて単純かつ不純な動機でした。
そもそも濱口さんが芸人になろうとしたのも「思い出づくり」だったそうで、何年かやってみて売れなかったら普通の仕事しよう、ぐらいの感覚だったそうです。その点についてはまあ納得、ですね。
そんな有野さんが芸人・タレント業に対して前向きであろう筈もなく、暇を見つけては大好きなゲームに打ち込んでいました。
一般の方と結婚した縁も「お互いゲーム好き」だったそうです。(なんじゃそれ?)
エピソードが弱い上にお笑いに関する話でもありません。
しかしそこでリターンネームのバラエティー運が発動します。
昨日紹介したバイきんぐの西村さん同様、ゲーム好きとしての仕事が舞い込むようになるのです。
「ゲームセンターCX」というCSの番組のMCを任されるようになるのですが、これが一部のゲーム世代(特に男性)に受けて人気番組になります。
無論、有野さんはただゲームをやっているだけで特に面白い事を言っている訳ではありません。それでも番組として成り立っていたのは「めちゃイケ!」に出ていた有名人だったからでしょう。
◉シュール?意味不明の追い風
よゐこのコントはよく「シュール」と表現されます。元はシュールレアリズム(超現実主義)から来ている言葉なのですが、昨今のマスコミ及びテレビ界では、よく分からない曖昧なものや、とにかく現実離れしたものに対して使われる事が多くなっています。
実際彼らの代表的なネタに「間を売る店」というのがありますが、正直何が面白いのかよく分かりません。それでも「シュール」という言葉で表現されると、「分かる人には分かる」とか、「通が見ると面白い」的な感じになり、結果的に「新しい笑いだ」みたいになってよゐこが得をするのです。そういう所も運が良かったと言えるでしょうね。
元々「思い出づくり」で始まったようなコンビですから、「めちゃイケ!」以外で代表的なレギュラー番組はありません。当時のテレビ番組ガイド誌の枠に、内容未定の場合には「めちゃイケメンバーが大暴れ!」と記載されていましたが、せいぜい暴れていたのは
岡村隆史(おかむらたかし)さんと
加藤浩次(かとうこうじ)さんぐらいで、彼らは少しも暴れていませんでした。
むしろ傍観者、いやスタジオ観覧の一般の方かと見まがう程、雛壇に座ってただ笑っているだけの光景を目撃した事があります。まるで選挙に当選した後は何もせず、議席にぬくぬくと腰掛けているだけの(一部の)国会議員のようでした。
はっ!政治批判的な事まで書いてしまった!いかんいかん、あくまで芸能人の事を書くブログでした。失礼致しました。
ココリコはまだ「ココリコミラクルタイプ」や「ココリコ黄金伝説」など、過去に代表的な冠番組がありましたが、「よゐこの〜」とかいう冠番組も殆ど聞いた覚えがありません。これははっきり言って怠慢です。土曜夜8時のバラエティーに出演しながら、自分たちだけの番組を持つ事なくレギュラーというぬるま湯に浸かって甘えてきたのですから。
また知名度だけはある筈なのに、2人ともドラマや映画への出演が殆どありません。私に言わせれば俳優運のあるなめらかネームじゃなかったから、という事になりますが、それにしても少な過ぎます。
他の芸人が羨むようなポジションにいながら、流行語1つ生み出す事もなく、他のレギュラー番組を持って自立する事もなく、俳優としての仕事もなく、それでも番組が22年も続いたのですから、これはもうコンビ名のバラエティー運が良かったというしかないでしょう。
書く事がないと言っておきながら、批判的な事を並べている内に結局長くなってしまいました。
しかし間違った事を書いているつもりはありません。誹謗中傷ではなく事実です。
このブログは基本芸能人の方を賞賛するものですが、賞賛出来ない方まで賞賛しようとすると、無理が生じて嘘をつく事にもなり兼ねないのでそれだけはしたくありません。
今回の様に賞賛ではなく叱責だけで終わる場合もあるという事をご理解頂きたいと思います。
最近「めちゃイケ!」の元メンバーは
鈴木紗理奈(すずきさりな)さんが映画賞を受賞したり、
武田真治(たけだしんじ)さんが筋肉芸人タレントに転身したりと活躍していますが、よゐこの2人はこれといった活躍が見られません。
今2人は芸人としての真価が問われる境地に立たされていると思います。
最後だけは2人にエールを送りましょう。
「がんばれよゐこ!思い出にならないように・・・。」
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。