矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

大塚愛さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第60回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第60回目の今日は大塚愛さんです。

 

この大塚愛というお名前は本名だそうです。

ローマ字で書くとOTSUKA AIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

大塚愛さんは2003年9月にデビューしました。同年12月に早くも2枚目のシングル「さくらんぼ」がリリースされると、PV(プロモーションビデオ)の中で唄っている姿が可愛いと評判になり、ロングヒットとなります。「もう1回!」の所で手を合わせてお願いする姿に、思わず「カワイイ!」と口走った方も多かったのではないでしょうか。

翌2004年にも「甘えんぼ」や「Happy Days」などシングル4曲とハイペースでリリースし、年末には「紅白歌合戦」に出場するなど、あっという間に人気アーティストとなりました。

 

・・・と、ここまでは大塚愛さんを紹介する記事でよくある文面です。

しかしこのブログは名前の適性を診断して「法則」を研究するものですので、その点をご理解頂いた上でお読み下さい。特にファンの方は気を悪くされる恐れがありますので、何卒ご了承頂きたいと思います。

 

当ブログではこの2週間ほど、女性のソロ歌手を紹介してまいりました。

そのほとんどが“アイドル”と呼ばれ、恋愛の歌や女性らしい歌をヒットさせた方々でした。

そしてその名前はオールマイティー“ロイヤルネーム”(名前にアイウエオ5つの母音全てが入る)の

山口百恵(やまぐちももえ)さんと松田聖子(まつだせいこ)さん以外は“リターンネーム”(最初と最後の母音が同じ)だったのです。 

blog.housoku.work

この記事でも紹介している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けの激しいロックや、恋愛とは無縁のスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。

昨日紹介した相川七瀬(あいかわななせ)さんもロックを唄って成功したので法則通りですね。

 

◉人格詐称?疑惑の手口

 

大塚愛さんの代表曲「さくらんぼ」は女性の恋心を唄った、往年のアイドルソングを思わせるような可愛らしい歌ですし、彼女自身もアイドル並みのキュートなルックスで、この歌がヒットした時は私もついに法則が破られたかと思いました。

しかし私はその後、彼女に騙されていた事に気付くのです。

そもそもこの「さくらんぼ」がヒットしていた間、彼女はまだテレビの歌番組にほとんど出演しておらず、あのPVの中の、ピンク色の衣装を着て唄う可愛らしい姿だけで彼女のイメージが造り上げられていました。

やがて歌番組に出始めたのは次のシングル「甘えんぼ」が発売された直後でしたので、当然ながら新曲のプロモーション優先の為「甘えんぼ」を唄っていました。

トークなども聞けるようになったのは「さくらんぼ」のヒットが落ち着きかけた頃に発売されたその次のシングル「Happy Days」が出る頃だったと思います。

その出演番組で大塚愛さんの姿を見た時、私は「おや?」と思いました。

 

「違う!あのPVに出ている子とは違う!話し方がサバサバというか、カラッとし過ぎている!ちょっとオヤジ入ってるし、しかも関西弁だ!」

 

・・・そう、私が抱いていたイメージはことごとく崩れ去ってしまったのです。そこにはあの「もう1回!」と手を合わせてお願いする可愛らしい女性の姿はありませんでした。似ても似つかぬ、男っぽいと思えるほどあっさりした性格の女性だったのです。

挙句の果てには「Happy Days」のサビの最後に「夢かい!」とツっこむ始末。

「夢かい!」と言いたいのはこっちでした。

その行いは「さくらんぼ」のような可愛い歌をヒットさせる為には、PVの中で目一杯可愛い女の子を演じ、男っぽい本性を晒さない為にテレビには出ないという、全て計算され尽くした作戦のようにも思えました。まるでなめらかネームは恋愛の歌に向かないという法則を知っていたかの様なやり口です。

そして世の男性の多くがまんまと騙されたという訳です。

嘘だと思うならYou Tubeで「さくらんぼ」の歌唱映像を調べてみて下さい。

PV以外はヒットが一段落した後の、年末の「FNS歌謡祭」や「紅白」の映像か、何年か後にライブで唄った時の映像しか出てきませんから。

 

巧妙なトリックで人気を得た彼女はその後もシングル曲に「黒毛和牛上塩タン焼680円」とキテレツなタイトルを付けたり、ライブツアーのタイトルに「コンドルのパンツがくいコンドル」とオヤジギャグを盛り込むなどやりたい放題でした。

 

チクショー、あのPVの中の可愛い女の子を返せ!

 

以上、「大塚愛・人格詐称による被害者の会」の報告を終わります。

 

余談ですが、実はご本人も果物のさくらんぼが好きでは無く、歌の題材として愛し合う男女を2つ並んで寄り添うさくらんぼの実に見立てただけだったそうです。

言わば“ビジネスさくらんぼ”(?)だったのです。

 

という訳で大塚愛さんは反則とみなし、なめらかネームの女性歌手はアイドルや恋愛の歌には向かず、ロックやR&B、または恋愛そっちのけのスケールの大きな歌を唄った方が成功するという法則は覆せませんでした。

 

今回はかなり個人的見解が含まれた記事になってしまいましたが、当時のファンの中にも同じ気持ちを味わった方が少なからずいた筈です。そんな一部のファンの心情を代弁するつもりで書き綴りましたが、この記事が大塚愛さんの目に触れない事を祈ります。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。