矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

令和のホームランバッターの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『🎵ドーン!と鳴った、花火がき〜れいだな!』

「あ〜びっくりした〜、なんですかいきなり?」

『🎵空いっぱ〜いに、広がった〜、』

「ちなみにこの歌は「花火」という題名の童謡で・・・」

『🎵し〜だれやなぎも、き〜れいだな!』

「・・・違うなコレ。大川興業が昔やってた、歌というかパフォーマンスのほうだな。(また若い読者置いてきぼりになるんじゃないか?)」

『ハイ!皆さんもご一緒に〜、それドーン!と鳴った、花火が・・・』

「もういい、もういい!(知ってる人はわかるけど、エンドレスに続くからコレ。)で、なんでその歌なんですか?」

『だって“打ち上げ”成功したんだからめでたいだろ?』

「あ〜!前澤友作(まえざわゆうさく)さんの話?いや花火の“打ち上げ”成功したんじゃなくて宇宙船の“打ち上げ”に成功したって話ですよ。花火打ち上げたぐらいであんなニュースにならないでしょ。」

『いやぁ〜大したもんだよなぁ。さすが俺の名前の元になった“ゆうさく”だけの事はあるよ。』

「そう言えば(不満)有作さんって、前澤友作さんにあやかって“ゆうさく”って名付けられたんでしたよね。(年代的には前澤さんのほうが若い筈だけど?・・・まぁその辺の細かい事は触れないほうがいいか。)」

『早く宇宙からカネばら撒いてくれねぇかなぁ。』

「結局お金の話ですか。(同じ“ゆうさく”でもエラい違いだ。)いや今日はそんな話じゃないんですよ。」

『わかってるよ。野球の話だろ?』

「えっ?わかってるじゃないですか。」

『当たり前だろ。野球でもフライ打った時に「打ち上げた〜!」って言うからな。』

「あっ!そこで“打ち上げ”につながるんですか?ちゃんと考えてたんですね(単なる偶然でしょうけど。)」

『この前の日本シリーズの回終わってからもお前が更新サボってたから、どんだけ「実況パワフルプロ野球」やったと思ってんだよ!』

「いやサボってたんじゃなくて、この“打ち上げ”つながりをやる為に前澤さんの“打ち上げ”成功を待ってたんですよ。ハハハハ・・・。」

 

という訳で、今回も野球関連の話題になります。野球ファン以外の方は置いてきぼりの企画ですので予めご了承ください。

「ところで有作さん、今年のセ・リーグのホームラン王が2人になったのは知ってましたか?」

『え?バース掛布(かけふ)か?』

「何年前の話してるんですか!違いますよ。今や巨人の不動の4番となった岡本和真選手と、日本シリーズでも活躍したヤクルトの若き4番、村上宗隆選手ですよ。」

『おおっ!確か2人とも39本で同時受賞だったな。』

「実はこの2人の名前に共通点を見つけたんです。」

 

こちらをご覧下さい。

岡本和真(おかもとかずま)     村上宗隆(むらかみむねたか)

 

『ん?ローマ字じゃなくひらがな書いてるって事は、母音じゃなく文字の共通点って事か?』

「その通り!」(←児玉清(こだまきよし)さん風に読むといっそう雰囲気が出るでしょう)

『わかった!どっちも“か”が入ってるから“お・か・きネーム”だろ?』

「・・・からの?」

『からの?・・・🎵ララララララ、ララララララ、ラ〜ラララララ〜、あワンツースリーフォー・・・』

「あ、そのKARAじゃないです。“か”が入ってるから“お・か・きネーム”は合ってるんですけど、そこから“さらに”です。」

『えー?季節はずれだけど仕方ないなぁ。🎵さくら〜吹雪の〜、』

「それはサライです。いや“お・か・きネーム”からさらにもう一声欲しいんですよ。」

『もう一声かぁ〜?(ボケが浮かばない・・・)あれ?ちゃんと考えようとしたらもう名前が見えなくなったぞ!』

「あなたがボケてるから遠くなっちゃったんでしょ!仕方ないからもう一回出しますね。」

 

岡本和真(おもとずま)     村上宗隆(むらみむねた)

 

「ほら!“か”が入ってるだけじゃなく、2つ入ってますよね。」

『おーおー!同じ文字が2つ入るってやつな。・・・で、“なにネーム”っつうんだっけ?(久しぶりだから忘れちゃったよ。)』

 

この様に同じ文字が2つ入る名前を「名前の法則」の世界では“ワンモアネーム”と呼びます。

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今年のセ・リーグのホームラン王を分けあった2人が“ワンモアネーム”だったという訳です。

このワンモアネームは芸能人の場合、グループ(コンビ)で成功してソロ(ピン)でも成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、昨年(2020年)岡本和真選手のいる巨人(読売ジャイアンツ)はチーム(グループ)でリーグ優勝し、岡本選手も個人(ソロ)でホームラン王と打点王の2冠に輝きました。

そして今年は村上宗隆選手が在籍するヤクルトスワローズがチームでリーグ優勝した上に日本一にもなり、村上選手も個人でホームラン王のタイトルも獲得するという、まさに“ワンモア”な活躍をしたのです。

『ほぉ〜なるほど。』

パ・リーグで2018年と2019年(令和元年)の2年連続でホームラン王に輝いた西武ライオンズ山川穂高(やまわほた)選手も“か”が2つ入るワンモアネームです。

2年連続でチームをリーグ優勝にも導きましたから“ワンモア”な活躍と言えますね。

「ホームランを打ったあとの“どすこいポーズ”のパフォーマンスもすっかりお馴染みですよね。」

『え?ゆりやんの「調子乗っちゃって。」じゃないの?』

「それは“どすこいポーズ”の前です。(アップデートしてください)」

 

令和元年で言えば2019年にホームラン40本を放って巨人(ジャイアンツ)をリーグ優勝に導いた坂本勇人(さかもはや)選手も“と”が2つ入るワンモアネームです。

守備力優先で打撃(バッティング)は二の次でいいとされる遊撃手(ショート)のポジションでホームラン40本も打つ選手がいたら、そりゃチームも強くなりますよね。

『でもワンモアネームじゃなくてもホームランよく打つバッターがいたらチームも優勝するんじゃねぇの?』

「いやいや、優勝争いしているチームほどホームランをよく打つバッターは警戒されてフォアボールで歩かされる(敬遠される)事も多いので、ホームラン王は意外と下位チームの助っ人外人が獲ったりするもんですよ。」

引き合いに出すのは申し訳ないですが、落合博満(おちあいひろみつ)さん(“なめらかネーム”ではあるがワンモアネームではない)は現役時代にパ・リーグ(ロッテ)で3回、セ・リーグ(中日)で2回の計5回もホームラン王を獲得しましたが、いずれの年もチームは優勝していないのです。

そう考えるとここ数年(特に令和に入ってから)のホームランバッターは、なめらかネームよりワンモアネームの時代に変わってきているのかも知れません。

 

他にも広島カープの4番、鈴木誠也(すずせいや)選手も2文字目に濁点がつくものの“す”が2つ入るワンモアネームですし、

『ずるくねぇか?“す”と“ず”はもう違う文字だろ?』

ヤクルトと最後まで優勝争いをした阪神タイガースで時々4番を打つ大山悠輔(おおやまゆうすけ)選手も“お”が2つ入るワンモアネームですし、

『大(おお)は“お”を伸ばしてるからカタカナだと“オー”になるからワンモアじゃないって、大泉洋(おおいずみよう)の回で言ってなかったか?』

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『それに“時々4番”って言っちゃってるし。』

今年パ・リーグでホームラン王に輝いたオリックスの“ラオウ”こと杉本裕太郎(すぎもとゆたろ)選手も“う”が2つ入るワンモアネームです。

『それも伸ばす音(長音)で、ローマ字だと“YU”と“RO”になるから違う音だって言ってただろ?』

「うるさいなぁ、細かい事気にし過ぎですよ。じゃあこの人の名前を出せば文句ないでしょう。」

 

今年メジャー・リーグで46本のホームランを放ち、“リアル二刀流”としても大活躍した大谷翔平(おおたにしょうへい)選手も“お”が2つ入るワンモアネームです。

『だからカタカナだと“オー”になるからワンモアじゃないって・・・』

「よく見てください。“しょうへい”はカタカナだと“ショーヘイ”になる。つまり“オー”も“ショー”も“お”を伸ばしている長音なので、カタカナだと“オタニショヘイ”と「ー」(伸ばし棒)が2つ入るタイプのワンモアネームだと、大泉洋さんの回でも言いましたよ!」

『うーん、それなら文句言えねぇ。』

 

要するに大谷翔平選手は、

ひらがなでは(おおたにしょうへい)と“お”が2つ入り、

カタカナだと(オタニショヘイ)と“ー”が2つ入る、

ひらがなとカタカナの“二刀流”ワンモアネームなのです。

『くそー、うまくまとめた気でいやがるな。』

 

という訳で今回は・・・

『待て!大事な人を忘れてないか?』

「まだ誰かいますかねぇ?」

『うーん、どうでしょ〜う?』

「いや自分から言い出しといて“どうでしょう”って・・・ん?もしかして?」

『“ミスター”こと長嶋茂雄(ながげお)もワンモアネームだろ!』

「あっ本当だ!」

『からの・・・🎵ララララララ、ララララララ、ラ〜ラララララ〜、あワンツースリーフォー・・・』

「今度は曲名が「ミスター」って事ね。」

『さっきのボケがここに繋がるんだ。これが“伏線回収”ってやつだよ。』

「いや流石ですねぇ。(単なる偶然でしょうけど)でもそれでいくと、息子の長嶋一茂(ながまかずげ)さんもワンモアネームになりますけど。」

『お笑いタレントとして成功してるから“ワンモア”だろ。』

「お笑いタレントではないです。(野球選手時代を知らない若い世代は勘違いしてる人もいるみたいですけど。)」

『それにもう一人、日本ハムの監督になっていま大注目の新庄剛志(んじょうつよ)もワンモアネームじゃないか!』

「あぁ確かに。母音で見ると(SHINJO TSUYOSHI)って、最初と最後が同じになる“リターンネーム”だからよく喋るんですね。」

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・・・という訳で、令和のプロ野球はワンモアネームの選手に(監督にも)注目すると面白くなるかもしれません。

 

「いやぁ前澤友作さんの話から始まって、最後に新庄剛志さんで終わるって、今年というか最近の話題をまとめたような(便乗したような)内容になってしまいましたね。」

『まぁ今年の俺たちの仕事(このブログ)もそろそろ終わりって事で、このあと“打ち上げ”に行くか!』(←これも伏線回収のつもり)

 

この様に画数ではなく母音や文字に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『あっ、あと前回の日本シリーズの回でも名前が出た、オリックスT−岡田(ティー・おかだ)の本名も岡田貴弘(おだたひろ)って、“か”が2つ入るワンモアネームだよ!』

「なんで今頃思い出したんですか?」

『全部思い出した。』

「それもいま話題の人だな!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。