勝手にお名前診断 (第11回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第11回目の今日は小島瑠璃子さんです。
ローマ字で書くとKOJIMA RURIKOとなり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
この小島瑠璃子というお名前は本名だそうです。
リターンネームの特徴の一つとして、バラエティーに強いという特性があります。
しかし彼女はホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞したという経歴からも分かる通り、歌手になりたくて芸能界に入りました。
おそらく70~80年代の、歌手でデビューするのが当たり前の時代(アイドルはもちろん、新人女優でもまずレコードデビューしていたような時代)なら間違いなく歌手でデビューしていたでしょう。
ところが現在は皆さんもご存知の通り、グループアイドル主流の時代です。新人タレントがいきなりソロで歌手デビューさせてもらえる事なんてまずありません。
だから彼女も「タレント」になった訳ですが、逆にそれが良かった!
トークの上手さや空気を読む勘の良さなど、天性のタレントセンスを持っていたのです。
ある番組でヒロミさんが言っていました。
「復帰して一番驚いたのはあの子(小島瑠璃子)だねえ。今こんな(出来る)子がいるんだーって。」
もし歌手になっていたら、ヒロミさんにそこまで言わしめた「タレント・小島瑠璃子」が存在しなかったかも知れない。
よく芸能界は「自分がやりたい事と、人から求められるものが違う。」と言われますが、彼女は正にその典型。音楽番組がほぼ深夜枠になっている今、求められるのは歌ではなくタレントセンスだったのです。そして彼女は見事にそのセンスと、リターンネーム特有のトークの上手さを開花させました。
名前に関して良い点がもう一つ、彼女には「こじるり」という愛称があります。
「こじまるりこ」の苗字と下の名前から二文字ずつ取って略しているのですが、木村拓哉(きむらたくや)さんの「キムタク」や宮藤官九郎(くどうかんくろう)さんの「クドカン」と同じ手法ですね。
やはり芸能人にとって、呼びやすい愛称があるのは大きいと思います。名前が二つあるようなものですから。
木村拓哉さんも「キムタク」と呼ばれるようになってから、人気が加速していった印象があります。
芸能事務所の皆さん、タレントに芸名を付ける時は、略しやすい名前にしておいた方がいいかも知れませんよ。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
他のジャンルにはどんな名前が向いているのか、知りたい方はこちらをどうぞ。

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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。