矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

なぜ“七夕の歌”をもっと作らないの?〈雑記Week⑦〉

今週はお盆休みの方も多いでしょうし、いつもの「お名前診断」をお休みして雑記Weekをお送りします。

 

一応名前にまつわる話とか、有名人やヒット曲にまつわる話、あと最近テレビを見ていて思った事など、芸能人の方の名前も最低1人は何処かに入れて、ブログのタイトルから逸脱しすぎないようにするつもりです。

 

7回目のテーマは

なぜ“七夕の歌”をもっと作らないの?です。

 

テレビの情報番組を見ていると、この企画の時にはこの歌というぐらい必ず流れる定番のBGMってありますよね。

グルメ・料理番組でお寿司が出てくると必ずと言っていいほど、

シブがき隊「スシ食いねェ!」が流れますし、

『流れますし、って寿司と掛けたダジャレか?そういうのはウケないぞ。』

「そんなつもりで言ってないです!」

バレンタインデーが近くなってチョコレート特集になると必ず

国生(こくしょう)さゆりさんのバレンタイン・キッスが流れます。

国生さゆりももう53歳だぜ。「バレンタイン・キッス」が20歳の時だからもう30年以上になるのに、今だに流れるよな。その間にバレンタインの歌、他にヒットしなかったのかね?』

あと以前の雑記Weekの時にも言った、

電車が映ると必ずと言っていいほど流れる

ゴダイゴ銀河鉄道999」ですよ。

blog.housoku.work

この3曲は定番を通り越して使われ過ぎですけど、まだ良いんです。

謡曲ですから。

 

皆さん、七夕の頃を思い出してください。

ニュース番組などでも子供たちが願い事を書いた短冊を笹の葉に吊るす様子が映し出されますよねぇ。

そのバックには、どんな歌が流れてますか?

『あれだろ?🎵ささのは〜さらさら〜、ってやつな。』

「そう!童謡の「たなばたさま」一択なんです!」

『へぇ〜。あの歌、「たなばたさま」っていうんだ。』

 

なんで七夕には童謡なんだ?って事ですよ!

 

クリスマスの歌はいっぱいあるのに、七夕の歌がほとんどない!

「クリスマスは何の日ですか?」

『キリストの誕生日だろ?』

「そう思ってる人が大多数だと思いますが、キリストの生誕を祝う日であって、誕生日ではありません。」

『えっ!違うの?なんか今日は勉強になるなぁ。』

 

クリスマスはサンタクロースが世界中の子供たちにプレゼントを届ける日っていう言い伝えはあっても、恋人同士が出会う日なんて言い伝えは無いでしょう。

それを80年代頃から若いカップルが勝手に会う約束して、勝手にイチャイチャして、勝手に恋人同士がデートする日にしちゃったんですよ!

 

クリスマスをわざわざそんな日にしなくても、日本にはもっと恋人同士がデートするのに最適な日があるでしょう!

 

七夕には織姫さまと彦星さまが、年に一度だけ天の川を渡って再会するというロマンティックな言い伝えがあるじゃないですか!

なのに若いカップルは「そう言えば今日って七夕だっけ?」ぐらいの感覚でほとんどスルーしてしまっている!

あろう事か、半年近くも前からクリスマスのホテルの予約入れちゃったりして。

「クリスマスは彼と一緒じゃなきゃ嫌ーっ!」とか、「クリスマスに1人なんて淋しい!」とか言ってるんですよ!

 

「クリスマスに1人なんて淋しい!」じゃなくて、

日本人なら「七夕に1人なんて淋しい!」っていうべきでしょう!?

 

『いや七夕の時期って結構暑いから・・・。今年なんて梅雨明け遅かったからまだジメジメしてたし・・・。』

 

なぜ七夕のニュースには童謡「たなばたさま」が流れ、

なぜ日本のカップルは七夕にデートしようとしないのか?

それは日本のミュージシャンが七夕の歌をほとんど作っていないからです。

 

DREAMS COME TRUE「7月7日、晴れ」っていう歌はありますけど、アルバムの中の1曲ですからそれほどメジャーではないですし、

テゴマス「七夕祭り」っていう歌はテゴマスの4枚目のシングルですけど、テゴマス自体NEWSから生まれた派生ユニットですし、手越君独立しちゃったんでもう唄われる事もないでしょう。

 

そうなると後はもうほとんど見当たりません。

「天の川(Milky way)」などを表現した歌はあっても、明確に七夕をテーマにした歌は驚くほど少ないのです。

1年中いろんな行事がある中で、これだけロマンティックな言い伝えがある日なんて他にないですし、歌の題材にもしやすいと思うんですけどねぇ。

 

夏の歌ってなるとすぐ海とか花火の歌にしちゃうんですよ。

海の歌も花火の歌もすでに一杯あるのに、みんなそこへ行きたがる。

「七夕の歌、空いてますよ。」

『「春日のここ、空いてますよ。」と同じ言い方です。』

そんなに同じ土俵で争わなくても、競争率の低い所を狙うすきま産業方式で七夕の歌を作ってヒットさせれば、「スシ食いねェ!」や「バレンタイン・キッス」の様に何十年と使われる定番になるかも知れないんです。

 

私には音楽の才能もないので誰かに頼るしかないんです。

 

ミュージシャンの方々、誰か七夕の歌を作ってヒットさせてください!

 

“クリスマスの歌”ばっかり作らないで、七夕の歌をもっと作ってもらえませんか?

作るだけじゃ駄目ですよ、もちろんヒットさせないと。

テレビ曲の人も使ってくれませんからね。

 

『だけどお前、この話するには遅すぎたな。』

「どうしてですか?」

『どうしてって、七夕は7月7日だろ?もうとっくに過ぎてるじゃないか。』

「何を言ってるんですか、まだ七夕は終わってませんよ!」

 

今年の七夕は、8月25日なんです!

 

『へっ?暑さで頭おかしくなったのか?』

「いやそうじゃなくてあなたが浅はかなだけです。」

 

7月7日は旧暦の七夕です。

国立天文台では2001年から旧暦の七夕を「伝統的七夕」としていて、現在使っている新暦では、2020年の七夕は8月25日という事になります。

 

『へぇ〜、知らなかった〜。いやホント今日は勉強になるわぁ。』

 

だからまだ2週間あります。配信主流の今ならまだ間に合うんじゃないですか?

クリスマスの歌は欧米を始め世界中の人が作るでしょうけど、七夕の歌は発祥の地に生まれた我々日本人が作らないと誰も作りませんよ!

 

 

「いやぁー、今日も言いたい事が言えてスッキリしました。ブログっていいもんですね。」

『もう雑記も7回目だし、言いたい事言い尽くしただろ?』

「いやまだまだ言いたい事あるんです!」

 

今回は雑記なので本の告知はしないでおこうかと思いましたが、まだまだ自粛生活長引きそうですし、お盆休みにどこも行く所がないと言うあなた、おうち時間の退屈しのぎに、こちらの本はいかがでしょうか?

これからもいろんな事をボヤいていくつもりです。

『あれ?七夕は元々中国の行事だって書いてるぞ。』

「え?そうなんですか?・・・いや勉強になるなぁ。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。