矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

有村架純さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第147回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第147回目の今日は有村架純さんです。
本名は読みは同じで“架澄”と書きます。

 

ローマ字で書くと=ARIMURA KASUMIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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広末涼子さんや戸田恵梨香さんが所属する芸能事務所フラームFLaMme)のオーディションに合格した有村架純さんは、2010年に出身地の兵庫県から上京して芸能生活をスタートさせました。
同年にドラマ出演、翌年には映画初主演を果たし、2013年に大ヒットしたNHKの朝ドラ「あまちゃん」で、小泉今日子(こいずみきょうこ)さん演じるヒロインの母の少女時代を演じ、一躍脚光を浴びました。


なめらかネームは人気運の強い名前でもある為、ある程度知名度が上がると一気に人気が急上昇する傾向があります。
有村架純さんも知名度が上がると一気にブレイクし、有名女優の仲間入りを果たしました。
ほんの一年前には水着姿でイメージビデオ(グラビアアイドルがよくやる仕事)などにも出演していたというのに、それらが急に「お宝」と呼ばれるようになる程の変貌ぶりだったのです。
以降はドラマ・映画ともほとんど主役級に昇格し、映画「ビリギャル」では金髪ギャルを演じて話題になりました。
CMでもau(KDDI)の「三太郎」シリーズで、当初は唯一の女性キャラクターだったかぐや姫を演じました。CMは2015年から現在まで続く人気シリーズとなったので、これも当たり役と言えるでしょう。ただタレントとして商品をPRするのではなく、ちゃんと役を演じている訳ですからね。
そして2017年には「ひよっこ」で、再び朝ドラに今度は主役として帰ってきます。脚本家の強い要望でオーディションを行わずに主役が決まったそうですが、「この人しかいない」と思わせる存在になっていたという事でしょう。

これだけの活躍を見て、本名の架澄の“澄”の字を“純”に変えた、おそらく姓名判断の占い師の方はほくそ笑んでいる事でしょう。“澄”より“純”のほうが画数的に良かったんでしょうね。
私が提唱する「名前の法則」は音で判断する方法ですので、どちらも“かすみ”なので結果は同じという事になります。
画数による姓名判断を否定する訳ではありませんが、もし本名の架澄のままで芸能活動を始めていても、この活躍振りはそれほど変わらなかったんじゃないかと思えますね。

 

◉広瀬姉妹との違い

 

有村架純さんには3歳上のお姉さんがいて、現在は有村藍里(ありむらあいり)という本名でタレント活動をしています。
整形手術を公表した事でも話題になったのでご存知の方も多いでしょうが、タレント格差では圧倒的に妹の架純さんのほうが上です。

同じなめらかネームなのに何故こんなにも差が付いてしまったのか?

藍里さんは架純さんがブレイクしてから後追いで芸能界に入った為、妹に迷惑をかけたくないと姉妹である事を明かさず、名前も最初は新井ゆうこという芸名を名乗っていました。
しかし現代の情報化社会の中、そんなカモフラージュがいつまでも通用する筈もなく、新井ゆうことして有名になる前に「有村架純の姉」である事がバレてしまいました。
そうなっては芸名を名乗る意味も無いと、本名の有村藍里で再スタートを切るのですが、今度は「売名行為だ」などと言われてしまいます。
妹が先に有名になっていた為に“二番煎じ”感が出てしまったんでしょう。

一方同じ姉妹でも広瀬アリスさんと広瀬すずさんは2人とも一線で大活躍されています。

それはおそらく、ほぼ同時期に有名になった為、“二番煎じ”感が出なかったからではないかと思うのです。
多少、妹・すずさんのほうが有名になるのは早かったかも知れませんが、その頃既に姉のアリスさんは芸能活動を始めて何年か経っていたので、「有名な妹にあやかろうとしている感じ」が出なかったんだと思います。

それにしても本名を名乗って「売名行為だ」と言われるなんて、有村藍里さんが可哀想に思えてなりません。姉妹である事を隠していたのに、バレて仕方なく改名したのだからもう少し暖かい目で見守ってあげましょう。

でもなめらかネームになったから、前よりは知名度上がったのかな。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。