勝手にお名前診断 (第3回)※2020.11.3改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第3回目の今日は菅田将暉さんです。
このお名前は芸名です。
(斜体文字が加筆した部分です。)
ローマ字で書くとSUDA MASAKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
“なめらかネーム”の特徴は、まず男女を問わず俳優業に強いという事です。
菅田将暉さんは今や若手俳優の中で人気・実力ともにNo.1と言われるほど大活躍されていますね。
当たり役やヒット作に恵まれるという特性もあるので、ドラマ「3年A組ー今から皆さんは、人質ですー」も高視聴率を叩き出し、現時点での代表作となりました。
また、歌手業においては男性の場合、演歌やロックなどの「男らしい歌」を唄うと成功するという傾向があります。
その効力が遺憾なく発揮され、「さよならエレジー」や「まちがいさがし」がヒットするなど歌手としても成功を収めています。
本名は菅生大将(すごうたいしょう)といいます。
ローマ字で書くとSUGO TAISYOとなり、
苗字の最後の文字「ご」と、下の名前の最初の文字「た」
フルネームの最初の文字「す」と、最後の文字「しょ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
そのままでも良かったのではと思える程レアなお名前ですが、ノーペアネームは芸能活動が不安定になりがちなので、芸名をつけたのは正解だったでしょう。
また「う」という、カタカナにすると「ー」(伸ばし棒)になる文字が2つ入っていて、どちらも母音の「オ」を伸ばしている音です。
この様に同じ文字が2つ入る名前を“ワンモアネーム”と呼びます。
この“ワンモアネーム”は、グループでも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。
菅田将暉さんはソロ曲以外に米津玄師(よねづけんし)さんと一緒に唄った「灰色と青」や、あいみょんさんと一緒に唄った「キスだけで」など、ユニットでもヒットを飛ばしていますね。
俳優業でもデビュー作となった「仮面ライダーW」のW主演をはじめ、
「キセキ−あの日のソビト−」で松坂桃李(まつざかとうり)さん、
「火花」では桐谷健太(きりたにけんた)さん、
「糸」では小松菜奈(こまつなな)さんと、
W主演作が多いのも特徴です。
1人でも良し、誰かと組んでもよしと、まだ若いながらその点にワンモアネームの特性が既に出ているのではないかと思います。
名前も活躍ぶりも文句無し、と言いたいところですが、「仮面ライダーW」で俳優デビューしたのが2009年。そこからブレイクするまでには少し時間がかかりました。
その原因はおそらく「漢字が読みづらかった」からでしょう。
このお名前を初見で「すだ まさき」と読める方はまずいない筈です。その為ある程度の知名度が上がるまでに時間がかかったと思われます。いくらいい名前でも読み方がわからなければ知名度は上がりません。ファンの方の多くが、初めは友達に「何て読むの?」と聞いたり、ネットで調べたりしたのではないでしょうか。
しかし一度知名度が上がればこの“なめらかネーム”はフルネームで呼ぶ時に言いやすい、人気運の強い名前ですので、あっという間に人気に火がつき、一気に大ブレイクしました。
名前の特性を活かしきっている方、と言えますね。
ただ一つ気になる事は、名前に「き」という音が入る“お・か・きネーム”でもあります。
イチローさんの本名や松井秀喜さんにも「き」という音が入っていますが、名前に「き」が入る方は自分に厳しい方が多い様なんです。
現在の菅田将暉さんの様に、その厳しさが仕事に対して前向きに活かされていれば良いのですが、少しでも歪んでしまうと、自分を責めたり追い込んだりしてしまう危険性がありますので、名前に「き」が入っている方は自分を追い込み過ぎないよう注意して下さい。
最近公表された本名に関する件以外は、約1年前に上げた1回目の内容とほとんど変わっていません。これからも変わらず俳優・歌手として邁進していって欲しいですね。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。