矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

藤原竜也さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第260回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第260回目の今日は藤原竜也さんです。

このお名前は本名です。

 

竜也という名前は「天に昇る竜の如くすくすくと育つように」との想いから命名されました。

 

ローマ字で書くとFUJIWARA TATSUYAとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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1997年3月、中学卒業後の春休みに池袋へ遊びに行った際、ホリプロの女性社員に蜷川幸雄(にながわゆきお)さん演出の舞台「身毒丸(しんとくまる)」の主役オーディションのチラシを渡され、藤原竜也さんは興味本意でオーディションを受けに行きます。

第一次の書類選考の時点で落とされましたが、チラシを渡した女性社員が何度も合格書類に紛れ込ませ、結局最終選考まで残りました。直接会った女性社員は何か光るものを感じていたのでしょう。

最終審査の演技テストではダメ出しに対する反応の良さと、何色にも染まっていない演技に選考委員の票が集まり、5500人を越える応募総数の中から見事グランプリに選ばれました。

そして初舞台となったロンドン公演で「15歳の天才新人現る」と絶賛され、日本でも凱旋公演が行われるなど一躍その名を轟かせたのです。

 

そんな才能を深作欣二(ふかさくきんじ)さんにも認められ、2000年公開の映画「バトルロワイヤル」の主演が決まります。暴力シーンが多く含まれる事から青少年への悪影響が危惧され、映画の公開に規制を求める運動が起こり、これがマスコミに取り上げられた為に逆に世間の関心が集まって、映画は若い世代を中心に大ヒットしました。

 

藤原竜也さんはブルーリボン新人賞を受賞し、「特別編」や「パートⅡ」も制作されて舞台から映画界に進出する足掛かりとなったのです。

なお「パートⅡ」の撮影が始まってすぐに深作欣二さんが体調を崩して入院、そのまま帰らぬ人となった為に「パートⅡ」は遺作となり、「バトルロワイヤルⅡ・鎮魂歌(レクイエム)」と銘打たれて公開されました。

 

映画のヒットで更に知名度が上がり、「続・星の金貨」の主演や大河ドラマ新撰組‼︎」の沖田総士役など主役級の仕事が増えていきます。

また2003年には再び蜷川幸雄さん演出の舞台「ハムレット」の主役を最年少で演じ、「絶対成功しない」と言われた下馬評を覆して多くの演劇賞を総なめにしました。

 

その後も映画「デスノート(DEATH NOTE)」が大ヒットしてシリーズ化され、「カイジ 人生逆転ゲーム」も続編が作られるなど、次々にヒット作に恵まれます。

いやヒット作に恵まれると言うより、不評に終わりがちな漫画原作の映画化において、ヒット作に仕立て上げたと言っても過言ではないでしょう。

20代で既に代表作をいくつも抱える、日本映画界の顔となったのです。

 

そうは言っても昨今、新人俳優はどんどん登場してきます。仮面ライダー戦隊シリーズOBなどの俳優だけではなく、映画・ドラマに進出するジャニーズアイドル(キンプリの平野紫耀さんなど)やLDH(三代目の岩田剛典さんなど)の刺客たちをも交わさなければなりません。

そんな中でもほぼ俳優業一筋で、しかも一線で活躍し続ける事は大変な事です。

それを続けている藤原竜也さんは正に俳優の鑑であり、俳優向きのなめらかネームの鑑でもあるのです。

 

◉「ふじ」の効果

藤原竜也さんの名前には「ふじ」という音が入っています。

この様なお名前を“ふじさんネーム”と呼びます。 

blog.housoku.work「ふじ」という音を聞くと、日本人は無意識に日本一の山「富士山」を連想してしまうのではないでしょうか。

だからという訳ではないかも知れませんが、有名人の中でも名前に「ふじ」が付く方は人気の高い方が多いのです。

 

“リターンネーム”ではないのでバラエティーには滅多に出演しません。

俳優として一線で活躍し続けているので出演する必要もないでしょう。

もし「よく見る様な気がする」方がいたら、それは藤原竜也さん(カイジ)のものまねをするタレントが多い為に起こる錯覚です。

 

現在放送中のドラマ「青のSP(スクールポリス)」でも主演を務め、豪快なアクションシーンにも挑戦しています。

3月公開予定の映画「太陽は動かない」では竹内涼真(たけうちりょうま)さんとの初共演でW主演となりました。まだ38歳、まだまだ“若手イケメン俳優”には負けないという圧巻の演技を見せてくれるでしょう。

映画界の巨匠・深作欣二さんと舞台演出の鬼・蜷川幸雄さんの意思を受け継ぐ、数少ない俳優でもありますから。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。