矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

サンドウィッチマン(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第117回)※2021.4.10改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第117回目の今日はサンドウィッチマンのお二人です。

 

それぞれのお名前は伊達みきおさんと富澤たけしさん、

お二人とも本名ですが、伊達さんは漢字で幹生、富澤さんは岳史と書きます。

 

コンビ名がサンドウィッチマンになるまでは紆余曲折があり、富澤さんが別の相方と組んでいた「ゆやゆよん」から、伊達さんと組み直した「親不孝」「銭(かね)と拳」などを経て、浜田(はまだ)ツトムさんという方を加えて3人になった時、大柄の2人に浜田さんが挟まれている様に見えた事から「まるでサンドウィッチだ」となり、サンドウィッチマンに決まったそうです。浜田さんは1年程で脱退したのでサンドウィッチではなくなりましたが、そこでコンビ名は変えませんでした。

 

2007年に敗者復活からM−1チャンピオンに輝いたサンドウィッチマンですが、小さな事務所だったので扱いきれなかったのか(2人ともお笑いにしては体格が良すぎて尚かつ強面だったせいか)バラエティーの出演が急増する事はありませんでした。

 

改めてこのサンドウィッチマンというコンビ名、条件付きの“リターンネーム”(最後が「ン」で終わる為1つ前の文字「マ」の母音で判断する事で頭文字の「サ」と同じ母音になる)の為、レギュラー運が開花するまで時間が掛かったのかも知れません。

ただ2人は非常に仲の良いコンビとしても有名で、同じ高校のラグビー部で知り合った頃から意気投合し、芸人になってコンビを組んでからもアパートの同じ部屋に住んでいました。

 

◉震災を乗り越えて

 

宮城県出身の2人は2011年、気仙沼市で番組のロケ中に東日本大震災に直面しましたが、何とか避難して助かる事が出来ました。伊達さんは翌日のブログで復興を誓うコメントを発表し、「がんばれ!東北!」を合言葉に募金口座を開設、2人で1000万円を寄付するなど支援活動に尽力します。

その後何度も被災地を訪れて地元の方々を勇気づけ、漫才で笑わせる事で一時の癒しを提供してきました。

そうした活動が「被災地で活動した芸能人ベストサポート」として表彰され、東北復興の旗印となりました。

好感度No.1タレントになったのも、そんな努力を惜しまない姿勢が被災地だけでなく、全国民から認められた証しでしょう。

 

サンドウィッチマンは人気者になってからもバラ売りがほとんど無いコンビなので、個人名での診断はあまり意味がないのですが一応見ておきましょう。

まず富澤たけしさんのお名前をローマ字で書くと

TOMIZAWA TAKESHIとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

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ネタの大半を書いているのは富澤さんです。

他のコンビでもどちらかが“なめらかネーム”のコンビは、NON STYLE石田明(いしだあきら)さんやバイきんぐの小峠英二(ことうげえいじ)さんなど、やはりなめらかネームの方がネタを書いているケースが多いようです。

(この2組は相方に問題がある気もしますが。)

俳優運もある名前ですが、今のところお笑い一筋でやっています。

なめらかネームは本業と正面から向き合う真面目で実直な方が多いので、下積み時代から他のジャンルに手を出す事なく、ひたすらお笑いに取り組んできました。名前の性質通りと言えます。

 

さてもう一人の伊達みきおさんですが、ローマ字で書くと

DATE MIKIOとなります。

苗字の最後の文字「て」と、下の名前の最初の文字「み」、

フルネームの最初の文字「だ」と、最後の文字「お」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

高校卒業後は就職してサラリーマン生活を送っていました。それでも富澤さんに誘われて芸人になったのは、ノーペアネームの“安定を望まない”性質のせいかも知れません。

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この中でも説明している通り、お笑いタレントでギャグを武器にするタイプはノーペアネームの方が多いのですが、伊達さんも最近はギャグを発するようになりました。

その1つが「カロリーゼロ」で、ハンバーガーはギュッと押し潰せばカロリーが0になるとか、ドーナツは形が〇だからカロリーも0などという、デブが食べたい欲求を正当化しているだけの無茶苦茶な理論ですが、これがウケて「アメトーーク!」の年間流行語大賞では2年連続で大賞を受賞しました。

ギャグ以外にも哀川翔(あいかわしょう)さんや安倍晋三(あべしんぞう)前首相のモノマネなど、瞬時に笑いが取れるネタを開発していきます。

母音ではなく文字で見ると下の名前に(きお)と、「き」と「お」の字が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

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このタイプは自分に厳しい方が多いので、ネタを富澤さんに任せている分、自分に出来る事は何かと模索した結果でしょう。

(斜体文字が加筆した部分です)

ネタの面白さに定評があるサンドウィッチマンは、トーク系のバラエティーでは魅力を発揮出来ていませんでしたが、伊達さんがギャグやモノマネで新境地を開拓した事で出演オファーが増え、人気が更に上昇していったのです。

 

現在はレギュラー番組を何本も抱える超売れっ子となりました。リターンネームのコンビは運で売れたようなコンビが多い中、サンドウィッチマンはネタの面白さが評価されて、実力で売れたコンビと言って間違いないでしょう。

実力と好感度と名前の良さを伴った揺るぎない人気、おそらく当面は安泰だと思いますが、

忙し過ぎて身体を壊さないかが心配です。

特に伊達さんの太り過ぎが・・・あ、何を食べてもカロリー0だから大丈夫か。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。