矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

“リターンネーム”とは?[母音占い・名前タイプ②]

“リターンネーム”とは?

 

 

当ブログ記事の文中に何度も登場する“リターンネーム”。

 

初めてお読み頂いた方にとっては意味不明な言葉だと思います。

 

そこでリターンネームとは何か?どういう名前なのかをまとめました。

 

初めてお読みになる方や最近読者になって頂いた方はもちろん、長い間お読み頂いて「もう知ってるよ!」という方にも確認して頂ける、一目で分かる内容になっておりますので是非一度お読みください。

 

 

◉なぜ“リターン”ネームなの?

 

ではリターンネームとはどんな名前なのか、

歌手の宇多田ヒカルさんを例に挙げて説明させて頂きます。

           うただ ひかる

ローマ字で書くとUTADA HIKARU となり、

苗字(姓)の最初の文字「う=U」と

下の名前(名)の最後の文字「る=RU」の母音が同じ

「ウ=U」である事がよくわかります。

 

最初と最後の母音が同じという事は、言い換えると最初の母音に戻るという事になり、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、“リターンネーム”と呼びます。

 

特例としてアグネス・チャンさんの様に最後が「ン」で終わる場合は、

一つ前の文字「チャ」の母音で判断します。

 

ローマ字で書くとAGUNESU CHANとなり、

最後の母音は「ア」という事になります。

従ってこの場合も “リターンネーム”になります。

 

苗字か下の名前のどちらかだけを芸名にしている方

ヒロミさんやはなわさん、

千秋さんや絢香さんなどは

短い名前(ショートネーム)でも最初と最後の母音が同じなのでリターンネームです。

はなわさんや絢香さんは「ア」1音だけなのでリターンではなくストレートネームです。)

 

また、グループ名や(SMAPTOKIOなど)

デュオ(ゆずコブクロなど)、

コンビ名(ココリコくりぃむしちゅーなど)にもリターンネームは当てはまり、人気が高くなるだけでなく、活動期間が長くなる特徴があります。

 

◉その特性(適性)は?

 

“なめらかネーム”がアスリート体質になるのに対して、リターンネームは歌が上手くなる、楽器が弾けるようになるなど、アーティスト志向になる性質があると思われます。

特に女性歌手は「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

なめらかネームが「体で稼ぐ」タイプなら、リターンネームは「口で稼ぐ」タイプと言えるでしょう。

(広い意味で「口で稼ぐ」と表現している理由は最後まで見ればわかります。)

 

○リターンネームの男性(芸能界)

 大きく4つのタイプに分かれます。

 

1.俳優でもバラエティーで成功するタイプ

話の上手い方(武田鉄矢さんや稲川淳二さんなど)や、

よく喋る方(陣内孝則さんや大泉洋さんなど)から、

ご意見番中尾彬さん)や

司会進行までされる方(西田敏行さんや三宅裕司さんなど)、

さらには本人が意図していなくても面白く映る方

石原良純さんや石田純一さんなど)と、

とにかくバラエティーで重宝されるタイプ。

 

2.歌手業(アイドル)で成功するタイプ

ジャニーズのなかでも特にアイドル性の高い方々

近藤真彦さんや東山紀之さん、

山下智久さんや亀梨和也さんなど)に始まり、

演歌界のアイドル氷川きよしさんや、

自称(?)アイドルの及川光博さんなど、

綺麗な顔立ちのやや中性的な魅力の方が多いタイプ。

 

3.監督・プロデュース業で成功するタイプ

映画監督(北野武さんや品川祐(ひろし)さん)や

プロデュース業(織田哲郎さんや中田ヤスタカさんなど)から、

バックバンド(野村義男さん)や

ゴーストライター新垣隆さん)に至るまで、

他の人を前面に出して、自分は1歩下がると成功するタイプ。

 

4.海外で成功するタイプ

俳優では千葉真一さん、

歌手では久保田利伸さん、

野球選手では野茂英雄さんなど、

海外へ進出すると成功する(世界で認められる)タイプ

 

リターンネームの男性(スポーツ界)

元柔道家篠原信一さんや

総合格闘家石井慧(さとし)選手の様に話が面白い方や、

年末のバラエティーでは名物となったプロレスラーの蝶野正洋さん、

更に元野球選手の里崎智也さんの様にアイドル的存在になってしまう方や、日本ハムファイターズが北海道に移転した時、そのプロデュース力で人気球団に押し上げた新庄剛志さんなど、なぜか俳優や歌手の方と同じ現象が起こってしまいます。

 

リターンネームの女性(芸能界)

 大きく3つのタイプに分かれます。

1.歌手業だけで成功するタイプ

演歌美空ひばりさんや石川さゆりさんなど)や

アイドル中森明菜さんや小泉今日子さんなど)、

シンガーソングライター宇多田ヒカルさんや広瀬香美さんなど)と、

ジャンルを問わず女性らしい歌恋愛の歌を唄うと成功するタイプ。

 

2.バラエティーで成功するタイプ

女優(杉田かおるさんや久本雅美さんなど)や

アイドル(井森美幸さんや森口博子さん、

西村知美さんや菊地亜美さんなど)、

グラビアアイドル(小倉優子さんや小池栄子さんなど)や、

完全な芸名の場合(スザンヌさんやファーストサマーウイカさんなど)まで、ジャンルを問わずバラエティーで重宝されるタイプ。

 

3.女優業で成功するタイプ

昔は少なかったのですが、

最近では米倉涼子さんや綾瀬はるかさん、

吉高由里子さんや吉岡里帆さんなど、

ほぼ女優業だけ(出演作はほとんど主役)で成功される方が増えてきました。

※理由としてはグループアイドル主流となって久しく、最初からソロの歌手としてデビューすることが難しい現在、芸能プロダクションが1人で活動させたい場合は女優からスタートするしかない時代になってしまったから、とも考えられます。

綾瀬はるかさんや吉岡里帆さんなどは80年代ならまずアイドル歌手としてデビューしていたでしょう。)

 

リターンネームの女性(スポーツ界)

荒川静香さんや伊調馨(かおり)選手のように実力者もいらっしゃいますが、同じ競技でなめらかネームの超人気者(浅田真央さんや吉田沙保里さん)の陰に隠れて、人気・知名度は二番手になりがちです。

その他はリターンネームの宿命なのか、

大林素子さんや古閑美保さん、丸山桂里奈さんなどのように、なぜかバラエティータレントになってしまいます。

 

◉一般の人には当てはまらないの?

 

「名前の法則」は“占い”よりも過去のデータに基づいた“統計学”に近いものですが、血液型占いに近い“診断”の様な事は出来るかと思います。

そこであくまで私の身の周りですが、一般の方でこのタイプがいた場合の私の印象を書かせていただきます。違っていてもどうか気になさらずに。

 

リターンネームの男性(一般の方)

話し好きでよく喋る方も多いのですが、絵や音楽などの芸術に目覚める繊細な方も多く、裏方やアーティストなどの、クリエイティブな職業で能力を発揮する傾向が見られます。

ジャニーズアイドルがほぼ本名である事から考えると、柔和な顔立ちで身体の線も細い、今時のイケメンが多いかも知れません。

 

リターンネームの女性(一般の方)

歌が上手かったり楽器が弾けたりと、音楽性が高くなる場合は歌や楽器で自身を表現するので、無口で控え目になる傾向も見られます。

竹内まりやさんや宮本笑里(えみり)さんのように)

しかしそうでない場合は自身の表現方法としてよく喋るタイプになる方が多く、明るさや話の面白さが先に立つので、色気に気付かれにくくなります。

(バラエティーで成功するタイプの方はほとんどそうですね)

恋愛に関してはあまり積極的にはなれず、待ち続けるタイプではないでしょうか。

 

いかがでしたでしょうか?

全く一緒とまではいかなくとも、1つぐらい当たっている点はあったでしょうか?

御自身だけでなく、近しい人が当てはまるかどうかを調べてみるのも面白いかもしれません。

 

 

注:この内容は随時、追記・修正する事があります。

 

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。