矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

いしだあゆみさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第197回)※2020年8月24日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第197回目の今日はいしだあゆみさんです。

このお名前は芸名で、本名は石田良子といいます。

 

ローマ字で書くとISHIDA AYUMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味でリターンネームと呼びます。

つまりいしだあゆみさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この同じ母音のペアが2つ出来るタイプのお名前を、トランプのポーカーの役にかけてツーペアネームと呼びます。

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まず“リターンネーム”の芸能界での特徴ですが、女性の場合まず歌手業に強いという事です。

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オリンピックに出場経験もあるスケート選手の姉石田治子(いしだなおこ)さんの影響でスケートを習っていた12歳の頃に芸能界へスカウトされ、児童劇団に入団します。

16歳の頃にいしだ・あゆみ名義でレコード・デビューし(昔のレコードでよくあった、A面とB面に違う歌手の歌が入ったカップリングの様な形が多かった)、ドラマにも出演するなどタレント的な活動をしていましたが、20歳になった頃歌手活動に専念する為レコード会社を移籍し、名前も「・」を取っていしだあゆみとすると、移籍後第3弾のシングル「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒットして紅白歌合戦にも出場しました。

その後も「あなたならどうする」「砂漠のような東京で」などがヒットして紅白には9年連続で出場を果たし、歌手として一時代を築きます。

 

ただ、新曲の売り上げは徐々に下降線を辿り始め、芸能活動を続ける為には何か打開策が必要となってきます。

丁度そんな頃から映画やドラマなど女優業に進出し、映画「青春の門 自立篇」では助演女優賞、マドンナ役として出演した「男はつらいよ」では主演女優賞を受賞するなど、演技力で高い評価を受けました。

ドラマでは「北の国から」や「金曜日の妻たちへ」などのヒット作に出演し、女優としての地位も確立していきます。いや歌手から女優へ完全にシフトチェンジしたと言っていいでしょう。

ここで“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強く当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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更に母音ではなく文字で見ると(いしだあみ)と、下の名前に「ゆ」の字が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。

(斜体文字が加筆した部分です)

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これまでにこのブログでも何度か説明してきた通り、名前に「ゆう」または「ゆ」が入る方は元々他のジャンルでも俳優業で成功する方が多いのです。

実際に歌手として密な活動が続いていたのは10年程度で、女優業に移行してからはもう40年近くが経っています。

そう考えると最初から女優向きの名前だったのかも知れませんね。

歌手として歌が売れなくなって、肩書きが女優に変わる方はたくさんいらっしゃいましたが、ここまでの成功例はなかなかいないでしょう。

なめらかネームとゆうゆうネームの、Wで女優運の強い名前だからこそ出来る業、といった所でしょうか。

 

芸名はバラエティーにも強いリターンネームですが、バラエティーにはほぼ出演がありません。そこは石田良子(いしだりょうこ)という本名がノーペアネームなので、あまりお喋り好きではないのでしょう。なめらかネームの様な目立ちたがりでもないので素の部分はほとんどテレビで見せません。

そんな奥ゆかしい方が何故芸能界で成功したのか。それはいしだあゆみという芸名がもたらした奇跡だったのかも知れません。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。