勝手にお名前診断 (第85回)※2021.3.7改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第85回目の今日は井森美幸さんです。
このお名前は本名です。
ローマ字で書くとIMORI MIYUKIとなり、
苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。
この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
つまり井森美幸さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。
更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、
このタイプのお名前を、トランプ(ポーカー)の役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。
昨日の五木ひろしさん、一昨日の岩崎宏美さんは4つのポイントが全て同じ「イ」の母音ですので“I”(アイ)のフォーカードです。その前に紹介した芦田愛菜さん、松浦亜弥さんら“A”(エース)のフォーカードの方々にくらべると、本業(歌手)一筋に貫いてこられた感がありますね。
井森美幸さんも“I”のフォーカードですが、何かを貫いてこられたのでしょうか?
井森美幸さんはホリプロタレントスカウトキャラバンで12万人の中からグランプリに選ばれ(その12万人の中には女優の鈴木保奈美(すずきほなみ)さんもいたそうです。)、1985年にアイドル歌手としてデビューします。
キャッチフレーズは「井森美幸16歳、まだ誰のものでもありません」でした。
デビュー曲がいきなりCMソング(しかも本人出演)と、グランプリを獲っただけあってかなり優遇されたのですが、折しも時は“花の82年組”や“おニャン子クラブ”の台頭によりアイドル飽和状態、もう新人が入り込む隙はほとんど無かったのです。
その為井森美幸さんも歌手としては不発に終わりました。リターンネームの女性歌手運を持ってしても通用しなかったのです。
しかしリターンネームは女性歌手以外にも強いジャンルがあります。それはバラエティーです。
同期の森口博子(もりぐちひろこ)さんやスカウトキャラバンの後輩山瀬(やませ)まみさんらと共にバラエティー番組にどんどん出演し、いつしかバラエティーアイドル、略して“バラドル”と呼ばれるようになりました。
森口博子さんもなめらかネームとリターンネームの“ツーペアネーム”ですが、今と違いソロデビューが当たり前だったこの頃、なめらかネームのアイドルはほとんど不発に終わっています。
なのでアイドルとしては駄目でも、トークの上手さを活かしてリターンネームのバラエティー運で生き残ったという感じですね。リターンネームは「口で稼ぐ」タイプなので、歌以外に話術で生き残る事も出来るのです。
それに対してなめらかネームは身体の発育が促進される性質があるので、アスリートやグラビアアイドルなど「身体で稼ぐ」タイプが多いのですが・・・。
◉「身体で稼ぐ」特性は・・・
実は森口博子さんは隠れナイスバディー(死語?)で、写真集にもプレミアが付く程ですので、身体の発育が促進される方向で名前の特性が発揮されたのでしょう。
でも井森美幸さんは残念ながら決してスタイルが良いという訳ではありません。
なめらかネームの特性は活かされなかったのでしょうか?
いやそんな事はありません、ちゃんと活かされたじゃないですか!
そう!あのダンスですよ!
デビュー前のオーディションで披露したダンスのVTRが「変だ」「面白い」とバラエティー番組で事ある毎に使われ、鉄板ネタとなったのです。
バラエティーに出演する上でこれほど強い武器はありません。VTRを流すだけで大爆笑が起こるのですから。
これはもう「身体で稼ぐ」特性が発揮されたという以外にないでしょう。しかもデビュー前からネタを仕込んでいたとは・・・流石です。
◉名前の“運”の使い道
度々引き合いに出して申し訳ないのですが、森口博子さんはデビュー曲がアニメ「機動戦士ガンダム」の主題歌だった縁もあり、バラドルとして有名になった後に劇場版の主題歌を担当して大ヒットし、その年から6年連続で紅白歌合戦に出場するなど、一旦バラエティーに進出して知名度を上げてからリターンネームの歌手運を取り戻すという荒技をやって退けました。
森口博子さんは最近バラエティーへの出演が少なくなりましたが、井森美幸さんはその分バラエティー一本で現在も活躍し続けています。名前の“運”の使い道は人それぞれという事ですね。
母音ではなく文字で見ると(いもりみゆき)と、「き」が入る“お・か・きネーム”でもあります。(斜体文字が加筆した部分です)
デビューから36年、ほぼバラエティー一筋に活動してこられたのは、自分に対する厳しさを持ち続けていたからでしょう。
え?それが“貫いてきた”という事かって?・・・違います。
井森美幸さんが貫いてきたもの、それは“独身”です。52歳になった今もあのキャッチフレーズを貫いているんですよ。
そう、「井森美幸52歳、まだ、まだ誰のものでもありません」。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。