勝手にお名前診断 (第128回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第128回目の今日はRATS&STARです。
グループ名のRATS&STAR=ラッツ&スターという名前は「ネズミ達と星」という意味と、英語表記の逆から読んでも「RATS & STAR」になる事から名付けられました。
元々はシャネルズという名前で「ランナウェイ」「街角トワイライト」などのヒットで人気グループとなりましたが、メンバーの不祥事(便宜上は“疑い”)により一旦活動休止し、再開するにあたってグループ名も改名したのです。
RATS&STARとなって最初のシングル「め組のひと」がヒットし、再スタートを切りました。「め組のひと」と言えば一時Tik Tokで倖田來未(こうだくみ)さんのカヴァーバージョンが流行りましたが、オリジナルはRATS&STARの再起を賭けた曲だったのです。
主なメンバーはまずリーダーの鈴木雅之さん。
ローマ字で書くと=SUZUKI MASAYUKIとなり、母音で見ると“ノーペアネーム”ですが文字で見ると「すず」と2文字目に濁点がつくものの、同じ文字が続く“連チャンネーム”です。
この連チャンネームは芸能界のジャンルに関係なく覚えてもらいやすい名前です。
特に「鈴木」は現在日本で2番目に多いありふれた苗字ながら、次から次へと新しいタレントが登場する、人気運の強い苗字です。どれほど多いかはこちらをご覧下さい。
また「き」という文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。
この“ワンモアネーム”の方がバンドのメインボーカルだった場合、バンドでも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。
鈴木雅之さんはソロ歌手としても「ガラス越しに消えた夏」「もう涙はいらない」「恋人」などをヒットさせ、「ラブソングの帝王」とも呼ばれています。
これまで当ブログでは母音による診断を薦めてきた為、ノーペアネームは歌手に向かないという扱いをしてきましたが、母音よりもっと分かりやすい文字で見るとこんなにも強い運を持った方がいらっしゃったのですね。
続いてトランペットの桑野信義さん、
ローマ字で書くと KUWANO NOBUYOSHIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
文字で見ても「のの」と同じ文字が続く“連チャンネーム”ですし “ワンモアネーム”でもあります。
なめらかネームは男性歌手並びに俳優向きの名前です。桑野信義さんがボーカリストだったら歌手としてワンモアな活躍をしていたかも知れませんが、トランペッターだったので俳優の方向でワンモアな活躍となりました。
志村けんさんの「だいじょうぶだぁ」や「バカ殿様」でコント俳優となったのです。コントとは言えセリフがあってお芝居をするんですから“俳優”ですよね。
ELTの伊藤一朗(いとういちろう)さんはノーペアネームのワンモアネームだったのでバラエティーでイジられ役になってしまいましたが、桑野信義さんはなめらかネームのワンモアネームだったのでコント俳優になったのです。正に名前の適性通りですね。
実はこのグループ、他にも良い名前の宝庫でして、
コーラスの佐藤義雄さん(低音のボンボンボンの方)は
ローマ字で書くとSATO YOSHIOとなる“なめらかネーム”で、
RATS&STAR活動休止後は音楽プロデューサーとして
ゴスペラーズやRIP SLYMEを世に送り出した事でも知られています。
KUBOKI HIROYUKIとなる“なめらかネーム”で「き」の文字が2つ入るワンモアネームでもありますし、
ギターの出雲亮一(いずもりょういち)さんは
IZUMO RYOICHIと、なめらかネーム+フルネームの最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”でもある“ツーペアネーム”です。更に「い」の文字が2つ入るワンモアネームでもあります。
こうして主要メンバー5人の名前を見ると、その内4人もの方がワンモアネームだったんですねぇ。シャネルズからRATS&STARに改名してすぐに人気を取り戻せたのも、その効力だったのかも知れませんね。
・・・なーんてオチで終わりたかったんですが、もう1人残ってましたね。ある意味忘れちゃいけない人が。
そう、コーラスの田代まさしさんです。(本名は漢字で政と書く)
ローマ字で書くとTASHIRO MASASHIとなるノーペアネームですが、「し」の文字が2つ入るワンモアネームでもあります。
ノーペアネームのワンモアネームなので鈴木雅之さんと同じタイプですが、メインボーカルではないのでELTの伊藤一朗さんと同じタイプという事になります。(伊藤一朗さん、何度も名前使ってスイマセン)そしてなめらかネームではないのでバラエティーで“ワンモア”な活躍をしました。
この方は非常に弁が立つので、バラエティーでも司会者的立ち位置にまわり、一時は多くのレギュラー番組を抱える売れっ子タレントになりました。
しかしノーペアネームの不安定さが出てしまったのか、盗撮容疑に始まり覚醒剤取締法違反などの度重なる逮捕で、世間の人気も信用も失ってしまいました。
懲りない性格なのか依存症なのか、逮捕歴もワンモアどころかツーモア、スリーモアと・・・シャレにもなりませんね。やめておきましょう。
以上RATS&STARのメンバーの名前を診断してみました。
もう1度このグループ名についてですが、母音で見るとラッツ&スターと、最初と最後の文字が同じリターンネームになります。シャネルズとしては3年程度でしたが、ラッツ&スターはまだ正式に解散していません。グループ名はやはりリターンネームのほうが存続期間が長くなるんですね。
なのでいつか活動再開なんて日がくるかも知れませんよ。そこに田代まさしさんはいないでしょうけど。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。