矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

小柳ルミ子さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第196回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第196回目の今日は小柳ルミ子さんです。

本名は漢字で留美子と書きます。

 

ローマ字で書くとKOYANAGI  RUMIKO となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

 

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”の芸能界での特徴は、女性の場合まず歌手業に強いという事です。 

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この記事でも紹介している様に「ヒット曲に恵まれる」方が多く、違うジャンルに進出しなくても、ほぼ歌手業だけで成功するという傾向があります。

 

また「こ」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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中学卒業後に宝塚音楽学校に入学した小柳ルミ子さんは、「宝塚を首席で卒業したら歌手にしてあげる」という芸能プロダクションの提示した条件を見事にクリアして、芸能界入りの切符を手にします。

ただ初舞台だけは踏みなさいと言われ、宝塚歌劇団に2ヶ月だけ入団し、夏川るみという芸名を名乗っていました。

退団後は顔を売る為とNHK連続テレビ小説(朝ドラ)にも出演し、満を持して歌手デビューするとわたしの城下町がいきなりの大ヒットを記録します。オリコン年間シングル売り上げの1位となり、レコード大賞最優秀新人賞まで受賞するのです。

翌年には瀬戸の花嫁もヒットして“2年目のジンクス”を打ち破り、歌手としての地位を確固たる物にしました。

この歌は唄い出しの『🎵瀬戸は〜日暮れて〜、』の部分を『瀬戸ワンタン、日暮れ天丼〜、』とする替え歌も流行るなどして広く知られたのです。

当時は20歳前後と若かった為にアイドル的存在と位置付けられる事もありましたが、年齢を重ねるうちに大人の歌手へと変貌していきます。

デビュー当時程の派手さはないものの「星の砂」「来夢来人」(スナックの歌ではない)などコンスタントにヒットを飛ばしていました。

 

歌手一筋でも充分な程の功績を残しつつ、一方で映画「誘拐報道」に出演するとアカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得し、翌年「白蛇抄」では最優秀主演女優賞を受賞するなど、宝塚時代の演技経験を活かして女優としても活躍しました。

歌手で成功して女優としても成功する、ワンモアネームの特性が活きたのでしょう。

その後発売した「お久しぶりね」「今さらジロー」などもヒットしたのです。

 

でもそれだけではありません、リターンネームはバラエティーに強い名前でもあるのです。

当時無名のバックダンサーだった大澄賢也(おおすみけんや)さんと結婚すると、「セイシュンの食卓」の1コーナーで夫婦で踊りながら料理を作るという、それまで積み上げてきた輝かしい歴史を投げ捨てる様な乱心ぶりを見せます。

しかしそれが評判となり、他の番組でも夫婦揃って出演する機会が多くなりました。また大澄賢也さんも俳優・タレントとして名を上げていったのです。

 

ここ数年は年間2000試合以上を観戦するヘビー・サッカー・ウォッチャーとして、サッカー関連の番組への出演が増えています。

 

小柳ルミ子さんの事を歌手と呼ぶ人もいれば、女優と呼ぶ人もいるでしょう。バラエティータレントだと思っている人もいるかも知れません。

それだけ何をやっても許されるのは、デビュー当時の大ヒット曲があるからなのです。

歌手にとってヒット曲に恵まれるというのはそれだけ大きな事なのです。

そして歌や芝居だけでなく、時には夫婦生活や趣味まで仕事に変える。それが芸能界で50年も生き続ける秘訣なのです。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。