矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

石坂浩二・森本レオ・西田敏行の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

石坂浩二森本レオ西田敏行

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

石坂浩二=ISHIZAKA KOJI

森本レオ=MORIMOTO REO

西田敏行=NISHIDA TOSHIYUKI

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『これから30分、あなたの目はあなたの身体を離れて、この不思議な名前の世界に入っていくのです。』

「あ、このブログ読むのに30分も掛からないですよ。3分ぐらいで読めます。」

 

ヒント3:今回も名前以外に共通点があります。

 

『トーマスはー、今日も元気にー、走っていたー。(息を抜き気味に)』

「これは森本レオさんですね。あの、正解出る前から色々やんないでもらえますか?」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。

 

では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 

『なぁ〜んだ、簡単だったなぁ。・・・で、名前以外の共通点って、何?』

「もうさっきからやってるじゃないですか。ナレーションですよ。」

『えっ!?ボケのつもりでやってたのに、芯食っちゃってたの?』

 

まぁ今までこのブログでもちょくちょく言ってきた事なんですけど、リターンネームの俳優さんはナレーターとしても活躍されている方が多いんです。

 

石坂浩二さんは古くは「ウルトラQ」や「ウルトラマン」、最近では「渡る世間は鬼ばかり」のナレーションもされていましたよね。

森本レオさんはドキュメンタリー番組から「きかんしゃトーマス」、「Qさま!」の問題読みまで、様々なナレーションの仕事をされています。

西田敏行さんは「人生の楽園」のナレーションをいかりや長介(ちょうすけ)さんから引き継いでもう17年も続けているんですねぇ。

 

他にも平泉成(ひらいずみせい)さんは「ペケ×ポン」の川柳のコーナー。

五ー(ゴー)!七(しち)、五ー(ゴー)

小倉久寛(おぐらひさひろ)さんは「痛快!ビッグダディ」、

『なんかさっきから、もう終わってる番組多くねぇか?』

小倉久寛さんは「Qさま!」の問題読みもたまにやってますよ。」

 

※など、声だけの出演で人気番組を支えてきたんですねぇ。

中尾彬(なかおあきら)さんの低くて渋い声といい、リターンネームは声が魅力的になるという性質もあるのかも知れません。

 『何だあの※印(こめじるし)・・・?』

 

そしてお笑いタレントでも、

南海キャンディーズ山里亮太(やまさとりょうた)さん(ツーペアネーム)は「謎解きバトルTORE!」のファラ男の声や、

ファ〜ラファラファラファラ・・・、これも終わってるよな?』

スッキリ!!」の天の声など、

『お〜早ようございま〜す!』

顔を出さなくていい声だけの仕事で少しずつトークの実力をアピールし、徐々に世間の評価を上げていきました。

『顔を出さなくていいって、遠回しに“ブサイク”って言ってないか?』

「シーッ!そういう事言うと、今の時代反感買いますよ!」

 

声だけの仕事と言えば、キム兄こと木村祐一(きむらゆういち)さんも「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんの声を務めています。

『ボーっと生きてんじゃね〜よ!』

 

他にも石井正則(いしいまさのり)さんが俳優業の傍ら「Mr.サンデー」など情報番組のナレーションを担当しています。

 

※など、声だけの出演で人気番組を支えてきたんですねぇ。

麒麟川島明(かわしまあきら)さんの低くて渋い声といい、リターンネームは声が魅力的になるという性質もあるのかも知れません。

『あー!名前が変わっただけで、※印の文章“くり返し”だ!歌詞カードのサビの部分みたいになってる!』

「リフレインって言ってもらえますか。」

『そんな事より、石井正則って誰?』

「知らないんですか?元アリtoキリギリスの・・・、」

『あー!あの小さいほうか!・・・だんだん弱く(マイナーに)なってきたな。』

「まぁテーマがテーマだけに、顔を出してない場合が多いからそう思うのも仕方ないでしょう。でも石井正則さんでそんな事言ってたら、この先大変な事になりますよ。」

『えっ?もっと弱くなるのか?』

 

「ここから先は、知っている人はよーく知っている、でも知らない人は全く知らない、ディープな世界に入っていきますんで、しっかりついて来てくださいね。」

『ホントに「ウルトラQ」みたいになるんじゃないだろうな?』

「実は女性アイドルの世界でもリターンネームの方が声だけの仕事、つまり声優に転身した方が多いって話なんですけどね。」

『それが何でディープな世界なんだよ?』

「いや声優に転身するって事は、リターンネームだけどあまり歌が売れなかったって事なんで、一般の方は知らない可能性が高いんですよ。」

『いいからとにかく言ってみろって。』

「じゃあいきますよ。」

 

まずは「魔法の天使クリィミーマミ」の太田貴子(おおたたかこ)さん、

『元「レッツゴーヤング」のサンデーズだな?』

ご近所物語」や「おジャ魔女どれみ」の宍戸留美(ししどるみ)さん、

『バトン持って唄ってた子だろ?』

きらりん☆レボリューション」の久住小春(くすみこはる)さん、

モーニング娘。時代にやってたじゃないか。』

 

「何で全部知ってるんですか?(キモっ!)久住小春さんだってモー娘。全盛期より後に入ったのに。」

『当たり前だろ?最近の“48”だとか“坂道”だとかは分からんが、80〜90年代のアイドルには詳しいんだよ!・・・それにお前、大事な人を忘れてないか?』

「えっ?誰ですか?」

『「マクロス」のリン・ミンメイこと飯島真理(いいじままり)だよ!』

「あーっ!リターンネーム、いやツーペアネームだ!」

『🎵おぼえてい〜ます〜か〜、だよ!』

「いやおぼえてたんですけど、飯島真理さんはアイドルって言うよりシンガーソングライターで・・・」

『この際そんな細かい事はどうでも良いんだよ!・・・どうやら俺のほうが詳しかった様だな。』

「お見それしましたー。(こんな展開になる筈じゃなかったのに。)」

 

えー今回はかなり世代によって、分からない方も多いんじゃないかという話になってしまいましたが、まとめますと俳優・お笑いタレント・アイドルとジャンルを問わず、リターンネームはナレーションや声優など、声だけの仕事で成功する方が多いという事です。

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『アンパ〜ンチ!』

「何で最後にアンパンチを?」

『「アンパンマン戸田恵子(とだけいこ)も元アイドルだろが!」

「ま、参りましたー。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。