勝手にお名前診断 (第19回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第19回目の今日は所ジョージさんです。
ローマ字で書くとTOKORO JOJIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
所ジョージというお名前は芸名で、本名は角田隆之(かくたたかゆき)さんだそうです。
(芳賀文子(はがふみこ)さんという方と結婚し、養子に入ったので現在は芳賀隆之というお名前になっています。)
芸名も本名も養子に入ってからも、全てなめらかネームという、偶然とは言え非常に珍しい例です。
なめらかネームの特徴は、男性の場合司会業に強いという事です。
この記事ではさんまさん、タモリさんと並べてお笑い芸人のような扱いをしてしまいましたが、元々は歌手(シンガーソングライター)としてデビューしました。
歌手としても強い運を発揮するはずのなめらかネームですが、
所さんの歌は「売れた!」と言えるものがありません。
それどころか歌手としても活動している事すら、失礼ながらほとんど知られていないのではないでしょうか?あれだけ毎日のようにテレビに出ているのに、です。
それは何故なのかを「名前の法則」で分析して見ると、簡単に答えが出ました。
歌手業においてのなめらかネームは男性の場合、演歌やロックなどの「男らしい歌」を唄うと成功するという傾向があります。
要するに、所ジョージさんは「男らしい歌」ではなくコミックソングばかり唄っているからヒットしないのです。
だからお笑い芸人だと思われてしまうのです。
だから歌番組に呼ばれないのです。(歌番組に呼ばれない本当の理由は、タレントとして何十年もトップクラスに君臨し続けている為、ギャラが高くなり過ぎているからかも知れませんが。)
それでも司会業で冠番組を週に何本も持つほど成功しているので、歌は別に売れなくてもいいと思い始めている節もあるようですね。
◉誰が大物司会者にしたのか?
皆さんもご存知の通り、この方の司会ぶりは型にハマったキッチリしたものではなく、気ら〜くにリラックスした、いい意味で適当な感じです。
なのにここまでの大物司会者になったのは何故か?疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
実はそれも名前の影響だと考えられるのです。
芸能人の名前は見る側(ファンや視聴者)だけでなく、使う側(テレビ局のプロデューサーやディレクターなどの偉い方々)の心理にも影響を与えます。
おそらくなめらかネームは、使う側の方々に「この人なら(一人で)司会を任せても大丈夫だ。」と信頼させる力があるのではないでしょうか?
深層心理とか潜在意識の話になってしまいますが、「劇的!ビフォー・アフター」や「ポツンと一軒家」のように、ほぼVTRの番組(正直スタジオの司会者は誰でもいいんじゃないかと思うような)でも所ジョージさんにオファーが来るのは、そうでも思わないと割り切れないのです。
私がもし「ポツンと一軒家」のプロデューサーだったら、ギャラの要らない局アナか、もっとギャラの安いタレントに司会をさせると思います。だってほぼVTRなのに高額のギャラを払うの勿体ないじゃないですか?
(イヤな言い方に聞こえるかもしれませんが、今はテレビ見る人が少なくなって、番組制作費も昔ほど掛けられないからテレビ局も大変なんですよ。)
「いや所さんじゃなきゃ駄目なんだ。」と異論を唱える方もいらっしゃると思うので、これ以上批判的な事を言うのは止めておきますが、本当にそう思います?
所さんのいいところが出ていないと思うんですけどねぇ。
さ、綺麗にオチがついたところで(?)今回はここまでとしましょう。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方は、幻冬舎さんより発売中のこちらの本をご覧下さい。

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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。