矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

倖田來未さん

勝手にお名前診断  (第13回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第13回目の今日は倖田來未さんです。

 

この“倖田來未”は芸名で、本名は神田來未子(こうだくみこ)というお名前です。

(結婚後は姓が“栗山”になりましたが、芸名は変えずに活動しています。)

 

ローマ字で書くとKODA  KUMIとなり、「名前の法則」的判断基準となる4つのポイント(苗字の最初と最後、下の名前の最初と最後の母音)がO,A,U,I,と全て違う事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、同じ母音のペアが無いという意味で“ノーペアネーム”と呼びます。

 

これまでも再三お伝えして参りましたが、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ “なめらかネーム”が俳優業に強く、

女性の場合、フルネームの最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”が歌手業に強い。

・・・という事は、それ以外の名前の方はこれらのジャンルで苦戦する、という事になります。

 

よほど並外れた才能があるか、他人の何倍も努力するか、もしくは誰もやっていないような事をしないとなかなか注目されません。

倖田來未さんは才能や努力もさる事ながら、誰もやっていなかったセクシー路線で注目を集めました。(厳密に言うと、デビュー当時の杉本彩(すぎもとあや)さんなども挑戦していましたが、「エロかっこいい」という新語を生み出す程の成功を成し得た方はいなかった、という事です。)

 

その後になって並外れた歌唱力が認められ大ブレイクとなったのですが、

ここで改めて注目して頂きたいのが、本名の神田來未子というお名前です。

そう、フルネームの最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”ですね。

リターンネームの女性が歌手業に強いのは、歌が上手い方が多い裏付けでもあります。

倖田來未さんは芸名がリターンネームでなかった為、歌唱力が認められるまで時間が掛かりましたが、生まれ持った本名には歌が上手くなる素質があったのです。

 

そしてもう一つ、この本名に隠された素質がありました。

それは・・・よく喋る事!です。

歌手としてブレイクした事で歌番組にも出演するようになるのですが、トークの時間はまあよく喋る事。当時歌番組のMCを務めていたダウンタウンの二人を黙らせるぐらいの勢いで喋っていました。きっとリターンネームで生きてきた方は内面から滲み出てくる「喋りたい欲求」みたいなものがあるのでしょう。

そのよく喋るという素質は、リターンネームの女性がバラエティーに強いという裏付けでもあります。

 

ここで妹さんもご紹介しましょう、misonoさんです。

本名は神田美苑(こうだみその)。はい、リターンネームですね。お姉さんと同じく、歌が上手くてよく喋るという素質を持った名前です。

 

突然ですがクイズです。misonoさんはバンドのボーカルでデビューしましたが、そのバンド名は何という名前だったでしょう?

 

 

ヒントは、明後日(あさって)です。

 

ちょっと難しかったかな?

 

正解は・・・day after tomorrowでした。

 

デビューしてすぐにヒットを連発して、お姉さんより先にメジャーになりましたが、バンド名がリターンネームじゃなかったせいか、4年ほどで活動を休止してしまいます。

その後misonoさんはソロで再スタートしましたが、misono名義だったせいか苦戦します。

 

結局「クイズ!ヘキサゴンⅡ」や「ロンドンハーツ」などのバラエティーに出演し、よく喋る方の素質を発揮する事になるのですが、そこでもmisono名義で活動していたせいか、「ヘキサゴン」終了後は「ロンドンハーツ」でしか見かけない人になってしまった印象で、バラエティーで成功したとも言い切れません。

いっそ“misono”はアーティスト名義として、バラエティーでは本名の“神田美苑”名義で活動していたらリターンネームになっていたので、他の番組からもオファーが殺到していたんじゃないかと・・・まあそんな事を思うのは私だけでしょうけど。

 

お姉さんもブレイク直後の人気に比べると落ち着いた感はありますが、歌唱力は衰えを知らず、すっかり大人の歌手になったという印象です。

この姉妹は本名がリターンネームだったので、歌が上手くよく喋るという素質を持って生まれたのですが、芸名が歌手やバラエティー向きの名前ではなかった為に、浮き沈みの激しい芸能生活を送ってきたと考えられます。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたい方は是非こちらをご覧下さい。 

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。