矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

石田純一さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第154回)※2020年6月10日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第154回目の今日は石田純一さんです。

このお名前は芸名です。

 

NHKアナウンサーの石田武(いしだたけし)さんの長男として生まれた石田純一さんは、早稲田大学在学中に1度目の結婚をしていました。

演劇の勉強の為に渡米すると滞在中に離婚し、帰国後俳優を目指します。

本名は石田太郎(いしだたろう)といいます。俳優向きのなめらかネームなのですが、同姓同名の俳優さんがいらっしゃった事もあり、最初は石田純(いしだじゅん)という芸名でデビューしました。

この石田純というお名前は同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”です。

その為か俳優としてはなかなか芽が出ず不遇の時代を過ごします。

名前の響きが良くないと自分で感じたのか、姓名判断でみてもらったのか実際のところは分かりませんが、数年経ってから最後に“一”を加え、石田純一と改名します。

ローマ字で書くとISHIDA  JUNICHI となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。 

blog.housoku.work

改名してしばらくすると「TVプレイバック」という萩本欽一(はぎもときんいち)さん司会のクイズ番組にレギュラー解答者として抜擢され、徐々に知名度を上げていきました。

そして1988年にドラマ「抱きしめたい!」に出演した事から人気に火が付き、バブル期の象徴とも言える“トレンディドラマ”に数多く出演しました。

そんな中で女優の松原千明(まつばらちあき)さんと結婚、91年には長女すみれさんも誕生と、ようやく俳優としての幸せを掴んだかに見えましたが、1度目の結婚相手との間に長男がいた事が判明し、隠し子として大きく報じられました。

やがてその長男が俳優として芸能界デビューします。それがいしだ壱成(いっせい)さんですね。

隠し子騒動は俳優・石田純一の看板に傷を付ける事となりましたが、それだけに留まらず今度はモデルの長谷川理恵(はせがわりえ)さんとの不倫騒動が巻き起こります。

ただこの方は報道陣の取材に対して臆する事なく、

「今までの文化(良い音楽や良い文学)っていうのは、そういう事(不倫)からも出来ている訳だし、その作品が素晴らしければ褒め讃えられるのだから、その人の行為は唾棄すべきものとは僕は思えない」という独りよがりな発言をしてしまいます。

これが記者によって要約され「不倫は文化」と見出しを付けられた事から、石田純一さんが「不倫は文化だ」と言っていたかの様な誤解が生まれるのです。

まぁ、似たような事は言ってるんですけどね。

そういった行動や発言から世間の信用と俳優の仕事が激減し、収入がゼロになります。松原千明さんとも離婚して借金に追われるなど、一気に人生の坂道を転落してしまいました。

 

しかし、リターンネームはバラエティーに強い名前なのです。

それからはドラマではなくバラエティー番組への出演機会が増えていきます。

不倫騒動だけでなく「靴下を履かない」流儀なども面白くイジられ、すっかりバラエティータレントになってしまいました。あのトレンディドラマで鳴らした石田純一さんがですよ。

母音ではなく文字で見ると(しだじゅんち)と、「い」の字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

blog.housoku.work

トレンディ俳優で成功してバラエティーでも成功して“ワンモア”といったところでしょうか。(斜体文字が加筆した部分です)

名前の運命とは恐ろしいものです。

 

長女・すみれさんのモデルデビューなど話題にも事欠かず、2009年にはプロゴルファー

東尾理子(ひがしおりこ)さんと3度目の結婚を発表して世間を騒がせました。

プロ野球選手の東尾修(ひがしおおさむ)さんとも義父・娘婿の関係になった訳で、家系図にするとかなりややこしいですが、周りは有名人ばかりのタレント一家になりました。(直接の仕事とは関係ない有名人の名前がどれだけ出てきたでしょう。)

その後は理子さんとの間に3人の子を授かり、幸せな生活を送っていたかと思いきや、ワンモアネームの悪い習性が出てしまいます。

何と、2016年の舛添要一(ますぞえよういち)さんの辞職に伴う東京都知事選挙に出馬を表明したのです。

しかし、出馬表明による出演番組やCMなどの差し替えによる損害賠償が数千万円単位で発生する事が分かり、数日後に会見を開いて正式に断念する事を発表しました。

元々のリターンネームではない為に「口が上手い」訳ではなく、むしろ「口が災いの元」となってしまうのですね。

 

最近は何と言ってもコロナウイルスに感染した事が話題になりました。本人は治療を受けて無事退院しましたが、沖縄への来県自粛要請を無視した事や、滞在したホテルが休館に追い込まれるなどして批判を受けました。

更にその後快気祝いと称して外出、会食をしていた事が報じられてまた批判を受けたのです。結婚・離婚もワンモア、批判もワンモアと、この方は懲りるという事を知らないんでしょうか?

今やバラエティータレントではなく、お騒がせタレントになってしまった気がします。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。