矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

高田純次さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第166回)※2020年6月28日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第166回目の今日は高田純次さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとTAKADA  JUNJIとなり、

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「じゅ」

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

「テキトー男」と異名を取り、バラエティーで活躍しているイメージが強いですが実はこの方、本職は俳優です。

高校卒業後に弁護士を目指して明治、法政、青山学院などの有名大学を受験するも不合格に、一浪後東京藝術大学、武蔵野美術大学などの美大系を受験するも全て不合格となった挙句、東京デザイナー学院(専門学校)に入学しました。

しかし結局芸術の道へは進まず、俳優を目指して小劇場の劇団員となります。そこで柄本明(えもとあきら)さんと知り合った事がきっかけで劇団東京乾電池に入団するのです。

東京乾電池の一員として「笑ってる場合ですよ!」(「笑っていいとも!」の前身番組)に出演するうち徐々に知名度が上がり、タレントとしての活動が増えていきました。

しかし、ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちで、特にMC運が弱いという特徴があります。
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そのせいか高田純次さんはこれまでゴールデンタイムの番組でMCを務めた事がほとんどありません。何故かいつもパネラーやゲスト出演(特にロケのVTR出演が多い)ばかりです。

それに付随してレギュラー運も弱く、ゴールデンタイムのレギュラーとしては「天才・たけしの元気が出るテレビ」内の1コーナー以外、主だったレギュラー番組がないのです。

 

ここで高田純次さんのレギュラー運の無さを物語るエピソードをお話ししましょう。

あの「オレたちひょうきん族」がスタートした時、タケちゃんマンの敵ブラックデビル役は高田純次さんだったんです。ところが初回の収録後おたふく風邪で体調を崩してしまい、急きょ代役として明石家(あかしや)さんまさんが選ばれたのです。もし体調を崩していなければ国民的スターになっていたかも知れませんが、やはりレギュラー運の無さが災いしたという事でしょう。

更にあの「ザ・ベストテン」終了の後、黒柳徹子(くろやなぎてつこ)さんと2人で「音楽派Together」という歌番組の司会を任されるのですが、ベストテンの様なランキング形式を排除したせいか視聴率は低迷し、番組は3ヶ月で終了しました。これは高田さんのせいではなく運が悪いとしか言いようがないですね。

また現在月〜金の帯で放送中の冠番組「じゅん散歩」は午前中の時間帯ですし、主に関東圏のみのローカル放送で全国ネットではありません。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

俳優運も弱い名前なので、本職は俳優でありながら映画やドラマの出演が(特に主演が)少なく、代表作と言える作品もありません。

実は今までに16曲も(デュエットなども含めて)歌を出すなど歌手活動もしていますが、歌手運も無い名前のせいか「売れた」と言えるものはありません。

 

しかし、ノーペアネームは不安定なポジションで実力を発揮出来る能力を持っているタイプでもあるのです。

 

現に高田純次さんはレギュラーは少なくても「テキトー男」というキャラクターが立っているではありませんか。

母音ではなく文字で見ると(たかだじゅんじ)と、「たか」という音が入る“たかたかネーム”でもあります。この“たかたかネーム“は芸能人の中でも特にリスペクトされる方が多いのです。 

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だから高田純次さんもあれだけ下ネタを言っても笑って許されるのですね。

 

また、ノーペアネームはバラエティーにおいて長尺のネタやトークよりも瞬発力で勝負するタイプが多く、お笑い芸人でも“ギャガー”と呼ばれる方々はほとんどノーペアネームです。

FUJIWARA原西孝幸さん、オードリーの春日俊彰さん、サバンナの八木真澄さんなど)

なので高田純次さんも登場していきなり「どうも、ジョニー・デップです。」というだけで笑いを取り、視聴者・共演者のハートを掴んでしまうんですねぇ。ただ瞬発力で勝負するタイプに共通して言える事ですが、会話のセンテンスが短く、番組の序盤で持ちギャグを使い果たしてしまう為、後半は息切れして口数が減ってしまうのが欠点です。

 

そんな高田純次さんも74歳となり、もうバラエティータレントとしてテレビ出演している事が奇跡的な年齢になってきました。

現在は主に西日本エリアで放送されている「クギズケ!」という番組で、上沼恵美子(かみぬまえみこ)さんと2人で司会を務めています。

相手は“ロイヤルネーム”の、しかも“関西の女帝”と言われるほどお喋りの達者な上沼恵美子さんですから、高田さんは何とかボケようとするものの圧倒されっぱなしで、よく「黙っとき!」とクギを刺されています。

日曜お昼の番組なので高田さんの実力が存分に発揮出来ないんでしょうね。夕方5時からだったら少しは高田さんに分があるかもしれません。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。