矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

勝俣州和さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第167回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第167回目の今日は勝俣州和さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとKATSUMATA  KUNIKAZUとなり、

 

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「く」

フルネームの最初の文字「か」と、最後の文字「ず」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

ノーペアネームは芸能活動が安定しない名前です。

 

ただ苗字と下の名前で分けて考えると、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあります。このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いという特徴があります。

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大学を中退後、劇男(げきだん)一世風靡に入団してストリートパフォーマンスを行なっていた勝俣州和さんは、萩本欽一(はぎもときんいち)さんの番組「欽きらリン530!!」のオーディションを受け、アイドルグループCHA−CHAの一員に選ばれます。

その母体となった茶々隊のメンバーには木村拓哉(きむらたくや)さんや草彅剛(くさなぎつよし)さんもいましたが、萩本欽一さんが「彼らはもっとスター街道を歩いていくべきで、バラエティーの道に進む人間ではない」と判断し、CHA−CHAには入れなかったそうです。逆に勝俣さんはバラエティー向きだと思った事になりますから、やはり欽ちゃんには先見の明があったのですね。

CHA−CHAはデビューから5曲連続でオリコン10位以内にランクインするなど人気を博しました(勝俣さん曰くSMAP並みに人気があった)が、メンバーの脱退などもあり徐々に人気が低下し、3年半ほどで解散してしまいます。

 

そこから現在の1人での活動に移行していたら綺麗なスライドだったのですが、実は間にもう1段階、コンビとして活動していた時代がありました。

当時お笑いタレントだった堀部圭亮(ほりべけいすけ)さんと2人でK2というコンビを組み、「笑っていいとも!」などに出演していたのです。

しかしK2という名前がリターンネームでなかった為か長くは続かず、勝俣さん単独での仕事も増えた事から自然消滅の様な形で解散となりました。

そして勝俣さんはピン(1人)での活動を始める訳です。アイドルからお笑いとしては1回のスライドですが、グループからコンビ、そして1人と2度スライドしていたんですね。

なお堀部圭亮さんは“なめらかネーム”なので現在は俳優の道に進んでいます。

 

ノーペアネームは不安定になりがちなだけでなく、MC運やレギュラー運が弱いという特徴があります。

 

そのせいか勝俣州和さんはこれまでゴールデンタイムの番組でMCを務めた事がほとんどありません。何故かいつもパネラーやゲスト出演ばかりです。

これは昨日紹介した高田純次さんや、以前紹介した関根勤さんとも似ていますね。 

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元々芸人を目指していた訳では無いのにトーク力は高く、「すべらない話」ではMVSに輝いた事もある程です。(ごきげんよう大賞も2度受賞した事がある)

なのでMCやレギュラー番組がもっとあってもおかしくないのですが、何故かそのオファーは少ないようです。

ノーペアネームは実力が評価されにくいのでしょうか。

しかも俳優運も弱いので、ドラマの出演も極端に少ない気がします。

 

それでも「シャアァーッ!」という掛け声や、半ズボンキャラ(ORANGE RANGEの歌の歌詞にもなった)などが定着しているのですから、立派なものでしょう。

パネラーやゲスト出演の安定しないポジションばかりでも、ずっと出続けている事の証と言えます。どんな番組でも呼ばれたらきっちりと仕事をする、そんなスーパーサブ的ポジションを確立しているのです。

 

元気一杯のワンパク少年の様なイメージの勝俣州和さんも、もう55歳となりました。普通ならどっしりと落ち着いたポジションについてもおかしくない年齢ですが、まだまだその気配は無いようです。

今のままのキャラを貫いて欲しいと思う反面、60近いオジサンの半ズボン姿は少々きついかとも・・・。一体いつまで続けるんでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。