矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

高田純次さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第166回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第166回目の今日は高田純次さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとTAKADA  JUNJIとなり、

 

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「じゅ」

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

「テキトー男」と異名を取り、バラエティーで活躍しているイメージが強いですが、実はこの方、本職は俳優です。

 

高校卒業後に弁護士を目指して明治、法政、青山学院などの有名大学を受験するも不合格に、一浪後東京藝術大学、武蔵野美術大学などの美大系を受験するも全て不合格となった挙句、東京デザイナー学院(専門学校)に入学しました。

しかし結局芸術の道へは進まず、俳優を目指して小劇場の劇団員となります。そこで柄本明(えもとあきら)さんと知り合った事がきっかけで劇団東京乾電池に入団するのです。

 

東京乾電池の一員として「笑ってる場合ですよ!」(「笑っていいとも!」の前身番組)に出演するうち徐々に知名度が上がり、タレントとしての活動が増えていきました。

 

しかし、ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちで、特にMC運やレギュラー運が弱いという特徴があります。

 

そのせいか高田純次さんはこれまでゴールデンタイムの番組でMCを務めた事がほとんどありません。何故かいつもパネラーやゲスト出演ばかりです。

男性で1番司会者運が強いのはなめらかネームで、 

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 次に共同司会が多くなるリターンネーム、

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あとはオールマイティーなロイヤルネーム、

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という訳でノーペアネームの司会者運は最下位という事になるのですが、それに付随してレギュラー運も弱く、ゴールデンタイムのレギュラーとしては「天才・たけしの元気が出るテレビ」内の1コーナー以来、主だったレギュラー番組がほとんどないのです。

 

ちょっとここで高田純次さんのレギュラー運の無さを物語るエピソードを1つお話ししましょう。あの「オレたちひょうきん族」がスタートした時、タケちゃんマンの敵ブラックデビル役は高田純次さんだったんです。ところが初回の収録後おたふく風邪で体調を崩してしまい、急きょ代役として明石家さんまさんが選ばれたのです。

もし体調を崩していなければ、国民的スターになっていたかも知れませんが、やはりレギュラー運の無さが災いしたという事でしょう。

更にあの「ザ・ベストテン」終了の後、黒柳徹子(くろやなぎてつこ)さんと2人で「音楽派Together」という歌番組の司会を任されるのですが、ベストテンの様なランキング形式を排除したせいか視聴率は低迷し、番組は3ヶ月で終了しました。これは高田さんのせいではなく運が悪いとしか言いようがないですね。

 

俳優運も弱い名前なので、本職は俳優でありながら映画やドラマの出演が(特に主演が)少なく、代表作と言える作品もありません。

また今までに16曲も(デュエットなども含めて)歌を出すなど歌手活動もしていますが、歌手運も弱い名前のせいか「売れた」と言えるものはありません。

 

しかし、ノーペアネームは不安定なポジションで実力を発揮出来る能力を持っているタイプでもあるのです。

現に高田純次さんはレギュラーは少なくても「テキトー男」というキャラクターが立っているではありませんか。

 

また、名前に「たか」という音が入っている方は芸能人の中でも特にリスペクトされる方が多いのです。

俳優では高倉健さんや水谷豊さん、

女優では高島礼子さんや松たか子さん、

男性歌手では尾崎豊さん、

お笑いではタモリこと森田一義(もりたかずよし)さんなど。

 

だから高田純次さんもあれだけ下ネタを言っても笑って許されるのですね。

 

また、ノーペアネームはトークにおいて長尺のネタよりも瞬発力で勝負するタイプが多く、お笑い芸人でも“ギャガー”と呼ばれる方々はほとんどノーペアネームです。

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なので高田純次さんも登場していきなり「どうも、ジョニー・デップです。」というだけで笑いを獲り、視聴者・共演者のハートを掴んでしまうんですねぇ。

ただ、瞬発力で勝負するタイプに共通して言える事ですが、会話のセンテンスが短く、番組の序盤で持ちギャグを使い切ってしまう為、後半は息切れして口数が減ってしまうのが欠点です。

 

そんな高田純次さんも73歳となり、もうバラエティータレントとしてテレビ出演している事が奇跡的な年齢になってきました。

主に西日本エリアで放送されている、上沼恵美子(かみぬまえみこ)さんと2人で司会を務めている(とは言っても8割~9割上沼さんが喋っている)番組では、新型コロナ感染予防対策の為に出演者数を減らしたのですが、高田純次さんはメイン司会者でありながら何故かその減らされたほうのメンバーに入ってしまい、この3ヶ月近くリモート出演すらありません。

また大事なレギュラーを失ってしまうんでしょうか?

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。