矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

堀ちえみさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第224回)※2020年10月7日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第224回目の今日は堀ちえみさんです。

本名は漢字で智栄美と書きます。現在は苗字が尼子(あまこ)となっています。

 

ローマ字で書くと=HORI CHIEMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”の特徴は、男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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地元にあったスーパー・ダイエーに新曲のキャンペーンで来ていた石野真子(いしのまこ)

さんの姿を見て「自分もアイドルになって真子さんに会いたい」と思った堀ちえみさんは、中学2年生の時にホリプロタレントスカウトキャラバンに出場し、見事グランプリに輝いて芸能界入リを果たします。

そして1982年3月に「潮風の少女」という歌でデビューしました。

最初はなかなかヒットに恵まれませんでしたが、5枚目のシングル「さよならの物語」からオリコンベストテン圏内に入る様になります。

しかし何と言っても堀ちえみさんの名前をスターダムに押し上げたのは、ドラマ「スチュワーデス物語」でした。スチュワーデスの卵が訓練を受けながら成長し、最後は一人前のスチュワーデスになるという何の変哲もない物語ですが、そこはあの過剰に劇的な演出で知られる“大映テレビ”制作のドラマですから、一筋縄で終わる訳はありません。

堀ちえみさん演じる主人公と、風間杜夫(かざまもりお)さん演じる教官との恋愛、そしてそれを邪魔する、片平(かたひら)なぎささん演じる教官の元婚約者の嫌がらせにより、ドロドロの愛憎劇が展開されたのです。

何せ堀ちえみさんも歌手を目指して芸能界に入ったばかり、演技の勉強もろくにしていません。訓練のシーンでの「私はドジでノロマな亀です。」「ジャンプ!ジャンプ!」などの(クサい)演技が評判となり、逆に世間の注目を集めました。

そして平均視聴率20%以上を記録する大ヒットドラマとなったのです。「ドジでノロマな亀」や「教官!」などのセリフは当時の流行語にもなりました。

そうです、なめらかネームの堀ちえみさんはアイドル“歌手”としてデビューしながら、先に“女優”としてブレイクした方なのです。

そもそもこのドラマの主役には小泉今日子(こいずみきょうこ)さんが予定されていましたが、スケジュールの都合が合わなかった為に堀ちえみさんが選ばれたそうで、これを“運”と呼ばずして何と呼ぶのでしょう。

(同じタイプのアイドルに「スケバン刑事」で一躍人気に火が付いた南野陽子(みなみのようこ)さんがいますが、こちらもなめらかネームです。)

その後も「スタア誕生」や「花嫁衣装は誰が着る」など大映テレビ制作のドラマに主演し、映画では吉永小百合さんや山口百恵さんも演じた「潮騒」の主役に選ばれるなど、アイドル女優としての地位を確立していきました。

歌でも「白いハンカチーフ」「稲妻パラダイス」「リ・ボ・ン」などがヒットし、同期のアイドル達と競合して“花の82年組”の1人に数えられていました。

 

しかし当の本人は忙しくなりすぎたせいか(憧れだった石野真子さんにも会えて満足したせいか)、20歳の誕生日を機に芸能界を突如引退するのです。

2年ほどで芸能界に一応復帰したものの、元々大阪出身だった堀ちえみさんは大阪に拠点を置く松竹芸能に所属し、在阪のテレビ局にしか出演しないローカルタレントの様になってしまいました。

それもその筈、直後に大阪在住の外科医の男性との結婚を発表したのです。これは推測の域を出ない話ですが、芸能界を一時引退した時点でその男性との交際はスタートしていたのかも知れません。

そして結婚してからはボンボンと子供を産みます。

なめらかネームの体力をこの為に温存しておいたのではないかと思うほど、1人、2人、3人と次々に産んでいくのです。

1人目の旦那さんと離婚した後、すぐに再婚してまた2人の子供を産みました。

2人目の旦那さんとは10年連れ添いますが、またも離婚してしまいます。

しかし翌年にはまた再婚し、その相手には2人の連れ子がいました。

さて、子供は全部で何人になったでしょう?

 

・・・と、そんなクイズが出来る程の大家族になりました。(正解は7人)

 

大勢の子供たちを育て上げて安心したのか、2019年ごろから病につけ込まれ、翌年2月に口腔癌(舌癌)である事が判明しました。11時間にも及ぶ手術で克服したものの、転移していたのか4月には食道癌も発見され、再度手術に挑戦しました。

わずか2ヶ月の間に2度も大きな手術に耐えて癌を克服したばかりか、昨年8月には24時間テレビで歌唱し、歌手として復活のステージに立ちました。

さすが7人の子を持つ母の体力、並大抵の物ではありませんね。

 

堀ちえみさんはここ最近ブログの更新以外に主だった活動がなかった為、2回目で加筆する様な事柄もないかと思っていたところ、ありました!

本日(27日)、住み慣れた自宅を売却して新居を購入された事をブログで報告されたそうです。おめでとうございます!

・・・と言うか、そんな話がニュースになるくらい、今でもまだ“有名人”なんですね。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。