矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

松坂慶子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第73回)※2021.2.23改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第73回目の今日は松坂慶子さんです。

このお名前は本名です。

(結婚後は姓が高内になりましたが、旧姓のまま活動しています。)

 

ローマ字で書くとMATSUZAKA  KEIKOとなり、

苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「け」、

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

しかし全体を見るとMATSUZAKA  KEIKOと、、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。 

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このロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。

 

松坂慶子さんもその名前の力を存分に発揮しました。

 

中学生の頃に劇団ひまわりに所属し、テレビドラマへのゲスト出演などを既に経験していた松坂慶子さんは、高校生の時にスカウトされて正式に女優の世界に入ります。

19歳で映画の主演、21歳で大河ドラマ出演と順調な滑り出しを見せ、日本映画界期待の星となりました。

デビュー当時は清純派でしたが、20代後半から映画「配達されない三通の手紙」などでそのイメージを脱却、ドラマ「水中化」ではバニーガールを演じ注目を集めます。

そしてその主題歌「愛の水中花」が大ヒットするのですが、女優さんが歌をヒットさせる事は難しく、当時はおろか近年まで数えてもほとんど成功例はありません。

それがロイヤルネームの成せる業なのです。

その後も「男はつらいよ」にマドンナ役として出演する一方で、「青春の門」や「道頓堀川」などではヌードも辞さない女優魂を見せるなど、次々と話題作に出演します。

女優さんが映画などで一度ヌードになってしまうと“汚れ役”などとイメージが付いてしまい、仕事が減ってしまう場合もありますが、この方は違いました。むしろ益々仕事が増えていったのです。

名前に「まつ」という音が入っている“まつ入りネーム”でもあるので潜在的に高級感を抱かせる効果があり、品位が保たれたと思われます。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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そして公開前の宣伝に巨額を投じる事で有名だった角川映画の「蒲田行進曲」に主演、絶対外せない期待の中で(相手役は当時まだ無名の風間杜夫(かざまもりお)さん)見事に大ヒット、アンコール上映も行われるなど、配給収入は17億6000万円を記録しました。

名実ともにトップ女優の座に立ったのです。

 

◉主婦としても・・・

 

1990年(平成2年)にジャズギタリストの高内春彦(たかうちはるひこ)さんと結婚、昭和の大女優も遂に家庭に入りました。格差婚とも言われ、直ぐに離婚も囁かれましたが、一時はほぼ女優業を休業して主婦業に専念し、夫への献身ぶりを見せます。

昔は特にそうでしたが、一度華やかなスポットライトを浴びた女優さんが結婚して家庭に入っても生活の変化に耐えられず、増してや大女優ほど料理や家事なども出来ない(自分でする必要がなかった)為に長続きせず直ぐに離婚してしまう方が多かったのですが、この方は違いました。見事に主婦業も務め上げたのです。

母音ではなく文字で見ると(まつざけいこ)と、「か」という字が入る“お・か・きネーム”でもあります。 

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若い頃からチヤホヤされて甘やかされがちになる芸能界においても、自分への厳しさを忘れない方だったのでしょう。

 

あと結婚して姓が“高内”になっても高内慶子とロイヤルネームのままでした。

ロイヤルネームの山口百恵さん、松田聖子さん、安室奈美恵さんの3大アイドル(私が勝手にそう呼んでいるだけですが)の中で同じケースは、“三浦”百恵になった山口百恵さんだけです。

あとの松田聖子さんと安室奈美恵さんは姓が変わってロイヤルネームでなくなった為か早々に離婚されました。単に名前だけのせいではないでしょうが、偶然とも思えない気がします。

 

余談ですが、一昨日の黒柳徹子さん、昨日の上沼恵美子さんと、司会者として活躍中の方を紹介して参りました。松坂慶子さんは関係ないかと思いましたが、NHKで毎年夏に放送されている「思い出のメロディー」では過去に5回も司会を務め、女優の中では最多記録だそうです。ま、おまけみたいな話ですけど、やはりロイヤルネームは「何をやっても上手くいく」んですね。

 

そして徐々に女優業にも復帰し、ここ数年はお母さん役やお婆さん役まで演じる様になりましたが、68歳になった今も映画やドラマに多数出演されています。

昭和・平成・令和と3つの時代を股にかける大女優としてこれからも活躍して欲しいと思います。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。