“１音(いちおん)ネーム”とは？
今年、当ブログの記事に新しく登場した“１音(いちおん)ネーム”という名前タイプ。
今後も度々登場する事になると思いますので、どういう名前か一目で分かる様ここで改めて解説しておきたいと思います。
◉なぜ“１音ネーム”なの？
では１音ネームとはどんな名前なのか、
俳優の小栗旬さんを例に挙げて説明させて頂きます。
ひらがなで書くと おぐり しゅん となり、
下の名前が１音節になります。
音節とは声に出して発音出来る最小単位の事を言います。
小栗旬さんの様に拗音（小さい「ゃ・ゅ・ょ」が付く音）の場合文字数では「しゅん」と３文字になりますが、小さい「ゅ」も「ん」も単独では発音出来ないので音節では１音節になります。
歌手の郷(ごう)ひろみさんの様に苗字が１音節の方もいらっしゃいます。
“ごう”は仮名で見ると２文字でも音では１音節ですね。
苗字か下の名前のどちらかが１音節になっている名前を“１音ネーム”と呼びます。
◉その特性（適性）は？
全体的に文字数が少なくなるので“ロイヤルネーム”になるのは難しいですし、“ツーペアネーム”や“ノブナガネーム”はとうてい無理です。
しかし１音で「ケン」や「ゴー」などインパクトが強く、ファンも呼びやすい名前と言えます。
俳優では松平健(まつだいらけん)さんや
要 潤(かなめ じゅん)さんに綾野剛(あやのごう)さん、
あと既に亡くなられた方では高倉健(たかくらけん)さんなどが該当します。
歌手では平井堅(ひらいけん)さんに高橋優(たかはしゆう)さん、
歌手兼俳優では星野源(ほしのげん)さんなどが。
そしてスポーツ関係では世界のホームラン王、
王 貞治(おう さだはる)さんも該当します。
女性では研(けん)ナオコさんをはじめ、
下の名前が「ゆう」の
やしろ優(ゆう)さんなどがいらっしゃいます。
更に女優の杏(あん)さんや
ピンク・レディーのMIEさん、
タレントのYOUさんなど、
下の名前だけを芸名にしている“ショートネーム”の方もいて、ジャンルはバラバラの様です。
多いと言えるのはジャニーズ系のアイドルで、
嵐の櫻井翔(さくらいしょう)さんに松本潤(まつもとじゅん)さん、
元関ジャニ∞の錦戸亮(にしきどりょう)さんなどが該当します。
キラキラネームとはいかないまでも、比較的新しい「カッコいい」系の名前が多いですね。
ただ一方で、志村(しむら)けんや加藤茶(かとうちゃ)さん、
高木(たかぎ)ブーさんや荒井注(あらいちゅう)さんなど、
ドリフターズ系にも多い事をお忘れなく。
まぁドリフターズも昔はアイドル的人気（？）だった訳ですから。
私もまだ徹底的に調べた訳ではなく、記憶の引き出しから引っ張り出しただけでもこれだけの方がいらっしゃいますので、他にもたくさんいらっしゃると思います。
苗字か下の名前のどちらか、あるいは杏さんの様にショートネームでも１音節の名前を“１音ネーム”と呼ぶ事だけ覚えておいてください。
注：この内容は随時、追記・修正する事があります。
この様に画数ではなく母音や文字に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか？というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。
