矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

坂上忍さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第88回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第88回目の今日は坂上忍さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとSAKAGAMI  SHINOBUとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

“なめらかネーム”の特徴は、まず男女を問わず俳優業に強いという事です。 

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坂上忍さんはまだ3歳だった頃、芸能事務所でもあった劇団若草(現在は事業停止)が家の近所にあったそうで、『友達が出来れば良い』ぐらいの気持ちで親が所属させたところ、たちまちドラマデビューを果たし、天才子役と呼ばれるようになりました。

 

また、歌手業においては男性の場合、演歌やロックなどの「男らしい歌」を唄うと成功するという傾向があります。 

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坂上忍さんは17歳の時ロック歌手としても活動を始め、

「J.D.BOY」「さよならマンディ」「MIDNIGHT DANCE」など・・・

え?知らない?・・・まぁ俳優として運を使っていたのと、14歳で既に個人事務所を立ち上げて活動していた為に、歌手としてのプロモーションの仕方がよく分かっていなかったからかも知れません。

(この頃のVTRが日本テレビに残っていて「得する人損する人」出演時には頻繁に流されてイジられていたので、最近ご覧になった方も多いでしょう。)

結局シングルは6曲で断念しましたが、もう少し続けていればヒットしたかも知れませんし、成功とは言い難いにしても一応ロックを唄おうとしたところになめらかネームの性質が・・・フォローが苦しいですね。例外と認めましょう。

 

◉何故か司会者に、そしてお昼の顔に

 

歌手業は上手くいかなかったものの、俳優業のほうは確かな演技力に定評があり順調でした。40歳を過ぎた頃には子役の育成の為に養成所を開校、講師として直接指導に当たり、度々その厳しい指導の様子がテレビでも取り上げられました。

それだけ厳しい人にテレビで喋らせたら面白いんじゃないかと、バラエティーのオファーが増え始め、狙い通り坂上さんは毒舌を吐きまくります。

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するとなめらかネームの司会者運が発動し、「笑っていいとも!」の後番組「バイキング」の月曜司会者に抜擢されました。その後も民放各局から司会のオファーが殺到し、肩書が俳優から司会者へと、ほぼ完全に移行しました。挙げ句の果てには「バイキング」の全曜日のメインMCを担当する様になり、タモリさんの後を継ぐ“お昼の顔”となったのです。

 

これでなめらかネームの特性である俳優運、歌手運、司会者運を全て活かしきった(歌手運は活かしきれませんでしたが)訳ですが、何より感心するのはその体力ですね。

「バイキング」月〜金の帯以外にも「つぶれない店」や「シンソウ坂上」など多数レギュラーを抱え、不定期のスペシャル番組でもMCを務めています。

帯番組のMCと言えば「いいとも!」のタモリ(本名:森田一義)さんや、

アナウンサー出身の方では

かつて朝と昼の帯番組を同時期に担当したみのもんたさん、

報道ステーション」前任の古舘伊知郎(ふるたちいちろう)さん、

そして現在の羽鳥慎一(はとりしんいち)さんや

宮根誠司(みやねせいじ)さんなど、

なめらかネームの方が多いのですが、芸能界とは無縁のもう一つの性質、

『健康で丈夫な身体になる』

(野球ではイチローさん(本名:鈴木一朗)や

サッカーでは三浦知良(みうらかずよし)さんなど)

という一面が活かされ、帯の司会を続けていられるのでしょう。

 

お酒も煙草も大好きな坂上忍さん、身体が丈夫だからといって図に乗らない様、健康面には気を使って欲しいものです。芸能生活50年のキャリアでもう怖いもの無し、これからも言いたい放題言い続けて頂きたいですから。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。