勝手にお名前診断 (第23回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第23回目の今日は島田紳助さんです。
ローマ字で書くと SHIMADA SHINSUKE となります。
今回までのクイズやお名前診断に何度も登場した“なめらかネーム”でもなければ、“リターンネーム”でもありません。
「名前の法則」で重要なポイントとなる2箇所の母音が違うのです。
①苗字の最後の文字「DA」と下の名前の最初の文字「SHI」
②苗字の最初の文字「SHI」と下の名前の最後の文字「KE」
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から
“ノーペアネーム”と呼びます。
そうです、またも「不安定」なノーペアネームです。
芸名は「名前の法則」的に見て良い名前ではないのですが、
本名も長谷川公彦(はせがわきみひこ)といい、こちらもノーペアです。
容姿や才能は、決して恵まれたものではなかったと思いますが、それでも芸能界のトップにまで登りつめたのには並々ならぬ努力があったはずです。
紳助・竜介でデビューし、B&B、ツービートらと共に漫才ブームの火付け役となりました。
しかし漫才ブームはそう長く続かず、それを見透かしていたかのように次の手を打ち始めていたビートたけしさんに習って、司会業に挑戦し始めます。
最初は「歌のトップテン」で和田(わだ)アキ子さんとの共同司会からスタートしましたが、やがては単独でクイズ番組や報道番組の司会を務めるようになりました。
学生時代はヤンチャでろくに勉強などしていなかった筈なのに、大人になってから人一倍勉強して報道番組の司会まで任されるようになったのですから、その努力は察するに相当なものだったでしょう。
漫才時代から持ち前の毒舌に、努力で得た知識を絡めたトークは唯一無二のものとなり、芸能界でもトップクラスの人気司会者になり上がります。
「名前の法則」的に見て良い名前ではないのにビッグになったのですから、一見例外に思えますが、運ではなく努力で地位を勝ち取ったと考えれば、ある意味それも法則に当てはまっているという事になります。
芸能界で名前の適性に合わないジャンルでのし上がろうとすると、人一倍努力しなければならないのです。
◉さんまさんとの“陰と陽”
では司会者の適性に合っているのはどんな方なのか。その代表的な例が
明石家(あかしや)さんまさんです。
そのお名前は司会者向きのなめらかネームと、バラエティー向きのリターンネームを兼ね備えた“フォーカードネーム”(上記の2箇所、4つのポイントの母音が全て同じ)です。
さんまさんはタレント好感度調査でも常に上位に名前が挙がる人気者ですが、実はこのさんまさんと紳助さんが同期なんです。
紳助さんが昔よく妬むようにこんな事を言っていました。
「さんまは“陽”や。太陽みたいに明るい。だから人がどんどん集まってくる。
それに比べて俺は“陰”。日陰みたいに暗くて人相も悪いから、黙ってたら誰も寄ってけえへん。だからあいつが持ってない物を身に付けなあかんねん。」
そんな思いが彼を努力の虫にしたのでしょう。
ここでもう一度本名を見返して頂きたいのですが、「き」という文字(音)が入っています。
名前に「き」が入る方は自分に厳しい方が多く、特に仕事に関してはストイックなまでに努力し、自分を追い込みます。
ただ、その努力が度を越して「無理をしていた」のではないでしょうか。
その無理がストレスとなり、障害事件を引き起こす要因となったと思えてならないのです。
引退は足を掬われるような形になりましたが、あれだけの地位を一瞬で失ったのですから、最後まで決して「運が良かった訳ではない」と言えるでしょう。
名前のもたらす運命が、陰と陽をくっきり分かつ結果となったのです。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
※この著書には島田紳助さんに関しての記述はございません。

◆◆有名人名前の法則 / 矢名樹ヒロタカ/著 / 幻冬舎メディアコンサルティング
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。