勝手にお名前診断 (第23回)※2020.11.23改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第23回目の今日は島田紳助さんです。
ローマ字で書くと SHIMADA SHINSUKE となります。
苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「し」、
フルネームの最初の文字「し」と、最後の文字「け」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちです。
本名は長谷川公彦(はせがわきみひこ)といい、こちらもノーペアネームです。
容姿や才能は、決して恵まれた物では無かったと思いますが、それでも一時は芸能界のトップクラスにまで登りつめたのには並々ならぬ努力があった筈です。
元々は松本竜介(まつもとりゅうすけ)さんとの漫才コンビ紳助・竜介でデビューし、B&B、ツービートらと共に漫才ブームの火付け役となりました。
しかし漫才ブームはそう長く続かず、それを見透かしていたかのように次の手を打ち始めていたビートたけしさんに習って、司会業に挑戦し始めます。
最初は「歌のトップテン」で和田(わだ)アキ子さんとの共同司会からスタートしましたが、やがては単独でクイズ番組や報道番組の司会を務めるまでに至りました。
漫才時代から持ち前の毒舌に、努力で得た知識を絡めたトークは唯一無二のものとなり、芸能界でもトップクラスの人気司会者になり上がります。
司会者向きではないノーペアネームなのに人気司会者になったのですから、一見例外に思えますが、運ではなく努力で地位を勝ち取ったと考えれば、ある意味それも法則に当てはまっているという事になります。
学生時代はヤンチャでろくに勉強などしていなかった筈なのに、大人になってから人一倍勉強して報道番組の司会まで任されるようになったのですから、その努力は察するに相当なものだったでしょう。
芸能界で名前の適性に合わないジャンルでのし上がろうとすると、人一倍努力しなければならないのです。
成功した要因はもう1つ、芸名“島田紳助”には「し」という文字が2つ入っています。
この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。
(斜体文字が加筆した部分です)
この“ワンモアネーム”は、お笑いタレントの場合はコンビでも成功してピンでも成功するという運がある様なのです。
ビートたけしさんの本名北野武(きたのたけし)にも「た」という文字が2つ入っていますね。
残念ながら元相方の松本竜介さんの本名は松本稔(まつもとみのる)と、芸名・本名ともワンモアネームではありません。
◉さんまさんとの陽と陰
では司会者の適性に合っているのはどんな方なのか。
その代表的な例が明石家(あかしや)さんまさんです。
そのお名前は司会者向きの“なめらかネーム”と、バラエティー向きの“リターンネーム”を兼ね備えた“フォーカードネーム”です。
さんまさんはタレント好感度調査でも常に上位に名前が挙がる人気者ですが、実はこのさんまさんと紳助さんが同期なんです。
紳助さんが昔よく妬むように言っていました。
「さんまは“陽”や。太陽みたいに明るい。だから人がどんどん集まってくる。
それに比べて俺は“陰”。日陰みたいに暗くて人相も悪いから、黙ってたら誰も寄ってけえへん。だからあいつが持ってない物を身に付けなあかんねん。」
そんな思いが彼を努力の虫にしたのでしょう。
ここでもう一度本名を見返して頂きたいのですが、「き」という文字(音)が入っています。
この様なお名前を“お・か・きネーム”といいます。
名前に「き」が入る方は自分に厳しい方が多く、特に仕事に関してはストイックなまでに努力し、自分を追い込みます。
ただ、その努力が度を越して「無理をしていた」のではないでしょうか。
その無理がストレスとなり、障害事件を引き起こす要因となったと思えてならないのです。
引退は足を掬われるような形になりましたが、あれだけの地位を一瞬で失ったのですから、最後まで決して「運が良かった訳ではない」と言えるでしょう。
名前のもたらす運命が、陽と陰をくっきり分かつ結果となったのです。
この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
※この本には島田紳助さんに関しての記述はございません。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。