矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

GLAY (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第127回)※2021.4.20改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第127回目の今日はGLAYの4人です。

 

GLAY=グレイという名前は“ドレミファソラシド”と同じく濁音「グ」の後にラ行「レ」が来る事から“ドレミネーム”と呼びます。 

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このタイプの名前を付けたバンドは爆発的な人気を得る傾向があります。

90年代後半にヴィジュアル系と呼ばれるバンドが溢れかえっていた中、GLAYは突出した人気を誇っていました。

グロリアス」「BELOVED」「口唇」「HOWEVER」「誘惑」「Winter,againなど次々とヒットを飛ばし、『GLAY EXPO '99 SURVIVAL』では驚異の20万人を動員するなど、正に時代の頂点に立ったのです。

メンバーそれぞれの名前はTERU、TAKURO、HISASHI、JIROと、やはり90年代頃から主流になり始めたニックネームの様な名義が使われていた為、「名前の法則」もこのままでは通用しません。

よって今回は本名を紹介しながら検証していきたいと思います。

(本名ですので対外的・商業的な影響は少ないと思われます。あくまで個人的・内輪的な話だという前提でご覧下さい。)

 

まずボーカルのTERUさんのお名前から見ていきましょう。

本名は小橋照彦(こばしてるひこ)といいます。

ローマ字で書くとKOBASHI TERUHIKOとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

リターンネームの男性は中性的な魅力を持つ方が多く、ボーカルも優しいバラード系が似合うものになります。GLAYがロックバンドでありながら「HOWEVER」の様なバラードが大ヒットしたのも、そこに要因があると思われます。

元々GLAYの結成当初はドラマーだったTERUさんが、デモテープを聴いたTAKUROさんの猛プッシュでボーカルに転向したそうで、その点にもリターンネームの前に出たがらない奥ゆかしさが感じられます。

更に全体を見るとKOBASHI TERUHIKOと、、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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この“ロイヤルネーム”の方がグループにいた場合は非常に目立つ中心的存在になります。また芸能界のジャンルに関係なく、モテる方が多いのです。

GLAYが圧倒的な女性人気を獲得したのもそこに要因があるのではないでしょうか。

母音で見るとリターンネーム+ロイヤルネームなので充分良い名前ですが、文字で見ても「こ」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”はバンドでもソロでも成功する運を持っています。

ただロイヤルネームがそれより強い“役”なので相殺されている感があり、TERUさんのGLAY以外での活動はゲストボーカリスト的なものが多く、ソロではまだ曲を出していません。もしソロ活動をするなら“TERU”ではなく本名の小橋照彦名義にすればワンモアネームの特性も発揮される事でしょう。

 

続いてリーダーTAKUROさんのお名前を見てみましょう。

本名は久保琢郎(くぼたくろう)といい、

ローマ字で書くとKUBO TAKURO となります。

苗字の最後の文字「ぼ」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「く」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

このままだと「不安定」になりがちな“ノーペアネーム”という事で終わってしまうのですが、文字で見ると「く」の文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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この方の“ワンモア”な活躍と言えば、他のアーティストへの楽曲提供ですね。冒頭に挙げたGLAYの初期のヒット曲をほぼ全て作詞・作曲した事で、音楽業界の評価が上がりオファーが殺到したという訳です。同じワンモアネームでも昨日紹介したELT伊藤一朗さんとはそこが大きく違うところです。やはり優れた作詞・作曲が出来ると違いますね。

 

続いてギターのHISASHIさん。

本名は外村 尚(とのむら ひさし)といい、

ローマ字で書くとTONOMURA HISASHI となります。

苗字の最後の文字「ら」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「と」と、最後の文字「し」の母音が違います。

こちらは完全な“ノーペアネーム”です。 

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GLAYの中でも1番目立たない存在ではあります。作詞・作曲も出来ますがややマニアックでニッチな傾向があり、TAKUROさんの作るメジャーな曲に隠れてしまいがちです。

ノーペアネームの方が音楽業界で自立していくには相当な努力が必要ですが、これまたTAKUROさんが相当な努力家であると共にGLAY愛が強い方なので敵わないのです。

 

さて最後にJIROさんですが、

本名は和山義仁(わやまよしひと)といいます。

は?JIROは何処から来たんだと言いたくなりますが、GLAY加入前に所属していた「ピエロ」というバンドのボーカリストに名前を聞かれ、とっさに「JIRO」と答えた為だそうで、本人も何故自分が「JIRO」と言ったのかまったく分からないらしいのです。

ローマ字で書くとWAYAMA YOSHIHITOとなり、

苗字の最後の文字「ま」と、下の名前の最初の文字「よ」、

フルネームの最初の文字「わ」と、最後の文字「と」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

ただ苗字と下の名前で分けて考えるとWAYAMA YOSHIHITOと、それぞれ最初と最後が同じ母音になります。

この特別な条件に当てはまる“スライドネーム”でもあります。 

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このタイプは大きな転向や路線変更を成功させる方が多いのですが、先述の「ピエロ」というバンドは函館では人気があったそうなので、そこからGLAYに加入したと考えれば転向と言えるのではないでしょうか?

それにこの方だけが本名に由来しない名義だとすると、和山義仁からJIROになった訳ですから改名した様なものです。これはもう立派な転向でしょう。

また2005年に結成されたTHE PREDATORSザ・プレデターズ)というバンドの一員としても活動しています。あくまでGLAYと並行しての様ですが、こちらがもし軌道に乗れば本当の転向もあるかも知れません。

 

以上GLAYのメンバーの本名を炙り出して適性を調査してみました。GLAYに限らず昨今のバンドメンバーの名義はニックネームの様なものが多い為、相当有名なバンドでないと私も本名まで調べて診断する気にはなれません。

皆さんそれぞれお気に入りのバンドがあるでしょうから、この「名前の法則」で本名を診断してみると面白い結果が出てくるかも知れませんよ。

 

1994年のメジャーデビューから27年、GLAYも老舗バンドとなりました。

ドリカム、ポルノグラフィティ、E.L.Tなど“ドレミネーム”のグループも“リターンネーム”と同じぐらい継続性が高くなる様ですね。

年内にはニューアルバムの制作、発売が予定されているそうで、まだまだ何かやってくれそうです。(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。