勝手にお名前診断 (第103回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第103回目の今日は山口智充さんです。
このお名前は本名です。
ローマ字で書くとYAMAGUCHI TOMOMITSUとなり、
苗字の最後の文字「ち」と、下の名前の最初の文字「と」
フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「つ」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちで、人気が高まっても長続きしにくいという特徴があります。
山口智充さんはDon Doko Donというお笑いコンビでデビューし、相方は平畠啓史さんという方でした。ただ元々仲が悪かった事もあり、現在コンビでの活動は休止中だそうです。
今回はDon Doko Donというコンビではなく、あくまで山口智充さんの話ですので平畠さんの事は一旦置いておきましょう。
◉名前でも愛称でも損をしている?
唐突ですがこの智充というお名前、最初から“ともみつ”とはなかなか読めないですよね。漢字自体はそれほど難しい字ではありませんが、男性の名前としてはかなり珍しく、教えて貰って初めて読めるレベルだと思います。
更に読み方が分かった所で、フルネームで呼ぼうとすると言いにくい感じがします。特に苗字の最後の「ち」から、下の名前の最初の「と」に移る辺りではっきりした音が続く為にそう感じるのですが、以前このブログでも特上の“なめらかネーム”と紹介した、松浦亜弥(まつうらあや)さんをフルネームで呼ぶ時の言い易さに比べたら、その差は歴然だと思います。
そんな言いにくさをカバーする為に、山口智充さんには“ぐっさん”という愛称があるのですが、これはこれで相当親しい距離感にならないと呼びにくい感じがしますよね。先輩ならまだしも、仕事仲間程度で下手に呼ぶと馴れ馴れしく思われそうですし、増してや後輩からはとても呼べないでしょう。親しみを込めて呼ぶ為の筈なのに、かなり親密になるか相当なファンでないと呼びにくい、難易度の高い愛称だと思うのです。
そのせいか山口智充さん・・・呼びにくいので以下山口さんとしますが、モノマネの数が豊富でまたクオリティーも高く、なおかつ歌も上手いというハイレベルなエンターティナーでありながら、ゴールデンタイムのバラエティーに出演する機会が余りにも少ないのです。
メインMCを務める冠番組も何本か持っていますが、土・日の朝方やローカル放送ばかりです。たまにゴールデンのバラエティーに出たと思ったらアームレスリング。これでは山口さんの魅力が活かされず、そこらの筋肉芸人と変わり有りません。
あれだけの芸達者でありながら、その芸をテレビで滅多に見る事が出来ないのです。これは同じノーペアネームの小堺一機(こさかいかずき)さんとも似ています。かつて長きに渡ってMCを務めた「ごきげんよう」は昼過ぎからの放送でしたし、現在もゴールデンタイムでお見掛けする事は滅多にありません。
何故でしょう?ただバカ食いするだけの芸人やドッキリを仕掛けられてナンボの芸人、ただひな壇に座っているだけの、芸人とは名ばかりの大して芸の無いタレントが大勢ゴールデンのバラエティーに出演しているというのに、本物の芸達者がなぜ朝の時間帯やローカル、BSなどに追いやられてしまうのでしょう。
だから今のテレビは面白くないと言われ・・・あ、愚痴が止まらなくなってしまいそうなのでこの辺で止めておきますが、山口さんはもっと人気が出て、もっとその芸を披露する場が与えられていい筈の、本物の芸人さんだという事が言いたかっただけです。
ただ山口さんをゴールデンタイムで見掛ける機会はあります。それはCMです。
とは言っても一時期に比べると頻繁に見掛ける程ではなくなったのですが、CMでしか見かけないと感じている方も多いのではないでしょうか。
ノーペアネームは女性タレントが圧倒的にCMに強いのですが、男性でも最近は出川哲朗(でがわてつろう)さんが大活躍されている事から見て、まあまあ強いのではないかと思います。
しかし俳優運は弱いので、ドラマの出演も少ない気がしますね。何度か見て演技は上手いと思ったのですが、それでも起用されにくいのは運の無さでしょう。
歌手運も無い名前なので歌の上手さもなかなか披露出来ません。
かつては宮迫博之(みやさこひろゆき)さんとのユニットで「ムーンライト」や「全てが僕の力になる!」などがヒットしましたが、くずというユニット名が“リターンネーム”(2文字で同じ母音なので厳密にはリターンではなくストレート)だったからだと思います。しかもコントのキャラクターである“ANIKI”という名義だった為、山口智充という名前は完全に隠れてしまっていましたからね。
ここでようやくですが、元(?)相方の平畠さんについても触れておきましょう。
この方のほうがもっと最近見ないとお思いの方も多いでしょうが、
平畠啓史(ひらはたけいじ)と最初が「ひ」で最後が「じ」なので一応リターンネームです。
そのお陰かサッカー好きが興じてサッカー関連の番組には今も出演しているそうです。(地上波では無い)趣味が興じてレギュラー番組を獲得するという意味では以前紹介したバイきんぐの西村瑞樹さん(リターンネーム)と似ていますね。お笑い適性の低さも似ているんじゃないかと・・・。
12年間MCを務めた土曜朝の「にじいろジーン」という番組が間も無く最終回となります。ベッキーさんや清水富美加(しみずふみか)さんの降板にもめげずに続けてきたのですが、それにしても山口さん、パートナー運が良くないのでしょうか?まぁ宮迫さんはくずとして一緒に活動しなくなって大分経ってからでしたが、ことごとくパートナーが活動休止状態になるのは不運としか言いようが無いですね。
「にじいろジーン」が終了するとますます山口さんを見る機会が減る訳ですが、いっそこれを機会にゴールデンのレギュラーを掴んで欲しいものです。
宮迫さんが復帰したら“くず復活”なんてのも良いかも知れません。
あ、Don Doko Donは別に復活しなくてもいいかな。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。