矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

アンガールズ(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第244回)※2021年1月20日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第244回目の今日はアンガールズのお二人です。

 

それぞれのお名前は田中卓志さんと山根良顕さん。

お二人とも本名です。

 

大学のサークルで知り合った2人は、広島から上京して2002年にコンビを結成しました。

アンガールズというコンビ名は、2人ともナヨナヨしていたので田中さんが「ガールズ」と名付けようとした所、山根さんが「男2人でガールズはおかしいだろ」と、否定の意味の「アン(un)」を付け加えたものです。

最初の文字「ア」と最後の文字「ズ」の母音が違うのでレギュラー運の強い“リターンネーム”ではありません。地元の広島以外ではメインのレギュラー番組がほとんどないのはその為と思われます。(もちろん理由はそれだけではありませんが。)

2004年に「爆笑問題のバク天!」という番組の中で、当時の人気ネタ番組エンタの神様!」には絶対出られないコンビを紹介するコーナーに登場して注目されて、コント番組を中心に活躍する様になり「キモかわいい」と表現されて人気者となりました。

 

まず田中卓志さんから見ていきましょう。

ローマ字で書くとTANAKA TAKUSHIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。 

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なめらかネームは司会者、俳優向きの名前ですが、そのオファーが少ないのは・・・言わなくても分かりますよね。

なめらかネームは「身体で稼ぐ」タイプなので、田中さんも必然と身体の一部である顔が売りになっていきました。

ブサイク芸人と呼ばれて顔を売りにしている他の芸人も、計らずもなめらかネームが多いのです。

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顔だけではなく体型や動きも気持ち悪く、カニ(厳密にはタカアシガニ)のものまねなどはバラエティーでも大きな武器となっています。

またリターンネームの様に雄弁なタイプではありませんが、少し喋っただけでも客席から悲鳴が上がる(よだれを垂らす事もある)ほど、桁違いの気持ち悪さなので番組のディレクターも面白がって「また使おう」となるのです。

 

母音ではなく文字で見ると(なかくし)と、「た」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

お笑いタレントでこの名前タイプの方は、コンビで成功してピンでも成功する“ワンモア”な活躍をされる方が多いのです。 

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アメトーーク!」などでも1人で出演する事が多く、企画的に弱いと思われる回でもコロナ前は田中さんが客席にダイブ(江頭2:50さん風に)するだけで盛り上がっていました。困った時の保険の様な役割を任せられる、心優しき怪物(モンスター)なのです。

 

一方の山根良顕さんは、YAMANE YOSHIAKIとなります。

苗字の最後の文字「ね」と、下の名前の最初の文字「よ」、

フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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“ノーペアネーム”は司会者向きでも俳優向きでもありません。なのでそのオファーが少ないと思われます。(この方の場合も理由はそれだけではありませんが。)

 

コンビで「キモかわいい」と持て囃されていた(世間がどうかしていた)のはもう10年以上も前で、それ以降は田中さんだけにテレビ出演オファーが殺到し、山根さんはアンガールズの単独ライブ以外の仕事がどんどん少なくなっていきました。

ノーペアネームは安定しない名前なのです。

元々コントのネタを作っていたのも田中さんなので、山根さんは1人にされると何も出来ないのですね。

結局最近はインスタグラムに、愛娘の為に作ったお弁当の写真をアップして「美味しそう」と評判になっている様です。あれ?お笑いは・・・?

 

アンガールズというコンビ名が継続性の弱い“ノーリターンネーム”の為か、格差が生じて2人で出演していた「バイキング」まで今や田中さんのみの出演となってしまいました。

コンビのどちらかが“なめらかネーム”の場合、なめらかネームのほうが芸能界に生き残る説(今のところ当ブログ内のみ)があります。 

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だから最早「かわいい」もなく、ただ「キモい」だけの田中卓志さんのほうが残ってしまったんですねぇ。

余談ですが名前に「アン」が付くコンビは他にアンタッチャブルアンジャッシュなど、売れてもどちらかに片寄ってアンバランスになる傾向が強い様です。

 

最近で田中さんが一番輝いた瞬間は何と言ってもアメトーーク!」の特別企画「芸人体当たりマン決定戦」ではないでしょうか。

文字通り体を張った競技の連続なのですが、中でも“巨大扇風機”の前に立った田中さんの姿は爆笑の渦を巻き起こし、他の芸人のどんな面白いトークも吹き飛ばしてしまう程の破壊力なのです。

正に「身体で稼ぐ」タイプの真骨頂と言えるでしょう。

(斜体文字が加筆した部分です)

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。