「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
『さぁ!今日もクイズを出すか。』
「いや、今日は私が出します!」
『何でだよ!?昨日のクイズ好評だっただろが!』
「どこがですか!?皆さんのコメントからも引いてる感じが伝わってきましたよ!誰も本題に触れてなかったし・・・。」
『いや昨日は確かに調子に乗り過ぎたな。でも今日はもう大丈夫、ちゃんとしたクイズ用意したから。』
「本当ですか?」
『任せとけって。』
よし!じゃあ早速クイズだ!
ベッキー・マギー・シェリー。
この3人の名前の共通点は何だ?
今回はハーフタレント編・・・
「待ってください、シェリーさんは確かアルファベット表記でSHELLYでしょ?」
『細かい事気にすんなって。どうせカタカナにするんだから、手間が省けるってもんだろ?』
「カタカナにするって事は、ひょっとして・・・?」
ヒント1:最後の文字に注目してくれ。
「もうそれ答え言ってるようなもんじゃないんですか?」
『うるせぇなぁ!お前の“矢名樹”って漢字、変換候補に出てこねぇんだよ!』
「それとこれと今関係ないでしょ!?」
〔あのー、ホントは思ってないと思うんですけどー、結局1文字ずつ変換しないといけないんで、面倒くさいんですよねぇ。〕
「えっ!?誰?今の・・・?」
ヒント2:最後から1つ前の文字にも注目してくれよ。
「いや簡単過ぎませんか?もう答え出てるでしょ?」
『うるせぇなぁ!お前もう9ヶ月近くブログやってんのに、読者数100人ちょっとって、少な過ぎるだろ!』
「ウッ!そ、それは言われたくなかった・・・。」
〔あのー、ホントは思ってないと思うんですけどー、ペンネームをツーペアネームにしてる割には人気無いんじゃないかって、みんな言ってます。〕
「だから、誰!?・・・。」
さぁもうみんな分かったよな。
じゃあ正解を発表するぜ。
正解は、最後が「ー」(伸ばし棒)で終わってるってところだ。
「でしょうね!・・・みんな分かってましたよ!」
『おっと!それだけじゃねぇぜ!』
最後から1つ前の文字の母音が、3人とも「イ」になってるんだ。
こういう名前を「イー」で終わる事から“ラッキーネーム”と呼ぶんだ。
「いや勝手に名付けないで下さい!何ですかラッキーネームって?他に誰がいるんですか?」
『この3人だけだよ。』
「えっ!?もう終わりですか?・・・他にハーフタレントいっぱいいるのに、3人だけ?」
『3人もいたら充分だろ?』
「いやトリンドル玲奈(れいな)さんとか、トラウデン直美(なおみ)さんとか・・・。」
『その2人はお前の得意な“ロイヤルネーム”じゃないか?』
「得意って訳じゃないですけど・・・、ダレノガレ明美(あけみ)さんは?」
『ダレノガレは“レ”とか“け”とか、無駄に「エ」の母音が多過ぎて、5つの母音が揃わねぇなぁ。』
「まぁそれはロイヤルネームになるかどうかの、私達の一方的な偏見ですけどね。」
この様に・・・
「いや締めるの早過ぎます!尺が足りてないんですよ!いつもの半分もいってないですから。」
『いいじゃねぇかたまには。パッパッと終わらせて、チャチャっと帰ろうぜ。』
「私はいつもクイズで紹介した3人以外に、こんな方々も該当しますって、やってるでしょ?そういうの無いんですか?」
『じゃあ、タッキーは?』
「ハーフじゃないでしょ?」
『ガッキーは?』
「新垣結衣(あらがきゆい)さんの愛称です!」
『くっきーは?』
「もういいです!やっぱりあなたに任せたのが間違いでした。」
えーもうあまり時間もないんですけど、私からもう1問出しますね。
これも1本じゃ弱いかと思って出さなかったクイズなんですけど、プロ野球もようやく開幕する事だし、この機会に出したいと思います。
それではクイズです。
野村克也・古田敦也・梨田昌孝。
この3人の名前の共通点は何でしょう?
今回は捕手(キャッチャー)編です。
今まで投手(ピッチャー)と野手(バッター)はやりましたが、キャッチャーはまだでしたので。
『キャッチャーも最後が「ー」(伸ばし棒)だな。』
「別にそこに合わせたつもりはないですけど。」
ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。
野村克也=NOMURA KATSUYA
古田敦也=FURUTA ATSUYA
梨田昌孝=NASHIDA MASATAKA
ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してください。
『梨田と言えば“コンニャク打法”だな!』
「すいません、野球知らない方は分からないですよね。先日コロナウイルスに感染して、無事回復された方、と言うほうがわかりやすいかな?」
もうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。
正解は苗字(性)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じという点です。
その為本来は一瞬途切れがちな、性と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。
『阿部慎之助(あべしんのすけ)はなめらかネームじゃないぞ!』
「阿部慎之助さんや谷繁元信(たにしげもとのぶ)さんは5つの母音が全て入るロイヤルネームですね。」
『先程、アメリカの、トランプ、大統領と、電話で、会談を、致しました。』
「何を言ってるんですか?」
『私達の、意見は、完全に、一致、しました。』
「それは安倍晋三(あべしんぞう)さんです!」
キャッチャーは野球の“守備の要”と言われていて、ピッチャーをリードしなきゃいけないし、150km以上のスピードボールや、鋭く落ちるフォークボールも捕らなきゃいけない。
プロテクターやキャッチャーマスクも、試合中に何度も取ったり着けたりしないといけないし、つま先立ちでしゃがむ姿勢も続けるのはつらい。
他の野手より何倍も負担の大きい重労働なので、バッティングの成績が低くなっても仕方ないとされているんです。
しかしここに名前を挙げた方々は、現役時代バッティングでも高い成績を上げ、チームの優勝に貢献した方ばかりです。
そういう“打てるキャッチャー”は、やはりなめらかネームやロイヤルネームなどの“強い名前”の方が多いのです。
「これで何とか1回の記事としてまとまったかな?」
『もう終わりか?たった5人じゃないか!』
「あなた、3人だけだったでしょう。」
『いやまだもう1人いたんだよ。』
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
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『実は先週言い忘れたんだけど・・・。』
「えっ?先週?」
『IKKO(イッコー)の本名も、豊田一幸(とよだかずゆき)ってなめらかネームなのよ〜!』
「うわ〜!また戻った〜!」
『マボロシー!(母音「イ」の後伸ばし棒)』
(来週はもう少しちゃんとした記事にします。)
ではまた次回をお楽しみにー。