矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

井森美幸・小倉優子・菊地亜美の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

井森美幸小倉優子菊地亜美。この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はアイドル編、と言ってもただのアイドルではなくバラエティーアイドル、俗に“バラドル”と呼ばれる方々ですが、この3人の名前に共通点があるんです。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

井森美幸 =IMORI  MIYUKI

小倉優子 =OGURA  YUKO

菊地亜美 =KIKUCHI  AMI

 

井森美幸さんは“なめらかネーム”(苗字の最後と、下の名前の最初の母音が同じ名前)でもありますが、他の二人は違いますよね。共通点は他にあるという事です。

 

ヒント2:両端に目を向けてみましょう。答えが見えてくる筈です。

 

 

もうわかりましたね。では正解を発表しましょう。

 

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

 

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

 

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

 *今回初めてご覧になる方へ向けての説明です。

 

  “リターンネーム”は女性歌手だけでなく、バラエティーでも効力を発揮する名前なのです。この3人、バラドルという点は共通していますが、原点はそれぞれ違いますよね。

井森美幸さんは80年代のソロアイドル、

小倉優子さんはグラビアアイドル、

菊地亜美さんはアイドルグループの元メンバーでした。

 

では改めて、各カテゴリーごとに他の該当者も紹介しましょう。

井森美幸さんと同じ80年代のソロアイドルでは、

森口博子(もりぐちひろこ)さんや西村知美(にしむらともみ)さん。

 

小倉優子さんと同じグラビアアイドルでは、

山田(やまだ)まりやさんや小池栄子(こいけえいこ)さん、

吉岡美穂(よしおかみほ)さんに重盛(しげもり)さと美さん。

 

菊地亜美さんと同じアイドルグループの元メンバーでは、

谷澤恵里香(やざわえりか)さんや野呂佳代(のろかよ)さん、

岡井千聖(おかいちさと)さんに西野未姫(にしのみき)さん・・・と、

 

恐ろしい程の結果が出てしまいました。当てはまり過ぎてこわいくらいです。

参考記録としてアイドルではありませんでしたが、80年代にソロ歌手としてレコード大賞の最優秀新人賞を受賞した経歴もあるマルシアさんも、最初と最後の母音が同じです。)

 

もうこれでリターンネームはバラエティー適性がある、と認めざるを得ませんね。

 

朝日奈央(あさひなお)は該当しないだろっ!」て?・・・確かに、朝日奈央さんはリターンネームではありません。

しかし、名前の適性に合わないジャンルで活躍しようとすると、相当頑張らないといけない様で、顔中に輪ゴムを巻いたり、目や鼻に10円玉を入れたりという、努力(?)をしないといけません。

 

もう一人、アイドルではなくモデル出身の鈴木奈々(すずきなな)さんもバラエティーで大活躍していましたが、リターンネームではありません。

この方も「ローション相撲」や「鼻フック」などの“努力”をしていましたね。

何がそこまでさせたのかは分かりませんが・・・。

 

え?「指原莉乃(さしはらりの)はどうなんだ?」って?

確かに一見例外のようですが、彼女はほとんどの場合“さしはら”と呼ばれています。(先輩タレントはもちろん、AKB48のファンからも)

フルネームでは該当しないのですが“さしはら”と呼ばれることでリターンネームになるので、バラエティーで大活躍しているんです。

少々強引かもしれませんが、彼女の通称はもう“さしはら”なんですから。

 

ちなみにアイドル以外のジャンルでも、フリーアナウンサー高橋真麻(たかはしまあさ)さん、料理愛好家の平野(ひらの)レミさん、元なでしこJAPANの丸山桂里奈(まるやまかりな)さんなど、肩書きを問わずバラエティーで重宝される方が多いようですね。

あと、マルシアさんのように短い名前の方も、千秋(ちあき)さんやスザンヌさん、アンミカさんなど、バラエティーでよくお見掛けする方は最初と最後の文字の母音が同じなんです。リターンネーム恐るべし・・・。

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方は是非こちらをご覧下さい。

ではまた次回をお楽しみに。