勝手にお名前診断 (第9回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第9回目の今日は武田鉄矢さんです。
ローマ字で書くとTAKEDA TETSUYAとなり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
この武田鉄矢というお名前は本名だそうです。
リターンネームの特徴の一つとして、話しが上手い(話し好きな)方が多い傾向があります。
武田鉄矢さんの巧みな話術には思わず聞き入ってしまいますし、おそらくご本人も話し好きなのでしょう。だからバラエティーでもよくお見掛けするのです。
俳優では陣内孝則さんや大泉洋さんもよく喋るイメージがありますね。
「身体で稼ぐ」“なめらかネーム”に対して「口で稼ぐ」のがリターンネームなのです。
武田鉄矢さんは「金八先生」で俳優として大成しましたが、元々は海援隊というグループのミュージシャンです。
以前、男性歌手はなめらかネームが向いているという話しをしましたが、
それは演歌やロックなどの「男らしい」歌にはなめらかネームの方が良いという事で、海援隊はロックバンドではなく、フォークソング(ニューミュージック)系のグループでした。
その為ヒットソングも「母に捧げるバラード」や「贈る言葉」など、スローなテンポの曲ばかりです。
(余談ですがロック調の曲に挑戦した「JODAN JODAN」はお世辞にもヒットしたとは言えません。三又又三さんがモノマネでよくやっていましたが・・・あ、本当に余談になってしまいました。)
だからリターンネームで良かったんですね。
もう一つリターンネームで良かったと思えるのが「金八先生」です。
なめらかネームは当たり役やヒット作に恵まれる、俳優向きの名前です。
どのような方が当たり役やヒット作に恵まれているかはこちらをご覧下さい。
武田鉄矢さんにとって「金八先生」は正に当たり役なので「名前の法則」的には例外なのですが、この金八先生という役どころは、生徒たちに人生とは何か、本当の教育とは何かなどの教えを諭す雄弁さが求められる役です。
だからリターンネームの武田鉄矢さんが良かったんです。おそらく脚本の何ページ分もあるような長い説教、いや授業のシーンも演じられたのです。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって同じ歌手でもロック向きかそうでないか、俳優でもよく喋る役かそうでないかなどの違いで、それぞれの適性が見えてくるのです。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の適性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。