矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

有村架純さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第147回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第147回目の今日は有村架純さんです。
本名は読みは同じで“架澄”と書きます。

 

ローマ字で書くと=ARIMURA KASUMIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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広末涼子さんや戸田恵梨香さんが所属する芸能事務所フラームFLaMme)のオーディションに合格した有村架純さんは、2010年に出身地の兵庫県から上京して芸能生活をスタートさせました。
同年にドラマ出演、翌年には映画初主演を果たし、2013年に大ヒットしたNHKの朝ドラ「あまちゃん」で、小泉今日子(こいずみきょうこ)さん演じるヒロインの母の少女時代を演じ、一躍脚光を浴びました。


なめらかネームは人気運の強い名前でもある為、ある程度知名度が上がると一気に人気が急上昇する傾向があります。
有村架純さんも知名度が上がると一気にブレイクし、有名女優の仲間入りを果たしました。
ほんの一年前には水着姿でイメージビデオ(グラビアアイドルがよくやる仕事)などにも出演していたというのに、それらが急に「お宝」と呼ばれるようになる程の変貌ぶりだったのです。
以降はドラマ・映画ともほとんど主役級に昇格し、映画「ビリギャル」では金髪ギャルを演じて話題になりました。
CMでもau(KDDI)の「三太郎」シリーズで、当初は唯一の女性キャラクターだったかぐや姫を演じました。CMは2015年から現在まで続く人気シリーズとなったので、これも当たり役と言えるでしょう。ただタレントとして商品をPRするのではなく、ちゃんと役を演じている訳ですからね。
そして2017年には「ひよっこ」で、再び朝ドラに今度は主役として帰ってきます。脚本家の強い要望でオーディションを行わずに主役が決まったそうですが、「この人しかいない」と思わせる存在になっていたという事でしょう。

これだけの活躍を見て、本名の架澄の“澄”の字を“純”に変えた、おそらく姓名判断の占い師の方はほくそ笑んでいる事でしょう。“澄”より“純”のほうが画数的に良かったんでしょうね。
私が提唱する「名前の法則」は音で判断する方法ですので、どちらも“かすみ”なので結果は同じという事になります。
画数による姓名判断を否定する訳ではありませんが、もし本名の架澄のままで芸能活動を始めていても、この活躍振りはそれほど変わらなかったんじゃないかと思えますね。

 

◉広瀬姉妹との違い

 

有村架純さんには3歳上のお姉さんがいて、現在は有村藍里(ありむらあいり)という本名でタレント活動をしています。
整形手術を公表した事でも話題になったのでご存知の方も多いでしょうが、タレント格差では圧倒的に妹の架純さんのほうが上です。

同じなめらかネームなのに何故こんなにも差が付いてしまったのか?

藍里さんは架純さんがブレイクしてから後追いで芸能界に入った為、妹に迷惑をかけたくないと姉妹である事を明かさず、名前も最初は新井ゆうこという芸名を名乗っていました。
しかし現代の情報化社会の中、そんなカモフラージュがいつまでも通用する筈もなく、新井ゆうことして有名になる前に「有村架純の姉」である事がバレてしまいました。
そうなっては芸名を名乗る意味も無いと、本名の有村藍里で再スタートを切るのですが、今度は「売名行為だ」などと言われてしまいます。
妹が先に有名になっていた為に“二番煎じ”感が出てしまったんでしょう。

一方同じ姉妹でも広瀬アリスさんと広瀬すずさんは2人とも一線で大活躍されています。

それはおそらく、ほぼ同時期に有名になった為、“二番煎じ”感が出なかったからではないかと思うのです。
多少、妹・すずさんのほうが有名になるのは早かったかも知れませんが、その頃既に姉のアリスさんは芸能活動を始めて何年か経っていたので、「有名な妹にあやかろうとしている感じ」が出なかったんだと思います。

それにしても本名を名乗って「売名行為だ」と言われるなんて、有村藍里さんが可哀想に思えてなりません。姉妹である事を隠していたのに、バレて仕方なく改名したのだからもう少し暖かい目で見守ってあげましょう。

でもなめらかネームになったから、前よりは知名度上がったのかな。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

長澤まさみさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第146回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第146回目の今日は長澤まさみさんです。
このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くと=NAGASAWA MASAMIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また「さ」という文字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

まず“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。 

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東宝シンデレラオーディションにて2000年当時、史上最年少の12歳(小学6年生)でグランプリに選ばれた長澤まさみさんは、同年公開の「クロスファイア」で映画デビューすると、その後ティーン雑誌「ピチレモン」の専属モデルとなるなど、輝かしい芸能生活のスタートをきりました。

2003年に「ロボコン」で映画初主演を果たすと、翌2004年には「世界の中心で、愛を叫ぶ」のヒロイン役を演じる為に、自ら志願してスキンヘッドになります。
映画は興行収入85億円の大ヒットとなり、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など多数の映画賞を受賞しました。
ヒット作に恵まれた事もそうですが、まだ15、6の女の子が役の為とは言え、髪の毛を剃るというのは相当な覚悟があったはず。そこは芸名ではなく生まれ持ってのなめらかネーム、映画の為なら身体を張る事の出来る女優気質なのでしょう。


セカチュー”のヒットに伴って長澤まさみさんも大ブレイクし、映画では「タッチ」、ドラマでは「セーラー服と機関銃」など、次々と話題作の主演が決まります。
・・・と、ここまでは“アイドル女優”などとも呼ばれる、若い人気女優には起こりがちな現象です。まだ思春期の男子中高生から支持を集める(「長澤まさみって可愛いなぁ。」などとチヤホヤされる)年代ですからね。
その後大河ドラマや“月9”ドラマにも出演し順風満帆に見えましたが、チヤホヤされるアイドル的な人気が落ち着いた頃、若干の低迷期が訪れました。
(これも若い女優さんにはよくある事です。)

一時期隆盛を極めていただけに、少し人気が下がると心無い週刊誌やネットなどには「消えた」と言われる場合もありますが、この方はそんな局面を打破します。

映画「モテキ」で体当たりのラブシーンを演じて話題となり、人気を挽回させるのです。
やはり身体で稼ぐなめらかネーム、身体を張ると“吉”と出るようですね。

それ以降はいわゆる“アイドル女優”とは違い、しっかりとした大人の演技が出来る本格派の女優として評価され、再び注目を集めるようになりました。
若い頃のチヤホヤされる時期を過ぎて人気が下がると、バラエティーに進出するなどして別の道を模索したり、最悪の場合芸能界から消えてしまう方も過去には大勢いました。
しかしそこは女優向きのなめらかネームのプライドが、きっちり女優業で人気を再燃させたのです。
一度失いかけた人気を取り戻す、“ワンモアネーム”の力も働いた事も忘れてはいけません。

 

ドラマ「コンフィデンスマンJP」ではコミカルな役柄を演じ、映画「キングダム」ではアクションにも挑戦するなど演技の幅を広げ、女優としての評価は高まる一方です。
まだ32歳で代表作と呼べる作品がいくつもあり、今後も楽しみですね。
唯一気がかりなのは“なめらかネーム”の仕事を優先し過ぎる性質の為か、まだ独身であるところですが、まぁまだまだ若いので大丈夫でしょう。それに今は女優の仕事を楽しんでいる感じがしますから。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

BIGBANG・防弾少年団・BTOBの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。
BIGBANG・防弾少年団・BTOB
この3組の名前の共通点は何でしょう?

今回はK-POP男性グループ編です。

『B・TO・B! B・TO・B!ヒ〜ア!』
「それはB・K・Bです!昨日もやったでしょ!」
『意外とウケが良かったもんで、つい・・・。』

ヒント1:防弾少年団の別名はBTSです。

BIGBANG・BTS・BTOB。

あ、もう答えが見えて来ましたね。

『え?ひょっとして・・・?』

今回も簡単です。一応クイズ形式にしてますけど、クイズは別にどうでもいいんです。まぁ気楽に考えて下さい。

『まさかとは思うけど・・・。』
「多分いま思ってるので合ってますよ。言ってみてください。」
『“B”が付くって事?』
「その通り!」

正解は、どの名前も“B”が付くという事でしたー。

『簡単過ぎるだろ!?』
「いやぁ本当は今日、別のクイズ用意してたんですけど、ほら昨日女性グループの紹介だけで終わっちゃったじゃないですかー。だから女性読者からの、『何で男性グループは紹介しないのよ!?』みたいな声が・・・」

『あったのか?』
「いやありそうな気がしただけです。」
『無かったのかよ!』
「でも女性グループだけ紹介して男性グループ紹介しないってのも変かなぁって思って、男性グループの法則を探したら・・・。」
『“B”が付くグループが多かったと?』
「まぁそんな感じです。昨日の延長というかアンサーソング、いやアンサーブログですね。」

他にも“B”が付く韓国の男性グループは、
B1A4(ビーワンエイフォー)や
B.A.P(ビーエイピー)(2019年解散)
などがあります。

東方神起は“B”が付かないだろ!?』
「まぁ東方神起は例外ですかね。ほぼ日本語なので受け入れられやすかったんでしょう。」

韓国で人気の男性グループは“B”が付く名前が多いのに対して、
女性グループは昨日も紹介した
AFTERSCHOOL(アフタースクール)や
A pink(エイピンク)に加え、
April(エイプリル)や
AOA(エイオーエイ)など、
“A”が付くグループが多いんですねぇ。ちょっとした豆知識です。

『エイ!エイ!オー!』
「エイ!エイ!オー!じゃなくてエイオーエイです。西川貴教(にしかわたかのり)さんとコラボした事もありましたね。」
BoAは“B”も“A”も両方入ってるじゃないか!』
「あぁ、そうですね。ソロで韓国でも日本でも大人気になった事を思うと、それだけ強い名前だったと言えるでしょう。」


『で、今日これで終わりか?』
「いやせっかくですから、日本の“B”が付くグループも紹介しておきましょう。」
まず何と言ってもB'zですね。
あと頭文字ではないですがAKB48も“B”が付きます。
お笑いでは80年代の漫才ブームを牽引したB&Bや、
「ビー」という音で見るとツービートも入ります。
さらに個人名でビートたけしさんと、やはりビッグネームが揃います。

で、これら「ビー」が入る名前が何故良いのか?その理由について考えたところ、これしかないというバンドに行き当たりました。
ビートルズです。
世界的に有名なバンドであり、もちろん日本人も多大な影響を受けました。つまり、ビートルズの音楽が誰もが信じて疑わないほどの「良いもの」だったので、名前に「ビー」が入るものは良いものだと、潜在意識に刷り込まれてしまったんだと思います。

『衣類用と台所用、お風呂用と、あとトイレ用も欲しいわね。』
「あ、それは洗剤一式です。」

 

もちろんB'zやAKBの音楽、B&Bやツービートの漫才も「良いもの」だったから成功した訳ですが、あくまでも「名前の良い所」を解明しようとした結果でございますので、何卒ご理解頂きたいと思います。

 

この様に画数ではなく音や文字に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

ではまた次回をお楽しみにー。

 

『ちょっとこのバッグ持ってみろ。』
「うわっ!軽いですねこのバッグ!」
『バッグ・軽くて・ビックリ。B・K・B、ヒ〜ア!』
「結局最後それですか!」

 

『バイクだけに、ブン!ブン!』
「昨日と同じオチ!」

KARA・TWICE・BLACKPINKの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。
KARA・TWICE・BLACKPINK。
この3組の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はK-POPグループ編です。

『🎵ララララララ、ラ〜ラララララ、ラ〜ラララララ〜』
「韓国だけでなく日本でも大人気になったグループばかりですねぇ。」

ヒント1:いつもならここでローマ字にするんですけど、今回はカタカナにしてみましょう。

KARA         =カラ
TWICE      =トゥワイス
BLACKPINK=ブラックピンク

ヒント2:両端の文字に注目してください。

『🎵 I'm like T T、Just like T T、気づかない振り、やめて、やめて、』
「さっきから振り付きで唄ってますけど、文字だけのブログなんで見えてないですよ。」
『いいんだ、自己満足だから。』
「ならいいですけど。」

今回は簡単ですね。一応クイズ形式にしてますけど、正直クイズどうでもいいです。まぁ気楽に考えて下さい。

『🎵笑顔〜と歌声で〜、世界を照らし出せ〜、』
「え?何で“ももクロ”の歌を?」
『🎵行くぜ〜レッツGO!〜』
「行かないで質問に答えてください!」
『ブラックピンクだから、黒色と桃色だろ?ももいろと黒で“ももクロ”じゃないか!』
「いや“ももクロ”のクロはクローバーのクロです。黒色のクロじゃありません。」
『クロちゃんです!ワワワワ〜ッ!』
「さてはBLACKPINKの歌、知らないな?」


えー皆さんもうお分かりですよね。

では正解を発表しましょう。

どの名前も最初と最後の文字の母音が同じ、つまり“リターンネーム”という事でした。

『簡単過ぎるだろ!?』
「別にクイズにするまでもなく、大事なのはそこじゃ無かったんで。」

 

国内で活躍しているグループにリターンネームが多い事はこれまで散々語ってきましたが、これら韓国から日本に来て大人気になったグループもリターンネームが多いという事をお伝えしたかったんです。

少女時代(しょうじょじだい)はリターンネームじゃないだろ!?』
「まぁ少女時代は例外ですかね。もろ日本語なんで受け入れられやすかったんでしょう。」

でも他のリターンネームじゃないグループは、
4minute(フォーミニッツ)や

AFTERSCHOOL(アフタースクール)、
A pink(エイピンク)や

GFRIEND(ジーフレンド)など、
韓国では大人気のグループが日本でもデビューしていますが、そこまでの人気には至っていないという感じなんですよね。

あと個人名でもこれまで海外から日本に来て活躍された方は、

アグネス・チャンさん、
ジュディ・オングさん、
テレサ・テンさん、
マルシアさんと、
リターンネームの方が非常に多いんです。

BoAが入ってないじゃないか!』
「まぁ2文字ですから、短か過ぎて最初の母音に戻る暇もないって事でしょう。日本人の名前で言うと“愛”とか“唯”みたいなものですよ。」
『え?BoAって下の名前なの?』
BoAさんの本名は權寶雅(クォン ボア)といって、下の名前から取ったものです。あともう1つ、ニックネームの略称でもあるんですけど・・・。」
『略称?』
「天使の鼓動=Beat of Angelの頭文字を取ってBoAという意味もあるんです。」
『へぇ〜、ニックネームの略称って事はBKB(バイク川崎バイク)みたいなもんか?』
「あ、一緒にしないでください。」

 

まぁグループ名でも個人名でも、海外から日本に来て受け入れられやすいのはリターンネームが多い。つまりリターンネームはパスポートみたいなものじゃないかという事です。


この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『そんなにこの本買って欲しいのか?』
「ええ、出来るだけたくさんの方に買って欲しいですね。」
『じゃあ「ブック、買って、僕の。」って言ってみろ。』
「ブック、買って、僕の?」
『ブック・買って・僕の。B・K・B、ヒ〜ア!』
「それが言いたかったんですか!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

『バイクだけに、ブン!ブン!』
「まだ終わってなかった!」

 

吉川晃司さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第145回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第145回目の今日は吉川晃司さんです。
このお名前は本名です。

ローマ字で書くとKIKKAWA KOJI となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

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“リターンネーム”の男性歌手は、曲調もルックスもやや中性的な方が多いのが特徴ですが、この方の場合はデビュー当時メイクで中性的ニュアンスを取り入れていた、というのが正解でしょう。

 

中学、高校と水球部に所属しながら、バンド活動も平行して行っていた吉川晃司さんは、佐野元春(さのもとはる)さんのコンサートを見てカルチャーショックを受け、音楽一本に絞るようになります。水球の推薦で特待生として入学できた筈の慶應義塾大学への進学を捨て、高校を中退して上京しました。
オーディションを経て渡辺プロダクション(以下渡辺プロ)に入ると、渡辺プロも総力を挙げて彼を売り出そうと、歌と映画の同時デビューを企てます。

そして1984年シングル「モニカ」と映画「すかんぴんウォーク」の主演で華々しくデビュー。映画主題歌でもあった「モニカ」は目論み通りヒットし、吉川晃司の名を一躍スターダムにのし上げました。
以降も「サヨナラは八月のララバイ」「LA VIE EN ROSE」「You Gotta Chance」「にくまれそうなNEWフェイス」「RAIN-DANCEがきこえる」と立て続けにヒットシングルをリリースします。

 

◉アイドル的扱い

 

リターンネームの男性歌手(特に若い方)はアイドル運が強く、現在ではロック歌手、または俳優のイメージが強い吉川晃司さんも、若くしてデビューした為にアイドル的扱いを受けます。
同時期に人気を博していたチェッカーズらと共に当時の2大アイドル雑誌「明星」「平凡」の誌面を飾り、80年代アイドルと横並びで紹介されていたのです。
ところが本人はそういった扱いが気にいらず、仕事の一環として仕方なく受け入れていた為に鬱憤が溜まっていたのか、紅白歌合戦出場時にはステージでギターに火をつけるなどして暴れまわり、しばらくNHKを出入り禁止になってしまいました。
本人の意向に関わらず、リターンネームはアイドルと位置付けられてしまうのかも知れません。

 

◉事実上の期間限定ユニット

 

バラエティー番組への出演も拒否し続け、その可能性のある渡辺プロからも独立した吉川晃司さんは、1988年に元BOØWY布袋寅泰(ほていともやす)さんと

COMPLEXを結成します。

「BE MY BABY」を含む2枚のシングルと2枚のアルバムをリリースしたものの、布袋さんと意見の違いから衝突し、最後は飲み屋でつかみ合いの喧嘩をしてCOMPLEXは解散となりました。(よく問題を起こす方ですね。)
結成当初は長く続けていくつもりだった筈が、結果的に活動期間は2年足らずと、期間限定ユニットの様な形で終わったのでした。

 

◉俳優として

 

俳優運の強い“なめらかネーム”ではなく、音楽活動に専念する為デビュー当時の映画3部作以来、俳優業はほぼ休止状態でしたが、三池崇史(みいけたかし)監督から

「映画に出るか死ぬかどっちかにしろ」との殺し口説き文句を言われ、2000年公開の映画「漂流街」に出演しました。
それ以降は年1本程のペースで映画に出演し、2009年には大河ドラマ天地人」にも出演、最近では「下町ロケット」に出演するなど俳優としての活動が多くなりました。
ここでも本人のやりたい“ロック歌手”ではなく、他人からは違う一面が求められた訳ですが、なめらかネームではない為“ロック歌手”と認知されにくいのかも知れません。

 

これを言うとファンの方は気を悪くされるかも知れませんが、有名な曲を挙げるとなると、「モニカ」や「You Gotta Chance」など、アイドルと呼ばれた初期の頃の曲になってしまいます。
私に言わせれば、やはりリターンネームはロック歌手よりアイドル向きの名前だという結論になってしまうのですが、皆さんはどう思われるでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

稲垣潤一さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第144回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第144回目の今日は稲垣潤一さんです。
このお名前は本名です。

ローマ字で書くとINAGAKI JUNICHI となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
また「い」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

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中学時代から本格的なバンド活動を始め、ドラムを叩きながら唄うというスタイルで、仙台のライブハウスや横須賀の米軍キャンプ等で演奏を続けていた稲垣潤一さんは、29歳の時に遅咲きの芸能界デビューを果たします。
ここで昨日のおさらいですが、リターンネームの男性歌手(特に若い方)はアイドル運が強いという事でしたね。

いくらアイドル運が強いと言っても、29歳でアイドルとして売り出すのは無理がありますので、大人の歌手として「スーパーポップボーカル」というキャッチコピーでデビューしました。
そして3枚目のシングル「ドラマティック・レイン」がCMソングに起用されてヒットし、その後も「夏のクラクション」「1ダースの言い訳」など、タイアップでのヒットが続きました。
曲調はあまり激しいロックではなく、ジャンルで言うと“シティ・ポップ”や“AOR”になるそうです。
AOR”とは何ぞやとお思いの方の為に(私もそうでした)簡単に説明しますと、Adult-Oriented Rock=アダルト・オリエンテッド・ロックの略で、平たく言うと「大人向けのロック」という事です。大滝詠一さんの音楽みたいな感じと言えば分かりやすいですかね。

1986年から89年にかけてオリジナルアルバムが4作連続1位を獲得し、92年に発売したシングルクリスマスキャロルの頃にはがドラマ主題歌として170万枚を売り上げる大ヒットとなりました。


◉シンガーソングライターと呼ばれない訳


ワンモアネームはシンガーソングライターとして、自作の歌を唄うのはもちろん、他の歌手へ楽曲提供しても成功している方が多いという特徴がありますが、
稲垣潤一さんはシンガーソングライターと呼ばれる事は滅多にありません。
何故なら上記のヒット曲を含め、シングル曲のほとんどが他の作詞家・作曲家に書いてもらった曲だからです。
ここで振り返って欲しいのが、ドラムを叩きながら唄うという点です。

そう、稲垣潤一さんは元々ドラマーなのです。

シンガーソングライターと呼ばれる方はギターを弾く方が多く、バンドでもあまりドラマーが曲作ってます、というのは聞かないですよね。
ドラムはビートを刻む楽器なので、メロディーを奏でるギターやピアノ奏者と違い、曲を作る能力には長けていないのです。(ドラマーに対する偏見かも知れませんが)
なのでドラマーである稲垣潤一さんにとって、ドラムを叩きながら「歌も唄える」だけでもう“ワンモア”なのです。
何か「法則」に該当していない事への“言い訳”に聞こえるかも知れませんが、1ダースとは言いません、1つだけ言い訳させて貰えれば充分です。
かと言って全く作れない訳ではなく、アルバムの中には自作の曲や、他のアーティストの為に作った曲もあるそうですよ。

 

リターンネームの前に出たがらない奥ゆかしさからなのか、あまりテレビにバンバン出ているというイメージはありませんね。ドラム無しで唄う時もマイクを小刻みに左右に動かす程度で、ロック歌手の様な派手なアクションもしません。
また“なめらかネーム”ではないので俳優活動もほとんどしていません。
基本は“歌手”だからそれでいいんです。あとしつこいようですが“歌手”でドラマー、それだけで“ワンモア”なんです。「法則」の例外ではありませんよ。


この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

野口五郎さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第143回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第143回目の今日は野口五郎さんです。

 

ローマ字で書くとNOGUCHI GORO となり、苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
平仮名で書くと“ごろう”となるので、最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「ろ」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“ゴロー”となり、
最後の母音は「オ」という事になります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
“リターンネーム”の男性歌手は、曲調もルックスもやや中性的な方が多いのが特徴です。

本名は佐藤 靖といいます。

ローマ字で書くとSATO YASUSHIとなり、

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「や」
フルネームの最初の文字「さ」と、最後の文字「し」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。 

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“ノーペアネーム”は仕事面において不安定になりがちで、上司から見ると動かしやすい(異動させられやすい)タイプです。芸名をつけたのは正解だったでしょう。
芸名はレコード会社のディレクターが、雄々しく逞しい歌手になるようにと、飛騨山脈野口五郎岳にちなんで名付けました。

 

「ちびっこのど自慢」などで何度も優勝経験のあった佐藤靖少年は、中学生2年の時に歌手を目指して母親と共に上京、15歳の若さで演歌歌手としてデビューしました。
しかしデビュー曲は全くと言っていいほど売れず、2曲目で早くもポップス路線に転向します。若くてまだ右も左も分からなかったとは言え、ほぼ勝手に芸名を決められ、演歌で1曲で結果が出なかっただけですぐ路線変更と、大人の思うままに動かされていますね。
ただその路線変更が的中し、2曲目の「青いリンゴ」がヒットしました。

 

◉アイドル“新御三家

 

演歌デビューが失敗に終わった事で、翌年歌手デビューした
西城秀樹(さいじょうひでき)さん・(ごう)ひろみさんと足並みが揃い、新御三家と呼ばれて一躍トップアイドルの仲間入りを果たしました。
“リターンネームの男性歌手(特に若い方)はアイドル運が強いのです。 

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ただ他の2人と比べると優しい曲調の歌が多く、詞の内容も他の2人が恋愛真っ最中のものが多いのに比べて、終わった恋を回顧する甘い生活や、去っていった女性を待ち続ける「私鉄沿線」に代表されるような、女々しい歌が多かったと思います。
また身体つきも筋肉質の他の2人に比べて、野口五郎さんだけがナヨっとしていたような(あくまで私の個人的イメージですが)印象があります。
雄々しく逞しい歌手になるようにと付けられた芸名でも“リターンネーム”だと、曲調もルックスも中性的になってしまうのでしょうか?

 

◉バラエティーでの活躍

 

アイドルとして人気絶頂の最中、当時のアイドルとしては珍しくバラエティー番組「カックラキン大放送!!」のレギュラー出演が決まります。
最初は坂上二郎(さかがみじろう)さんや(けん)ナオコさんと共演、

後に堺正章(さかいまさあき)さんとも共演しました。
“リターンネーム”はバラエティー運の強い名前でもあるのです。
野口五郎さんは番組の中でダジャレを連発するキャラクターがウケて、ファン層を広げていきます。

確か「今何時?」と聞かれ、自分の名前(のぐちごろう)に掛けて「六時(ろくじ)ごろー」と答えるというハイレベルな(?)ダジャレだったと記憶しています。
野口五郎さんは番組開始当初から(途中郷ひろみさんとレギュラーを交代する事もありましたが)足掛け8年にも渡ってレギュラーを務め上げました。その後を受け継いだのが同じリターンネームのアイドル、近藤真彦(こんどうまさひこ)さんだったというのも何か不思議な縁を感じます。

また、昨日紹介した美川憲一さん同様、この方もコロッケさんの毒牙(?)に掛かった1人でした。
ヒット曲真夏の夜の夢に乗せて、歌の合間に鼻くそをほじり、それをパクっと口に入れるという、本人も(おそらく)やった事のないアクションが取り入れられた、かなり悪質なものまねでした。それでも決して怒らずに(多少怒っていたかも知れませんが)許容する寛大さを持ち合わせていたのです。
そのお陰かどうかはわかりませんが、ものまね番組の審査員を務めるようになりました。これも運の1つと言えるでしょう。

 

俳優運の強い“なめらかネーム”ではないので、俳優業では取り沙汰される事がほとんどありません。単発のスペシャルドラマやゲスト出演がほとんどで(これまた新御三家の他の2人とは違い)当たり役やヒット作にも恵まれていない印象です。

また長らくヒット曲が出ておらず、歌手としても一線を退いている感がありますが、ここ数年はプロデュース業やスタジオミュージシャンなど、裏方にまわって他のアーティストのサポートをする事が多くなっているようです。
芸名でも“リターンネーム”を名乗っている期間が長いと、自分は一歩下がって他の人を前面に出すようになるのでしょうか。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。