矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

T.M.Revolution(西川貴教さん)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第251回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第251回目の今日はT.M.Revolutionこと西川貴教さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとNISHIKAWA  TAKANORIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

更に、フルネームの最初と最後の母音も同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を最初の文字に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまりこのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

この様なお名前を、トランプの役にかけて“ツーペアネーム”と呼びます。

 

西川貴教さんと言えばT.M.Revolutionとして認識している方も多いでしょう。

実はそれ以前にバンドで活動していた時代があり、Luis−Mary(ルイ・マリー)というバンドのボーカル、灰猫=haineとしてメジャーデビューまでしていたのです。

ルイ・マリーという名前は最初と最後の母音が違うので“ノーリターンネーム”、さらにせっかくツーペアの良い名前がhaine(ハイネ)というアーティスト名に隠れていたせいかヒット曲も出せず、3年ほどで音楽性の違いを感じた西川貴教さんが脱退する形で解散となりました。

その後しばらく表舞台に立つ事も無く、くすぶっていた頃にaccessを活動休止した直後の浅倉大介(あさくらだいすけ)さんから声を掛けられ、1996年にT.M.Revolutionが始動したのです。

これは西川貴教さんを中心としたソロ・プロジェクトの名称であり、Takanori Makes Revolution(貴教が革命を起こす)という意味が込められていました。

当時はダウンタウンが「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」という歌番組の司会をしていた頃でしたので、浅倉大介さんの再始動したユニットとしてゲストに呼ばれます。

そこで西川貴教さんが軽妙なトークダウンタウンの2人との絶妙な絡みを見せ、客席を爆笑の渦に落とし入れます。 

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リターンネームはよく喋る話の上手い方が多いのです。ほとんど喋らないなめらかネームの浅倉大介さんに代わってどんどん前に出ます。1回目の出演が「面白い」と好評だった為に2度、3度とゲストに呼ばれ、T.M.Revolutionとして出演してもトークのコーナーは西川貴教さんだけが出る様になりました。

当然、T.M.Revolutionの由来も聞かれる様になり、西川貴教さんの名前も知られていったのです。歌手でありながらトークの面白さで名が知られるという、芸人の様な売れ方をしたのですね。

それでも下の名前に「たか」という音が入る“たかたかネーム”でもあるので、完全な芸人扱いをされる事なくちゃんとリスペクトされていたのでしょう。

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なめらかネームは歌手運のある名前で、男性の場合特に演歌やロックなどの男らしい歌を唄うのに適しています。

HIGH PRESSURE「WHITE BLEATH」HOT LIMITなどロック調の歌が次々とヒットし、その高い歌唱力も評価されました。

またPVなどでは黒い包帯を巻いた様な衣装や、素肌にジャケットとネクタイで強風を受けながら唄う演出など、分業制の為作詞・作曲はしない分歌唱に専念して「魅せる」事にもこだわっていました。なめらかネームの「身体で稼ぐ」性質も活かしていたのです。 

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その後プロジェクトは一旦、the end of genesis T.M.R. evolution turbo type D(ジ・エンド・オブ・ジェネシスティー・エム・アール・エボリューション・ターボ・タイプ・ディー)という書くのも読むのも嫌になる程長い名前(ここまで長いと最初と最後の母音が同じとかどうでも良いです)に改名し、またT.M.Revolutionに戻すなどしながらも2016年まで活動を続けました。

 

そして2017年、47歳の誕生日を機に本名の西川貴教名義で再デビューします。

母音ではなく文字で見ると(にしわたのり)と、「か」という文字が2つ入っています。

この様に同じ文字が2つ入る名前を“ワンモアネーム”といい、桑田佳祐(くわたいす)さんや鈴木雅之(すずまさゆ)さんなど、グループでもソロ歌手としても成功した方が多いのです。 

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西川貴教さんの場合はソロプロジェクトだったので、充分ソロでヒット曲を出して成功してきた感があります。

歌では満足しているからなのかも知れませんが、最近は身体を鍛える事に夢中になっている様です。身長は161cmと男性では小柄なほうなのですが、その分を筋肉で補おうとしているのかいつの間にかボディビルダーの様な身体つきになっていました。

またなめらかネームの「身体で稼ぐ」性質が騒ぎ出したのでしょう。つい先日、50歳とは思えない筋肉美を披露した写真集を発売して話題になっています。

 

もちろん歌手としての活動も忘れた訳ではなく、地元滋賀県に多くのアーティストを集めて「イナズマロック・フェス」を開催するのが毎年恒例(去年はリモート開催)となっています。

最初はアーティスト名に隠れていた為に浮かばれませんでしたが、“ツーペアネーム”の本名が知れ渡る度にその効力を発揮してきた西川貴教さん。

これから先なめらかネームに偏り過ぎて、筋肉タレントみたいになるんじゃないかと心配です。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。