「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
早速ですがクイズです。
この3人の名前の共通点は何でしょう?
『あれ?今日はスポーツ選手か、珍しいな?』
「たまには芸能人以外の人もやっておかないと、矢名樹ヒロタカはオタクなんじゃないかと思われちゃうんで。」
『もう思われてると思うぞ、多分。』
今回はサッカー選手編です。この3人の名前に共通点があるんです。
『🎵オ〜レ〜、カフェオレ、オレ〜、』
「そのオレじゃないですよ。この歌まだ使われてるのかなぁ?」
『🎵オ〜レ〜、森本オレ〜、』
「そこはレオでしょ。まぁ元々オレ(俺)をひっくり返してレオにしたんですけどね。」
『🎵レ〜オ〜、家入(いえいり)レオ〜、』
「いやもうレオになってる!」
『🎵サボりな〜、パッパッとやって〜、サボりな〜、』
「「サブリナ」でしょ!それに何でそんな小声なんですか?」
『いやこのブログの読者なんてみんな40代以上だろ?家入レオのデビュー曲なんて、分かんねぇんじゃねぇかと思って・・・』
「そんな事ないです!皆さん若いから分かりますよね?」
ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。
三浦知良 =MIURA KAZUYOSHI
中山雅史 =NAKAYAMA MASASHI
槙野智章 =MAKINO TOMOAKI
『三浦かずよしと言えば奥さんを保険金目当てで殺害したんじゃないかっていう“ロス疑惑”事件ってのがありまして・・・』
「それは三浦和義です。同じかずよしでも“カズ”のほうなんで。」
『すいません、間違えました。奥さんが設楽統(したらおさむ)っていう・・・』
「バナナマンですねそれ。」
『すいません、また間違えました。奥さんが設楽(したら)りさ子っていう女優さんなんですよ。』
「設楽りさ子さん、“タテなめネーム”ですよ。」
『タテなめネームって何だったっけ?』
「中島美嘉(なかしまみか)さんの時にも書いてたでしょ?“まみむめも”とか“らりるれろ”みたいに五十音のタテ列の文字が並んでる名前ですよ。指原莉乃(さしはらりの)さんもたてなめネームに属します。」
ヒント2:ローマ字の切れ目(苗字と下の名前の間)に注目してください。
『中山雅史と言えば“ゴン”なんてニックネームがありましてね。』
「“ゴン中山”とも呼ばれてますね。」
『なんでも昔のテレビ番組のキャラクターに似てたのが由来らしいんですよ。』
「この読者に語りかけるパターン、最近多いな・・・。」
『🎵ゴンゴン、ゴンゴン、ゴンゴン、ゴンゴン、ゴーン、ゴーン、ゴーン!って』
「はじめ人間ギャートルズじゃないです!」
『作業員の服借りて変装したけどバレバレだったって・・・』
「それはカルロス・ゴーンでしょ!・・・そうじゃなくて“鬼瓦権造”です。昔ひょうきん族でビートたけしさんがやってた・・・」
『冗談じゃあないよ、ってやつか?』
「そうらしいですよ。本当、高い年齢層向けの話ばっかりだなぁ。」
『中高年のみなさま!』
「綾小路(あやのこうじ)きみまろさんみたいになってる!だからこのブログの読者そんなに高齢じゃないですって!」
さぁ、シンキングタイム終わりですよ〜。
もうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。
正解は苗字の最後の文字と、下の名前の最初の文字の母音が同じという点です。
その為本来は一瞬途切れがちな、性と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。
『槙野智章も奥さんが高梨臨(たかなしりん)っていう女優さんなんですよ。』
「奥さんも“なめらかネーム”ですね。」
『昔は戦隊モノのヒロインなんかもやってましてね。名前が確かチンケンジャーっていう・・・』
「シンケンジャーね!チンケンジャーっていうと、中華の鉄人感が出ちゃうんで。」
『その時のレッド(主役)が松坂桃李(まつざかとおり)君だったんですよ。』
「最近ご結婚されましたね。」
『でも新婚生活がうまくいってないらしいんですよ。』
「え?もうそんな噂が出てるんですか?」
『奥さんが何を聞かれても「別に・・・。」しか答えないらしくて。』
「あっ、そのエリカさんじゃないです。えりかはえりかでも戸田恵梨香(とだえりか)さんのほうです。」
『あぁ、ビールばっかり飲んでる・・・』
「酒乱みたいに言わないでください!確かにCMでビールばっかり飲んでるイメージありますけど。」
『考えてみりゃぁ奥さん女優ばっかりだな?ゴン中山の奥さんも確か女優だったろ?』
「生田智子(いくたともこ)さんですね。」
『平日の昼間っからゴロゴロー、ゴロゴロー。あーあ、俺も女優と結婚出来ねぇかなぁ?』
「ずんの飯尾和樹(いいおかずき)さんの“現実逃避シリーズ”みたいに言わないでください。・・・いやサッカーの話1つもしてない!」
三浦知良選手は53歳になってもまだ現役を続け、今年も横浜FCとの契約を更新しました。
槙野智章選手も現在33歳、サッカー選手ならもう引退していてもおかしくない年齢ですが現役でプレーを続けています。
やはりなめらかネームはアスリート向きで、体力の強い方が多いんですね。
『ボクの中のリトルマツダが・・・あっ、違う。リトルスズキが・・・あっ、違う。リトルダイハツが・・・あっ、違う。』
「何でキレイに全部自動車メーカーで間違えてるんですか!リトルホンダって言いたいんでしょ?」
『そうそう、本田圭佑(ほんだけいすけ)はなめらかネームじゃないだろ?』
「本田圭佑さんは“ロイヤルネーム”なんで、リーダー向きなんですね。」
『それがロイヤルネームの“伸びしろ”ですネ!』
「じゅんいちダビットソンさんにしか見えないんだよなぁ。」
なめらかネームは引退したばかりの内田篤人(うちだあつと)さんや、吉田麻也(よしだまや)選手、岡崎慎司(おかざきしんじ)選手、そして38歳の今年セレッソ大阪へ復帰してプレーを続ける事が発表された大久保嘉人(おおくぼよしと)選手などがいらっしゃいます。
長く現役を続けられる体力もさる事ながら、人気の高い選手ばかりですね。なめらかネームは人気運も強い名前なのです。
この様に・・・
『あれ?もう終わり?』
「そうですけど、何か?」
『記事の内容としてエラくあっさりしてないか?芸能人の時はもっといろんな情報書いてただろ?』
「正直なところ、私は野球世代なんでサッカーの事あまり知らないんですよ。」
『それで俺にこんなにボケさせたのか!?』
「今回ばかりはボケてもらわないとスカスカの記事になりそうだったんで。」
『いや読者より書き手のほうが高齢じゃないか!?』
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
『中高年のみなさま!』
「コロナに負けず、一緒に頑張りましょう!」
ではまた次回をお楽しみにー。