勝手にお名前診断 (第6回)※2020.11.6改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第6回目の今日はKinKi Kidsのお二人です。
ジャニー喜多川(きたがわ)さんが最初に付けた名前はKANZAI BOYA(カンサイボーヤ)でしたが、ジャニーさんから例の口調で「YOUたち今日からカンサイボーヤだよ。」と言われた2人はどうしてもその名前が嫌で、他の名前にしてほしいと直談判したところ、KinKi Kids(キンキキッズ)になったそうです。
最初の文字「キ」と最後の文字「ズ」の母音が違うので“ノーリターンネーム”ですが、日本語の「近畿」と、英語の「キッズ」の繋がりの部分の母音が同じなので言いやすく感じられる、“なめらかネーム”のグループという事になります。
モーニング娘。や三代目J Soul Brothersなどと同じですね。
(斜体文字が加筆した部分です。)
それぞれのお名前は堂本光一さんと堂本剛さん、お二人とも本名です。
まず堂本光一さんのお名前から見ていきましょう。
ローマ字で書くとDOMOTO KOICHI、となり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前の繋がりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
“なめらかネーム”の特徴は、まず男女を問わず俳優業に強いという事です。
光一さんは主演の舞台「SHOCK」シリーズを、もう20年も続けています。並みの体力ではなかなか真似の出来ない事ですが、アスリートのように丈夫な身体になるという、なめらかネームのもう1つの特徴が活かされているのでしょう。
心配なのが堂本剛さんのほうです。
ローマ字で書くとDOMOTO TSUYOSHI となり、
苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「つ」、
フルネームの最初の文字「ど」と、最後の文字「し」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。
若い頃はドラマなどにもよく出演されていましたが、ここ数年はめっきり減ってしまい、歌手業(ソロ活動)の方に重点を置いているようです。
ただそのソロ活動時の名義が非常に「不安定」でして、
最初は本名の堂本剛名義でスタートしたものの、
ENDLICHERI☆ENDLICHERI(エンドリケリー・エンドリケリー)という、ソロ・プロジェクト用の別名義を使うようになりました。
その後244 ENDLI-x(ツヨシ・エンドリックス)や剛紫(つよし と読む)を経て、また本名の堂本剛に戻ったかと思えば、)ENDRECHERI(エンドリケリー1回、よく見ると綴りが違う)に戻った、というか変わったのです。
その都度気分がコロコロ変わるのか、変化を求めているのかはわかりませんが、これだけ変わるとファンの方も戸惑うんじゃないかと思うんですけどねえ。
(一番戸惑っているのは、私のように芸能人の名前にこだわっている人間なのですが)
剛さんに関して「不安定」なもので言えばもう1つ、髪型もコロコロ変わります。
光一さんがデビュー当時からほぼ同じ髪型なのに対して、剛さんは見る度に変わっているぐらいの印象があります。やはり変化を求めるタイプなのでしょうか?
あと精神面、体調面においても「不安定」な部分があり、過換気症候群、パニック障害、突発性難聴などの病気と闘ってきました。なめらかネームの光一さんほどタフではないと思われます。(光一さんがタフ過ぎるのかも知れませんが。)
こうして2人のお名前を見ると、同じ「堂本」という苗字でもなめらかネームかそうじゃないかによってこれだけの差が出るんですねえ。
1997年のデビュー曲「硝子の少年」以来、シングル初登場1位の連続記録を更新中の2人。今年に入って幻のユニット名をそのまま曲にした「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」を発表した事でも話題になりましたね。
最初と最後の母音が同じ“リターンネーム”なので悪くないと思うんですが、やっぱりこの名前だったらここまで売れていなかったでしょうか。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。
これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。