勝手にお名前診断 (第18回)※2020.11.18改訂
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第18回目の今日はとんねるずのお二人です。
「お笑いスター誕生!」に挑戦していた時は「貴明&憲武」というコンビ名でしたが、長くて言いにくい事から「とんねるず」に改名しました。
この名前は最初の文字「と」と最後の文字「ず」の母音が違うので“ノーリターンネーム”
となり、コンビ仲は悪くなりがちで、かつ継続期間も短くなりがちです。
とんねるずは「ねるとん紅鯨団」や「みなさんのおかげです」などの冠番組がヒットして“超”が付くほどの売れっ子になった頃から、自分たちのコンサート以外は出演しないB’z(ビーズ)やUVERworld(ウーバーワールド)などノーリターンネームのグループさながら、「自分たちの(冠)番組以外は出演しない」と制限をかける様になりました。
(他の番組にゲスト出演する事が少なかったのはその為です。)
それでも30年近く一緒に番組を続けてきたのは長く続いたほうで、ノーリターンネームの例外と言っていいでしょう。
ここ数年は「みなさんのおかげでした」以外でほとんど共演がありませんでしたが。
(斜体文字が加筆した部分です)
それぞれのお名前は石橋貴明さんと木梨憲武さん、お二人とも本名です。
まず石橋貴明さんのお名前から見てみましょう。
ローマ字で書くとISHIBASHI TAKAAKIとなり、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。
“リターンネーム”の特徴は“準”司会者向きという事です。
石橋さんがとんねるずを離れて1人で司会をしているイメージは無いですよね。
「うたばん」では中居正広(なかいまさひろ)さんとの共同司会でしたし、短期間で終了しましたが、「日曜ゴールデンで何やってんだTV」でもビートたけしさんとの共同司会でした。
「みなさんのおかげでした」終了後にようやく単独での冠番組「石橋貴明のたいむとんねる」を持ちましたが2年で終了、現在はYou Tubeで番組を配信しています。
リターンネームは基本お喋り好きな方が多いので、You Tube始めちゃうんですねぇ。
リターンネームのもう1つの特徴として、芸能界でも限られた方々にのみ共通している事なのですが、海外進出運とでもいうべき(海外で認められる、海外からオファーが来るなど)運を持っている方々がおられます。
石橋さんもその1人で、もう25年も前の事ですが、ハリウッドから映画「メジャーリーグ2」の出演オファーが来たのです。
何故かはよく分かりません。理由があるとすれば、映画に登場する日本人(東洋人)選手役の俳優を探していたところ、石橋さんが帝京高校の野球部出身だったから、という事ぐらいでしょう。これはもう“運”としか言いようがありません。
ちなみに続編の「メジャーリーグ3」にも同じ役で再度出演しています。
俳優向きの“なめらかネーム”ではないので国内でのドラマ出演は少ないにも関わらず、ハリウッド映画に2本も出演している訳ですから、リターンネームの海外進出運も認めざるを得ないでしょう。
また「し」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。
この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、お笑いの方の場合はコンビでも成功してピンでも成功するという運がある様です。
石橋さんと木梨さん、どちらかと言えば石橋さんのほうがピンでも芸能活動で成功しているイメージがありますよね。
一方、木梨憲武さんはKINASHI NORITAKEとなり、
苗字の最後の文字「し」と、下の名前の一文字「の」、
フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「け」の母音が違います。
この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。
木梨さんは石橋さん以上に、とんねるずの番組以外で司会をしているイメージが無いですよね。俳優としても個人での出演はほとんど見掛けない気がします。
ただこの方はあまり前へ出たがらないというか、マイペースというか、コンビでの仕事で充分成功してきたのでガツガツしなくても良いと言わんばかりの、落ち着いた感じが見受けられます。
むしろ仕事の合間をみてプライベートを充実させているようで、趣味が興じて絵画の個展を開くまでになりました。ノーペアネームは本業以外の道に走る傾向があるのです。
同じコンビでも名前のタイプも違えば活動の分野も違うという感じですね。
あと、母音だけでなく子音も合わせた「音」で見ると、石橋さんは下の名前に「たか」という音が入る“たかたかネーム”で、木梨さんは「たけ」という音が入る“たけ入りネーム”です。
「たか」と読む漢字は「高」「貴」など、まさしく高貴なイメージを抱かせるせいか(私の個人的見解かも知れませんが)、他のお笑い芸人と同じようなバカな事をやっていてもリスペクトされてしまう傾向があります。
石橋さんはコントでどんなにバカな事をやっても、ゲストの女優やアイドルにセクハラまがいの行為をしても、呼び捨てにされたり罵られたりするどころか「貴さん」と敬愛のこもった愛称で呼ばれます。これはもう役得ですね。
木梨さんの「たけ」という音は松・竹・梅の3段階でいうところの、ダウンタウン松本さんの「松」に次いで2番目にいい音です。
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こういう“良い音”を持っていたからこそ2人とも「貴さん」「憲さん」と後輩たちから慕われるカリスマ的存在になったのだと思われます。
もっとも「貴さん」のほうは最近「偉そう」「高圧的だ」と批判される事が多く、「嫌いな芸人」の上位にも名前が挙がっている様ですが、あの芸風が今の若い世代にはパワハラと受け取られてしまうんでしょうかねぇ。
ノーリターンネームのせいか元々不仲説もよく囁かれていた2人、「みなさんのおかげでした」終了後は見事に別々に活動する様になりました。とんねるずが再び並び立つ事はもう無いのでしょうか。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。