矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

キングコング(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第233回)※2020年10月20日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第233回目の今日はキングコングのお二人です。

 

それぞれのお名前は西野亮廣さんと梶原雄太さん、お二人とも本名です。

 

まず西野亮廣さんですが、

ローマ字で書くとNISHINO  AKIHIRO となり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「あ」、

フルネームの最初の文字「に」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。 

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一方の梶原雄太さんは、KAJIWARA YUTAとなります。

フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。 

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コンビ名のキングコングは、母音で見ると「イ」で始まり、「ウ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。 

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しかし、「ダウンタウン」や「ナインティナイン」の様に漫才コンビでは昔から良い名前とされてきた「ング・ング」と同じ音が繰り返される“反復型”に属するタイプでもあった為か、

コンビ結成後すぐに漫才の新人賞を総ナメにして人気を集めました。

デビュー2年目の2001年にはフジテレビのコントバラエティーはねるのトびら」(開始当初は深夜枠)の中心メンバーに選ばれて東京進出を果たし、同期のダイアンや山里亮太さんが嫉妬する程の漫才エリートコンビだったのです。

 

では西野亮廣さんから見ていきましょう。

ノーペアネームは司会者運の弱い名前です。

はねるのトびら」では番組のリーダーとして進行役を務めていましたが、これはロバートインパルスドランクドラゴンなど他のメンバーの中にリーダー向きの“ロイヤルネーム”が1人もいなかった事が関係しています。 

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めちゃイケ」はナイナイの矢部浩之(やべひろゆき)さんがロイヤルネームなのでリーダー役を務めていましたからね。

西野さん単独での司会は関西ローカルの深夜番組「ガリゲル」(すでに終了)以外はほとんどないのが現状です。

漫才やバラエティーで誰かがボケた時のツッコミは上手くても、リターンネームではないので喋りたがりでもボケたがりでもなく、自分から話を面白くする事は苦手なタイプです。

また俳優運も弱いので、ドラマなどの出演も僅かしかありません。

で、結局本業以外に活路を見出してしまうんです。

笑っていいとも!」にレギュラー出演していた頃、タモリさんに絵の才能を認められてから絵本作家を志し、約5年かけて処女作となる「Dr.インクの星空キネマ」を制作しました。その後も定期的に作品を発表し、2016年には「えんとつ街のプペル」が絵本としては異例の40万部を売り上げ大ヒットしました。昨年は映画化もされてこちらも好評だった様です。

 

絵本以外にも小説・エッセイ・ビジネス書なども出版し、画家としても個展を開いたり、クラウドファンディングで資金を募って町を作ったりと、多岐に渡って活動しています。

ピースの又吉直樹さんや麒麟の田村裕さんなど、ノーペアネームは本業以外で成功する傾向があるんですねぇ。

なかでも西野亮廣さんは常に新しいことに挑戦しているイメージがあります。

母音ではなく文字で見ると(にしのあひろ)と、「き」が入る“お・か・きネーム”でもあるので自分に厳しくなり、常に自分に課題を課しているんでしょうね。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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まぁそういった挑戦が非難を受ける事も多く、好きな人と嫌いな人がはっきり分かれる方ではあります。

 

さてもう一人の梶原雄太さんですが、

“リターンネーム”なので基本喋りたがりのボケたがりです。(センスがあるかどうかは別にして)バラエティーに強い名前ですが、「はねるのトびら」が10年以上(ゴールデンに昇格してからも7年)続いた為安心している感がありました。

2012年に終了して気付いてみるとコンビのレギュラー番組は1〜2本、相方は絵本作家など他のジャンルに手を出して成功していた為に焦り始めます。

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、個人での活動が少なかった為かその特性は発揮されなかった様です。

14年には「キングコングのあるコトないコト」も終了、16年には西野さんが芸人引退を発表といよいよ追い詰められた時、梶原さんの選んだ道はYou Tubeでした。

カジサックという別名義までつけて本格的にYou Tuberとしての活動を始めたのです。

喋りたがりのリターンネームなので、カメラの前で1人で喋り続けていられるYou Tuberを選んだという事でしょう。

梶原さんよりもっと先輩のお笑いタレントも、リターンネームはYou Tubeに走る傾向が強いのです。

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そうして立ち上げた「カジサックの部屋」が2019年末までに登録者数100万人達成出来なかった場合は芸人引退というペナルティを自ら掲げ、見事その目標をクリアーしました。

母音ではなく文字で見ると(じわらゆうた)と「か」が入るのでこちらも“お・か・きネーム”でもある為、つい自分に課題を課してしまうんでしょう。

まぁ他の芸人さんの力を借りている感はありますけど。

 

今やコンビでの活動はYou Tubeで週に1度配信している「毎週キングコング」のみになってしまいました。コンビ名がノーリターンネームなので、テレビとの相性はあまり良くないという事の様です。

今年1月には西野さんが吉本興業を退社し、所属事務所の異なるコンビとなりました。なので「毎週キングコング」も西野さんはたまに来るゲスト扱いになっているそうで、もう「カジサックの部屋」と何が違うのかもよくわかりません。

いよいよコンビ決別状態が深刻化してきたようです。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。