勝手にお名前診断 (第41回)
この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。
第41回目の今日はココリコのお二人です。
それぞれのお名前は遠藤章造さんと田中直樹さん、お二人とも本名です。
ローマ字で書くとENDO SHOZO、TANAKA NAOKIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じである事がよくわかります。
(遠藤さんは平仮名で書くと“えんどう”となるので、最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「ど」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“エンドー”となり、最後の母音は「オ」になります。)
この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。
まず遠藤章造さんですが、学生時代は野球部に所属し、プロのスカウトも見に来る程のレベルだったそうです。
なめらかネームの運動神経が発達する特性が作用したのでしょう。ただその反面、おつむの方には神経が行かなかった様で、たまに信じられない程の「おバカさん」発言をする事があり、要注意です。
一方の田中直樹さんはなめらかネームの特性が身長の促進に活かされたのか、181cmとお笑いタレントの中でもかなり高身長の部類に入ります。
知識には偏りがあり、動物の中でも特に魚(さかなクン程ではない)、魚の中でも特にサメについてはかなりうるさく、科学情報番組でその知識を披露する事もあります。
うーん、ここまでお笑い芸人らしい要素が出てきていないですねぇ。
いやもっと褒めたいんですけど、M–1やキングオブコントなど、お笑いの大きな大会で優勝はおろか出場したという話すら出てこないんです。
ネタもどんなのだったかが思い出せない、と言うか見た記憶がない・・・。
◉ココリコ幸運伝説!?
一旦コンビ名について話しましょう。
ココリコ・・・意味分からないですよね。
実は2人は同じ中学に通っていて、田中さんも中学までは野球をやっていたそうです。
その部活帰りに拾った手帳に「喫茶ココリコで待ち合わせ」と書かれていたそう。
その手帳を落とし主に届けたところ、謝礼として1万円を貰った事から「縁起がいい名前」と思い、コンビ名に取り入れたらしいのです。
取り入れた、というのも最初は「ン」が付く名前が売れるという安直な(おそらくダウンタウンやウッチャンナンチャンを見ていたからでしょう)発想で、
ココリコボンバーズという名前にしたそうです。
ところが極楽とんぼの加藤浩次(かとうこうじ)さんから「ボンバーズ要らないんじゃないか?」と言われ、ココリコだけになったそうなのです。
最初と最後の文字の母音が「オ」になるコンビは下積みの期間が短い(売れるまでが早い)という事は以前にもお伝えしましたが、もしココリコボンバーズのままだったらどうなっていたのでしょうか?
もともと遠藤さんがお笑い芸人に憧れて田中さんを誘い、これまた安直な発想で取りあえず上京したのですが、丁度その頃吉本興行の東京本社が、お笑いの激戦区と言われる大阪を勝ち抜いてきた芸人だけではなく、東京でも芸人を育てようとして開催したオーディションに2人が合格するのです。これも運が良かったと言えるでしょう。
ダウンタウンの「ガキの使い〜」の前説を担当する事になるのです。
そしてコンビ名だけでなく2人ともなめらかネームだったお陰で、早々と俳優としての仕事も舞い込むようになります。
遠藤さんは前述の通り説明の必要ななめらかネームなのでパッとはしませんでしたが、はっきりとしたなめらかネームの田中さんは三谷幸喜(みたにこうき)さん監督の映画に起用され、アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。やはりその後も俳優業のオファーは田中さんのほうが圧倒的に多いようですね。
ただそれでコンビ格差が生まれたという感じもなく、ココリコというリターンネームコンビ名のお陰か、2人での仕事も継続しています。
これだけ振り返ってもまだ、お笑い芸人としての功績が見えてきません。
毎年M–1やキングオブコントで面白いコンビが何百組、何千組と敗退して涙を呑んでいるというのに、ほとんど面白さを評価された事のないこの2人が一線を歩き続けているのです。
失礼覚悟で言いますが、この2人は運だけでここまで来たと言っていいでしょう。
もうすぐ年末です。これ以上吉本のタレントを巡る問題が起こらない限り、今年も例の番組が放送されるでしょう。そこでもこの2人は何か面白い事を発信する訳でもなく、ただお尻を叩かれるだけ。
それでも笑いが起こり、視聴者は「ココリコも面白かった」と思ってくれる。
何て運の良いコンビなんでしょう。
コンビ名も個人名も良い名前にしておいて損はないという見本のようなコンビですね。
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オリエンタルラジオの時にも同じフレーズ書きましたが意味は全く違いますよ。
この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

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これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。
ではまた次回をお楽しみに。