矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ジミー大西さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第33回)※2020.12.3改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第33回目の今日はジミー大西さんです。

 

ローマ字で書くとJIMI(JIMMY) ONISHIとなり、

フルネームの最初の文字「ジ」と、最後の文字「し」の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。 

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本名は大西秀明(おおにしひであき)といいます。

こちらは苗字(姓)の最後の文字“し”と下の名前(名)の最初の文字“ひ”の母音が同じ「イ」なので“なめらかネーム”ですね。

 

つまりジミー大西さんは、芸名がリターンネームで本名がなめらかネームなのです。

 

まずなめらかネームだった頃、芸人になる前の大西秀明さんはどんな人だったのかという所から検証していきたいと思います。

 

大西さんは中学時代野球部に所属し、高校もスポーツ推薦で進学しました。

なめらかネームの特徴として、「運動神経が良かった」のでしょう。

ところがおつむ(頭)のほうは良くなかったらしく、複雑なサインが覚えられない為に野球選手になる道を諦めてしまいます。

 

行き場を失った大西さんは、その頃人気アイドルだった早見優(はやみゆう)さんに会いたいという不純な動機で芸人を志します。

最初はザ・ぼんちおさむさんに弟子入りするのですが、先述の通りおつむが良くなかった為に、師匠からお荷物扱いをされてしまうのです。

そこで昨日に続いて明石家さんまさんの登場となるのですが、失敗ばかりしていた大西さんを見て、

「あいつはアホやない、かしこい猿や。」と、ジミーと呼ぶようになったのです。

リターンネームのお笑いタレント、ジミー大西さん誕生の瞬間です。

 

ここからはジミーさんと呼びましょう。ジミーさんは師匠であるおさむさんの元を離れ、新たな調教師(?)さんまさんの付き人兼ドライバーになります。

そしてさんまさんから教わった、「やってるやってる〜」や「お前も頑張れよー」などのギャグを武器に、バラエティーに進出していきます。野球しか取り柄のなかったなめらかネーム時代からリターンネームに変わった途端、口で稼ぐ事が出来るようになったのです。

タレントとしては光るものがあったのか、あの欽ちゃんこと萩本欽一(はぎもときんいち)さんが目を付け、「欽ドン!ハッケヨーイ笑った!」のレギュラーに指名した程でした。

(ちなみにその時ジミーさんの“バーター”で大阪の吉本から若手芸人が1組呼ばれたのですが、誰あろう本格的に全国進出する前のダウンタウンでした。)

 

それから何年か経って、ジミーさんはある番組の企画で絵を書いたところ、その才能が天才的だと絶賛されます。

生前の岡本太郎(おかもとたろう)さんが「君は画家になりなさい」と、手紙を送ってきたというのですから本物だったのでしょう。

その言葉通りジミーさんは画家に転向します。きっかけが番組の企画というのも、リターンネームのバラエティー運の強さを感じさせます。

 

そしてこんな特異な芸名でも、ジミー大西(おおにし)というお名前には1文字目に濁点は付くものの、「し」という文字が2つ入っています。

この様なお名前を“ワンモアネーム”と呼びます。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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この“ワンモアネーム”は、お笑いの方の場合はコンビでも成功してピンでも成功するという運がある様なのです。

さんまさんとの村崎太郎・次郎の様なコンビ(正式ではなくともコンビ同然)成功した後、1人で画家として成功したのですから正に“ワンモア”な活躍ですね。

 

あと本名には「お」も「き」も入る“お・か・きネーム”でもあります。

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自分に厳しい方が多くなる名前ですが、この方の場合は天然すぎて自分に厳しいかどうかの判断が難しい所です、ハイ。

 

こうしてジミーさんの歴史を辿ってみると“大物”の名前が次から次へと出てきますが、やはりさんまさんとの出会いが一番大きかったと言えるでしょう。

明石家さんまという名前はリターンネームでもあるので、昨日の間 寛平さんもそうですが、人をプロデュースする能力(人の適性を見抜く力)に長けているのかも知れません。

PUFFYをプロデュースした奥田民生さんや

Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅさんをプロデュースした中田ヤスタカさん、

芸名で言えばつんく♂さんもリターンネームですからね。

 

それによく見ると岡本太郎さんもOKAMOTO TAROと、最初と最後の母音が「オ」なのでリターンネームじゃないですか。

 

あと“調教師”という表現を使いましたが、調教師と言えば競馬のジョッキーですね。

一番有名なジョッキーと言えば、武豊さんです。

武豊さんもリターンネームじゃないですか。野球のサインも覚えられなかったジミーさんを、テレビに出られるタレントに仕立て上げたさんまさんの調教技術も、名前の持つ力だったのかも知れません。

 

今週は木村拓哉さん、竹中直人さん、間 寛平さん、ジミー大西さんと、

人類の進化の歴史を遡ったようなリレーになりましたが(失礼)、この調子で行くと明日は反省ザルの次郎くんとか紹介しないといけなくなりそうなので、明日は趣向をガラっと変えてお送りします。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。