矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

ナインティナイン(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第66回)※2021.1.5改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第66回目の今日はナインティナインのお二人です。

 

それぞれのお名前は矢部浩之さんと岡村隆史さん、お二人とも本名です。

 

まず矢部浩之さんですが、

ローマ字で書くと=YABE HIROYUKIとなり、

苗字の最後の文字「べ」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「き」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

しかし全体を見ると、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

 

続いて岡村隆史さんはOKAMURA TAKASHIとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

コンビ名はダウンタウンウッチャンナンチャン同様、名前の中に「ナイン」という同じ音が繰り返される「反復型」です。最近はコンビ名もサンドウイッチマンや千鳥の様に最初と最後の母音が同じリターンネームが増えていますが、一昔前まではこういった「反復型」がお笑いコンビの良い名前として主流でした。

個人名もロイヤルネームとなめらかネームで非常に良い組み合わせですが、このコンビの大きな違いはそれぞれの仕事ぶりに現れています。

 

まず矢部浩之さんから見ていきましょう。

 

ロイヤルネームの有名人の方は強運に恵まれ、それぞれの世界で成功するだけでなく、他のジャンルに挑戦すればそこでも成功を収め「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような、最強の名に相応しい活躍をされている方が非常に多いのです。 

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この記事の中でもお笑いタレントで1番司会者に向いているのは明石家さんまさんや所ジョージさんの様ななめらかネームだと申しましたが、ロイヤルネームも負けず劣らず司会業で活躍されています。 

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そしてこの記事でも触れた通りリーダーになる傾向も強い為か、矢部さんは「めちゃイケ」でも常にリーダー的ポジションに立っていました。

ウッチャンナンチャン内村光良さんや、古くはドリフターズいかりや長介さんが「8時だよ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」などの番組のリーダーでもあった様に、ロイヤルネームのお笑いタレントが司会をすると必然的にリーダー的ポジションになる傾向があるようです。

コンビ内でも岡村さんが年上なのですが、矢部さんのほうが優位に立っている様に見受けられます。まぁ身長差からくる優越感もあると思われますが・・・。

 

一方の岡村隆史さんは俳優運もあるなめらかネームのお陰か、「無問題」をはじめとする数々の映画や、昨年度の大河ドラマ麒麟がくる」に出演するなど役者としてもちょくちょく仕事をしています。

司会者にも向いていますが、コンビで司会をする番組では矢部さんが仕切り役でどっしり構え、岡村さんはあちこち動きまわるという、猿まわしの猿の様な役になりがちです。

役者も司会者も多少のアドリブはあるものの、ほぼ台本通りの決められたセリフを喋るのが仕事です。だから岡村さんにも務まるのでしょう。

実はこの方人見知りが激しく、リターンネームではないのでフリートークもやや苦手としています。もともとトークよりもキャラクターの面白さでここまで来たので、ベテランになった今でもトークには自身無さげです。

その為バラエティーのここで笑いが欲しいというタイミングでは、よくその時流行っている他の芸人のギャグで場を凌ぎます。自らギャグを編み出す事はほとんどありません。

それが証拠に20年以上続いた「めちゃイケ」のメインを務めながら、1つとしてギャグを流行らせたり、流行語を生み出す事もありませんでした。

(よく他人のギャグをパクる事で有名なFUJIWARA藤本敏史(ふじもととしふみ)さんもなめらかネームですが、藤本さん程バカにされている感がないのは「たか」が入る“たかたかネーム”のお陰でリスペクトされているからでしょうか?)

 

しかし岡村さんはなめらかネームの「身体で稼ぐ」という性質を活かしました。

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この記事を読んで頂くと分かる通り、ダンサーや踊る事で運を掴んだ方はなめらかネームが多いのです。

岡村さんは芸人になって間もない吉本印天然素材の頃からダンスにおいてはレベルが高く、「めちゃイケ」でもオカザイルとしてその実力を発揮していました。他の企画でも身体を張って笑いを取る時のほうがイキイキしていた様に思えます。

「名前の法則」で割り切るとこんなに分かりやすいタイプなのですね。

 

先述の通りナインティナインは「反復型」の為、リターンネームのコンビ程の結束力もありません。コンビでのメインMCも以前は週に何本もありましたが、気付けばスペシャルなど不定期の番組ばかりで、今やレギュラー番組は「ぐるナイ」だけとなってしまいました。

矢部さんは「アウト×デラックス」、岡村さんは「旅猿」など、それぞれが他のタレントと共演する番組が多いので、コンビの存続が心配です。

 

あと、文字で見ると矢部浩之(やべひろゆ)、岡村(おかむらたし)と、2人とも自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあります。

(斜体文字が加筆した部分です)

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矢部さんは大阪で人気が出始めたまだ若手の頃、キャーキャー言いながら応援してくる女の子達に浮かれる事なく、「あの子らの人気はすぐ冷めるから騙されたらアカン。」と自分を戒めていた事が思い出されます。

そして岡村さんは「か」が2つ入る“ワンモアネーム”でもあり、非常に厳しいタイプと思われます。だから自分で自分を認める事が出来ず、結婚に踏み切るまでも時間がかかったのでしょう。あとはこれからピンでもどんどん仕事を増やし“ワンモア”な活躍が期待されます。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。