「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。
早速ですがクイズです。
つんく♂・TERU・IZAM。
この3人の名前の共通点は何でしょう?
今回は男性アーティスト編です。
『🎵時〜に愛は二人を試しTERU〜Because I love you〜』
「字が違いますよ。」
『1曲目、「湯〜沸く」聴いて頂きましたー。』
「そこも字が違いますね。」
え〜今回も“そのまんま”の名前では共通点はありません。
『・・・て、事は3人とも本名にしないといけないのか?最近そのパターン多くないか?』
「仕方ないでしょう、90年代頃からバンドの個人名はこういうアーティスト名義ばかりになったんですから・・・。」
ヒント1:ではそれぞれの本名をローマ字にしてみましょう。
TERU(小橋照彦) =KOBASHI TERUHIKO
IZAM(日根良和) =HINE YOSHIKAZU
ヒント2:この方々は明石家さんまさんの様な「良い名前」の条件を満たしていませんが、ある特殊な条件を満たしています。
ヒント3:全体の母音に注目して下さい。じっくり見て頂ければそれぞれの名前に共通するポイントが見えてくるはずです。
分かりやすくする為、母音だけ色を変えてみましょう。
TERU(小橋照彦) =KOBASHI TERUHIKO
IZAM(日根良和) =HINE YOSHIKAZU
もうお分かりですね。それでは正解を発表しましょう。
正解は「あ・い・う・え・お」です。
もう1度3人の名前をよくご覧下さい。
どの名前もA、I、U、E、O、5つの母音が全て入っているでしょう。それがこの3人の共通点なのです。
このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼ぶ事にします。
『🎵絶え〜間なく〜注ぐ〜・・・』
「“HOWEVER”ですか?」
『🎵YOU、ユー、湯〜、』
「ん?」
『🎵湯〜沸〜くの、待てんぞー、・・・』
「SHAZNAの“すみれ September Love”に変わった!GLAYがお湯注いだみたいになってるじゃないですか!怒られますよ!」
『大丈夫だよ。カップヌードルのCMソングにもなってたぐらいだから。』
え〜ロイヤルネームの方がグループにいた場合、バンドなどのリーダーになるか、又はメインボーカルとして真ん中に立つなど、グループの中心的存在になる方が多い事は以前にもお伝えしました。
先程も申しましたが90年代頃からはバンドの個人名にアーティスト名義が多様されるようになった為、この法則は通用しなくなっていたのですが、そこから更に調査を進めた結果、バンドのメインボーカルは本名がロイヤルネームの方が多い事が分かったんです。
『🎵小池さ〜ん、小池さ〜ん、好き好き〜、』
「また変え歌ですか!?」
『違うよ、これはシャ乱Qの「ラーメン大好き小池さんの唄」のホントの歌詞だって!』
「いやそのメロディーは“ひみつのアッコちゃん”の歌でしょ!やっぱり替え歌じゃないですか!?」
『これが替え歌だって言うんならつんく♂に言ってくれ!俺が悪いんじゃない。』
え〜他にも先週紹介したX JAPAN の
Toshl(龍玄とし)さんは出山利三(でやまとしみつ)という名前ですし、
(現:ROLLY)さんの本名は寺西一雄(てらにしかずお)といいます。
あとメインボーカルではありませんが、リーダーとしては
ウルフルズの元リーダー、
ウルフルケイスケさんは
岩本圭介(いわもとけいすけ)さんと、隠れロイヤルネームの方がこんなにもいらっしゃるんですねぇ。
ちなみに、リーダーやメインボーカル以外にロイヤルネームの方がいた場合はどうなるかと申しますと、負けず劣らずの非常に目立つ存在になるんですねこれが。
本名:小野田安秀(おのだやすひで)
X JAPANのhide さん、
本名:松本秀人(まつもとひでと) などです。
『🎵ベビベビベイベベイベベイベベイベベイベ〜、』
「あれ?イヤな予感がする・・・」
『貴様にひと言、物申〜す!』
「またですか?もう・・・。」
『誰か大事な人を忘れてないか!?』
「江頭さんは先週紹介したでしょう。」
『江頭じゃなくて、布袋寅泰(ほていともやす)のほうだよ!』
「あーそっち?“スリル”唄ってる側のほうね。」
『BOØWY時代はボーカルの氷室京介(ひむろきょうすけ)に負けないくらい目立ってただろが!』
「いや忘れてた訳じゃないですけど、布袋さんは本名だからなぁ。」
じゃあ本名の方の名前が出たついでに、
HYの仲宗根泉(なかそねいずみ)さんも紹介しておきましょう。HYはもう一人の男性ボーカル新里英之(しんざとひでゆき)さんもロイヤルネームですから、どちらも負けず劣らずという感じですね。
『🎵だからお願い〜、・・・』
「HYの“AM11:00”ですか?」
『🎵そば〜においてね〜。残念でした〜テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」でした〜。』
「いや、それ本当にまずいヤツです・・・。」
え〜最後に余談ですが、つんく♂さんやToshlさん、IZAMさんやROLLYさん、ジェームス小野田さんと、ほぼ女装か白塗りに近いがっつりメークを好む方が多いようです。目立とう精神が人一倍お強いんでしょうかね。
『🎵男と女〜あやつりつられ〜、・・・』
「今日は本当によく唄うなぁ。・・・で、何で“夢芝居”なんですか?」
『梅沢富美男もロイヤルネームだろが!』
「え?うめざわとみお・・・あ、本当だ!」
『梅沢富美男も女装で白塗りだろが!』
「あー!あれを女装って言ったら怒られるのにー。」
『えっ?マジで・・・?』
「知ーらないっとー。」
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 価格: 1320 円
- 楽天で詳細を見る
『そうだ!白塗りだけに、あやMatt(マット)こう。』
「謝る気ないでしょ?」
ではまた次回をお楽しみにー。