矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

BOØWY【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第123回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第123回目の今日はBOØWY(ボウイ)です。

 

結成当時「ガール」というイギリスのロックバンドがいたことに対抗し、「ボーイ」という名前に漢字を当て『暴威』となりました。そこから転じてBOØWYとなります。

テレビを含むメディアにはほとんど登場しないというスタイルながら、当時の若い世代から圧倒的な支持を集め「ONLY YOU」「MARIONETTE」はヒットチャートを席巻しました。

ただBOØWY(ボウイ)というバンド名が、息の(バンド継続期間の)長くなる“リターンネーム”(最初と最後の文字の母音が同じ)ではなかった為か人気絶頂期を迎えた途端、もう満足いくまでやり尽くしたかの様に解散してしまいました。

 

メンバーはボーカル・氷室京介さん、

ギター・布袋寅泰さん、

ベース・松井恒松(現:常松)さん

ドラムス・高橋まことさんの4人でした。

 

まずボーカル氷室京介さんのお名前をローマ字で書くと、

HIMURO KYOUSUKEとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

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なめらかネームは男性歌手向きの名前です。特に演歌やロックなどの男らしい歌を唄うのに適しています。 

何と言ってもBOØWY氷室京介さんのボーカルあってこそだったでしょう。そのハスキーな歌声は多くのファンを魅了しました。

解散後はソロ歌手としても氷室京介名義で活動し、「ANGEL」「KISS ME」「VIRGIN BEAT」などのヒット曲を生み出しました。

 

続いてギター・布袋寅泰さん、

ローマ字で書くと=HOTEI  TOMOYASUとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っている事がわかります。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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このロイヤルネームは「何をやっても上手くいく」のではないかと思わせるような活躍をされている方が非常に多いのです。

またグループ内にいた場合でもメインボーカルに負けない程の非常に目立つ存在になります。

X JAPANhide(本名:松本秀人)さん、

米米CLUBジェームス小野田(本名:小野田安秀)さん、

HY仲宗根泉さんなどです。

BOØWY時代の布袋寅泰さんも氷室さんに負けない程の非常に目立つ存在でしたね。ギターの腕はもちろん、ヘアースタイルでも存在感を放っていました。

何よりこの方は解散後、ソロアーティストとして更なる活躍を遂げます。

アルバム「GUITARHYTHM」でのデビューに始まり、

吉川晃司さんとのユニットCOMPLEXで「BE MY BABY」のヒット、

今井美樹さんの「PRIDE」など、多くのアーティストへの楽曲提供、

映画音楽(「KILL BILL」のメインテーマなど)や、

俳優としても出演(「新・仁義なき戦い」など)、

そしてソロ歌手としてさらば青春の光」「サレンダー」「POISON」「スリル」などのヒット曲を生み出しました。

正に「何をやっても上手くいく」という感じですね。

 

ベース・松井恒松さんは

ローマ字で書くと=MATSUI  TSUNEMATSUとなり、

苗字の最後の文字「い」と、下の名前の最初の文字「つ」、

フルネームの最初の文字「ま」と、最後の文字「つ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

なお、この恒松というお名前は芸名で、本名は恒二(こうじ)とおっしゃいます。

本名のほうも同じ母音のペアが出来ないノーペアネームです。

 

ドラムス・高橋まことさん(本名は漢字で“信”と書きます)

ローマ字で書くと=TAKAHASHI  MAKOTOとなり、

苗字の最後の文字「し」と、下の名前の最初の文字「ま」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「と」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

 

このお二人もBOØWY解散後、それぞれミュージシャンとして活動を続けておられます。

とは言ってもベースとドラムですから、それほど目立った活動は出来ませんよね。

ノーペアネームだからという訳ではなく“解散したバンドのボーカル以外のメンバー”なんてそんなものですよ。布袋寅泰さんが売れ過ぎ、目立ち過ぎなんです。

 

さて話は戻って再びBOØWYについてなんですが、リーダーは氷室京介さんでした。

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私は以前にロイヤルネームの方がグループ内にいた場合、リーダーになる事が多いと申しましたが、ロイヤルネームの布袋寅泰さんではなくなめらかネームの氷室京介さんがリーダーだったのです。

しかしよくよく調べてみると、氷室京介というお名前は完全な芸名で、本名は寺西修という名前だそうです。

このお名前もローマ字にしてみましょう。

TERANISHI  OSAMUとなり、

全体を見ると、5つの母音が全て入っている事がわかります。

そうです、氷室京介さんは本名が “ロイヤルネーム”だったのです。

だからリーダーだったんですよ!本名のリーダー向きの特性でメンバーを集め、そのバンドでボーカルを務める為にロック歌手向きのなめらかネームを名乗ったのです。

この“氷室”という苗字は漫画の主人公から取ったという説が有力で、まぁ“寺西”よりは響きもカッコいいですね。なめらかネームになったのは偶然だったでしょうが、「名前の法則」を推奨する私としては文句の付けようがない、もう「お見事!」というしかありません。

 

結局、BOØWY時代純粋に本名を名乗っていたのは布袋寅泰さんだけという事になります。充分芸名っぽい珍しい名前なので変える必要がなかったのでしょう。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。