サンドウィッチマン・千鳥・チョコプラの共通点は？

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

早速ですがクイズです。

ダウンタウン・ウッチャンナンチャン・ナインティナイン。

この３組の名前の共通点は何でしょう？

『おい！タイトルと違うぞ！！』

「出た！不満有作(ふまんゆうさく)！」

『久しぶりー。てか、有作“さん”だろ！』

「何ですか、有作さん。」

『だってお前、タイトルと違うじゃないか！？』

「これは前フリですよ。クイズでよくあるでしょ？〇〇と言えば△△ですがー、みたいなやつ。」

『何だよ、それを早く言えよ。』

「いいから少し静かにしてて下さい。」

えーこの３組の共通点はもう分かりますよね。

ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナイン、という具合いに同じ音が繰り返されています。言うなれば「反復型」ですね。

これはもう「名前の法則」を用いるまでもなく、皆さんご周知の事でしょう。

お笑いコンビの名前として一昔前まではこういった「反復型」が良いのではないかと言われてきました。

しかしここ数年はその傾向が変わってきています。

そこで今回のクイズ、本題です。

サンドウィッチマン・千鳥・チョコレートプラネット。

この３組の名前の共通点は何でしょう？

３組ともいま大人気のコンビですが、「反復型」ではありませんよね。実は別の共通点があるんです。

ヒント１：それぞれのお名前をアルファベット（ローマ字）にしてみましょう。

サンドウィッチマン　　＝SANDWICHMAN

千鳥　　　　　　　　　＝CHIDORI

チョコレートプラネット＝CHOCOLATE PLANET(O)

※PLANETは英語表記だと最後の母音(O)は付きません。

ヒント２：両端に目を向けてみましょう。答えが見えてくる筈です。

もうわかりましたね。では正解を発表しましょう。

 正解は最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

（“サンドウィッチマン”は最後が“ン”ですので一つ前の文字“マ”の母音で判断します。）

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

blog.housoku.work

リターンネームは２人組の音楽ユニットに良い名前だという事はお伝えしてきましたが、どうやらお笑いコンビの名前としても良さそうなんです。

特にこの３組はいまテレビで見ない日はない程大人気ですよね。

「めちゃイケ！」や「はねるのトびら」の様な、若手お笑いコンビが多数出演するコント中心のバラエティー番組は現在ありませんが、もしあったらこの３組は間違いなくレギュラーに選ばれているんじゃないかと思います。

『TT兄弟(ティーティーきょうだい)もリターンネームだな？』

「確かに・・・て、チョコレートプラネットでしょ！」

他にも中堅どころでは、

くりぃむしちゅーやチュートリアル、

ブラックマヨネーズなどもリターンネームです。

『チュートリアルは今まずいだろ！？』

「いいでしょ？徳◯さんの名前さえ出さなきゃ。と言うより、名前の法則は長期的な人気を優先して判断していますので、一時的な浮き沈みはなるべく考慮しません。それにチュートリアルって名前は残ってるじゃないですか？」

『福田ひとりじゃ何も出来ないだろ？』

「あ、それは私言ってませんよ・・・。」

◉「ちゅう」が付く名前が良い？

くりぃむしちゅー、チュートリアル、ネプチューン。

「しゃべくり００７」のレギュラー３組はいずれも「ちゅう」が付く名前です。

これは偶然なのでしょうか？それとも意図して集められたのでしょうか？

いずれにせよ番組スタート時にこの３組が既に売れていた事は間違いありません。

特にくりぃむしちゅーは元々海砂利水魚(かいじゃりすいぎょ)という名前でしたが、改名してから冠番組を何本も抱える売れっ子になりました。

リターンネームの上に「ちゅう」が付く名前（しかも旧コンビ名よりはるかに分かりやすい）に改名した効果が合わさって人気が急上昇したのでしょう。

あと「しゃべくり００７」のレギュラー以外では、女性トリオの

森山中(もりさんちゅう)も「ちゅう」が付きますね。

『キャベツ確認中(かくにんちゅう)は！？』

「何ですかそれ？」

『知らないのか？錦織圭のそっくりさんと、北斗の拳のザコキャラの・・・』

「へ〜あの２人コンビなんですね。」

『売れてなきゃおかしいだろ？』

「ちゅうが付きゃ何でもいいって訳じゃないですよ。何ですかその訳の分からない名前。」

えーいくら良い名前でも、ある程度の知名度は必要です。また、あまり意味不明な名前も良くないでしょう。

「これでいいですか？」

『チーモンチョウチュウは？』

「うーん、それも意味がわからん。」

この様に画数ではなく母音に着目して有名グループの名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つグループがこれだけ見つかるのです。すなわち名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか？というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

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『もう終わりか？まだ名前が出てないコンビ一杯いるだろ？』

「そうなんですよ、お笑いコンビは多過ぎてとても一回じゃ紹介仕切れないので、この続きはまた明日という事で。」

ではまた次回をお楽しみにー。