矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

少年隊【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第94回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第94回目の今日は少年隊の三人です。

 

この「勝手にお名前診断」はお一人ずつ紹介してきたのですが、今回はトリオにつき三人まとめての紹介となります。

 

それぞれのお名前は

錦織一清さん、植草克秀さん、東山紀之さん。

三人とも本名です。

愛称は“ニッキ”“カッちゃん”“ヒガシ(くん)でした。

 

最初のグループ名はジャニーズ少年隊でしたが、当初のメンバーだった松原康行さんという方に替わって東山紀之さんが入った時、少年隊に変わりました。

 

では個人名を診ていきましょう。

まず“ヒガシ” こと東山紀之さんは

HIGASHIYAMA NORIYUKIとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

続いて“カッちゃん” こと植草克秀さんのお名前をローマ字で書くと

UEKUSA  KATSUHIDEとなり、

苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

 

そして“ニッキ” ことリーダーの錦織一清さんは

NISHIKIORI KAZUKIYOとなり、

リターンネームの条件であるフルネームの最初の文字「に」と、最後の文字「よ」   

なめらかネームの条件である苗字の最後の文字「り」と、下の名前の最初の文字「か」

この2つのポイントの母音が違うので、どちらのタイプにも当てはまりません。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

 

グループの中にリーダー向きのロイヤルネームがいると、その方がリーダーになる事が多いのですが、いない場合は大抵年長者がリーダーになります。錦織さんもノーペアネームなのでリーダー向きではありませんでしたが、年長者なのでリーダーを任された口です。

 

◉歌も踊りも本格派

 

ジャニーズJr.時代を共にしながらも、結成から早々とレコードデビューしたシブがき隊とは違い、少年隊は踊りや歌のレッスンに充分過ぎる程の月日を費やしました。(シブがき隊のデビューが1982年の5月で、少年隊のデビューが85年の12月ですから、いかに時間を掛けたかがお分かり頂けるでしょう。)

そして満を持してのファーストシングルが「仮面舞踏会」でした。鍛錬されたダンスアクションは見る者を釘付けにし、瞬く間にチャート1位を獲得します。

その後も「デカメロン伝説」「バラードのように眠れ」、名曲「君だけに」などのヒットが続き隆盛を極めていたのですが、本当に人気絶頂だったと言える全盛時代は意外と短く、強烈なインパクトで現れた後輩光GENJIに中高生ファンを奪われた為か、「落ち着いた大人のグループ」という、何とも聞こえのいい表現をされる様になると共に、人気のほうも落ち着いていってしまうのです。

少年隊がシブがき隊から活躍の場を奪い取って“解隊”に追い込んだ様に、少年隊もまた同じジャニーズのグループに人気を奪われました。

この頃は一時代に一つしか男性アイドルグループ枠が無かったかの様に、新しいグループが出てきては前のグループが心太式に押し出される、そんな時代だったんですね。

私から言わせれば、少年隊という名前がリターンネームじゃなかったからだという結論になってしまうのですが、ただグループでの活動が少なくなってきた頃、不思議な現象が起こります。メンバーのうちの一人だけがやたらと持てはやされされる様になるのです。

 

◉明暗を分けた名前と“顔”

 

それがリターンネームの東山紀之さんでした。何故彼だけが持てはやされたかと言うと、その頃男性の顔の系統を区別する方法として、“しょうゆ顔”や“ソース顔”といった表現が使われていました。そしてその“しょうゆ顔”を分かりやすく相手に説明する為の例として「少年隊の東山君みたいな感じ」と、彼の名前が代名詞になっていたのです。

彼は特段何もしていないのですが“しょうゆ顔”の典型であった為に、マスコミが名前を使う=勝手に名前を売り込んでくれる、という本人も思いも寄らない宣伝効果が上がったのです。元々グループ一の長身に流行りの顔が乗っかった訳ですから、そりゃ女性人気も高まりますよ。そしてとうとう、東山紀之さん個人の人気が少年隊の人気を追い越してしまったのです。やはりリターンネームはアイドル向きの名前なんですね。

では、あとの二人はというと・・・。

植草克秀さんはなめらかネームでしたね。

なめらかネームの特徴は、男女を問わず俳優業に強いという事です。

彼はその特徴である俳優運を活かし、人気シリーズ「渡る世間は鬼ばかり」のレギュラーの座を獲得しました。こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、アイドル時代は一番不器用そうだった彼が、この番組のレギュラーを射止めたのは見事と言って良いでしょう。その逆に一番器用だった方が、その器用さを発揮する場所を失ってしまいました。

そう、ノーペアネームの錦織一清さんです。

ノーペアネームの特性は「不安定」で、一時的に人気者になっても持続しにくいのです。

彼は非常によく喋るタイプでまた面白く、「ピッチャーの投球モーションの逆再生」など一発芸も持っていたので、バラエティーで生き残っていくかと思ったのですが、運に恵まれなかったのか、テレビで見かける事はほとんどなくなりました。才能のある人間が必ずしも生き残るとは限らない、芸能界の難しさと言ったところでしょうか。

 

◉永遠の“少年”隊

 

もう何年も新曲のリリースも無く、グループでの活動もしていませんが、実はまだ解散していません。そして誰も芸能界を引退していないので、グループは今も存続中という事になります。

そうは言っても錦織さんは舞台の演出など裏方にまわっていますし、植草さんも「渡鬼」以外で目立った活躍はありません。

唯一東山さんだけが俳優、キャスターとして大活躍しています。

奥さんの木村佳乃(きむらよしの)さんも女優業にバラエティーにと、何かが吹っ切れた様に活躍なさっていますね。

もはや東山さんの一人勝ちという感じですが、もし“しょうゆ顔”じゃ無かったらどうなっていたのか、いやそれよりも全員50代の中高年になったのに少年隊っていう名前、もうジャニーズに返上したほうが良いんじゃないでしょうかね。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

 

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

シブがき隊【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第93回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第93回目の今日はシブがき隊の三人です。

 

この「勝手にお名前診断」はお一人ずつ紹介してきたのですが、今回はトリオにつき三人まとめての紹介となります。

それぞれのお名前は

薬丸裕英さん、本木雅弘さん、布川敏和さん。

三人とも本名です。

ニックネームは“ヤックン”“モックン”“フックン”でした。

当時大人気だったたのきんトリオに続けとばかりにデビューした三人組で、

ドラマデビューはシブがき隊結成前の

「2年B組仙八先生」(主演はさとう宗幸(むねゆき)さん)でした。

不良生徒の役だったので最初は“悪ガキトリオ”と呼ばれ、

一般公募で選ばれた“シブがきトリオ”を経て、

最終的にジャニーさんが“シブがき隊”にしたそうです。

トリオはたのきんでも使っていたので、あえてトリオではなく“隊”にしたそうですが、偶然にもその後続く光GENJI、SMAPTOKIO、V6らと同じ“リターンネーム”になったのです。

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シブがき隊がデビューした1982年はアイドル豊作の年となり、中森明菜さんや小泉今日子さん、松本伊代さんや早見優さんなど、後に「花の82年組」と呼ばれる人気アイドルが出揃った年でした。

 

では個人名を診ていきましょう。

まず“ヤックン” こと薬丸裕英さんのお名前をローマ字で書くと

YAKUMARU  HIROHIDEと、

、5つの母音が全て入る“ロイヤルネーム”になります。詳しくはこちらの記事をご覧下さい。 

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続いて“モックン” こと本木雅弘さんは

MOTOKI MASAHIROとなり、

フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

そして“フックン” こと布川敏和さんも

FUKAWA TOSHIKAZUと、

最初と最後の母音が同じ「ウ」なので“リターンネーム”ですね。

グループ名がリターンネームで、個人名がロイヤルネーム一人とリターンネーム二人という、名前の法則的には申し分の無いグループでした。

 

本木雅弘さんは端正な顔立ちで、女性人気も一番高かったのではないでしょうか。その証拠に薬丸裕英さんに代わって何曲かセンターに立った事もある程です。

リターンネームのアイドル性の高さが活かされたんですね。 

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もう一人の布川敏和さんは同じリターンネームでありながら三枚目路線というか、シブがき隊がメインの番組「レッツGOアイドル」内のコントでも、ボケ役に廻る事が多かったと思います。「アイドルなのに一重まぶた」と弄られる事もあり(ある時期からは開き直って自虐ネタにしていた)、ファンをよく笑わせていました。

リターンネームのバラエティー向きの特性のほうが活かされたのでしょう。 

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◉代表曲は「スシ食いねェ!」?

 

シブがき隊の曲のタイトルは準和風テイストが多く、

「Hey!Bep-pin(ベッピン)」「サムライ・ニッポン」

「喝!」「アッパレ!フジヤマ」

「べらんめぇ!伊達男(ダンディ)」など、

インパクト重視としか思えない古の日本語ばかりが用いられていました。

中でもNHKみんなのうた」にも起用された「スシ食いねェ!」が三人のキャラクターとも相まって大ヒットします。

どんな歌かは説明しなくても、今だにグルメ情報を扱う番組でお寿司が紹介される時には必ずと言っていい程使われていますよね。

「ヘイ、らっしゃい!」で始まるアレですよアレ。シブがき隊の他の歌は知らなくても、この歌は誰もが知っているでしょう(番組で使われる冒頭とサビの部分だけかも知れませんが)。これはもう間違いなく代表曲です。

 

◉解散ではなく“解隊”

 

「スシ食いねェ!」のヒットから数ヶ月後、シブがき隊は突如“解隊”を宣言します。

原因は色々あったそうですが、歌とダンスのレッスンに時間を掛け、満を持してデビューした同じジャニーズの少年隊の登場が大きかったでしょう。

彼らの華麗なダンスや見事なバク転を見た時「俺達は終わった」と思ったそうです。

(ジャニーズなのにバク転が出来ない事も自虐ネタにしていましたが。)

解隊後本木さんと布川さんはジャニーズを退所し、一年後に薬丸さんも退所しました。

本木さんは俳優として第二のスタートをきり、「おくりびと」で数々の賞を受賞するなど、揺るぎない地位を築きました。

プライベートでは内田裕也さん、樹木希林さんの娘である

内田也哉子(うちだややこ)さんと結婚し、養子に入る形となった為現在の本名は内田雅弘となっています。

布川さんは「花の82年組」代表として当時のアイドルの裏話を暴露する光景をよく見かけました。やはりバラエティー寄りなんですね。

つちやかおりさんとの離婚後はそういう機会も減ったようですが、今はお元気なのでしょうか?

解隊以降はそれぞれ活動しながらも、一度も共演がないというこの三人。布川さんのメディア露出激減によりその可能性は益々低くなりましたが、待ち望んでいるファンもいると思いますよ。何と言っても元ジャニーズアイドルですから。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

野村義男さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第92回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第92回目の今日は野村義男さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとNOMURA  YOSHIOとなり、

苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

リターンネームは男女を問わずアイドルに強い名前です。が、

この方は“野村義男”名義での活動をほとんどしておらず、そのためかアイドル向きの特性は活かされませんでした。しかしリターンネームのもう1つの特性が活かされます。

 

野村義男さんは昨日紹介した近藤真彦(こんどうまさひこ)さんと同じたのきんトリオの”として、人気アイドルの仲間入りをしました。

たのきんトリオを中心に歌やコントが繰り広げられたバラエティー「たのきん全力投球!」に出演していましたが、先にレコードデビューしていた田原俊彦(たはらとしひこ)さんと近藤真彦さんが人気を二分していた為、野村義男さんは出番も少なく1番目立たない存在でした。

愛称は田原俊彦さんの“トシちゃん” 近藤真彦さんの“マッチ”に習って下の名前“義男”の“よ”を取って“ヨッちゃん”と呼ばれ、人なつっこい笑顔で親しまれましたが、彼だけがなかなかレコードデビューが決まらず、「ヨッちゃんはいつデビューするんだ」とファンもヤキモキしていた頃、ようやくその時が訪れます。

まず“野村義男”名義で「待たせてSorry」というタイトルのアルバムを出しますが、いきなりアルバムは相当なファンでないと手を出せませんよね。

その後ギターが好きだった事もあってかバンドとして本格的にデビューするのですが、いかんせんその名前が

THE GOOD-BYE(ザ・グッバイ)。

散々待たせてやっとデビューしたと思ったらもう「サヨナラ」かと。

いやそういう言葉の意味はさておき、最初の文字「ザ」と最後の文字「イ」の母音が違うのでリターンネームにはならず、法則的に見て良い名前とは言えません。

その年ライバルが少なかったせいか、レコード大賞の最優秀新人賞を獲ったのですが、せいぜいヒットしたと言えるのはデビュー曲だけだったように思います。THE GOOD-BYEはその名の通り、人知れず解散してしまいました。

 

◉再びの脚光

 

バンド解散後はジャニーズ事務署から独立し、“野村義男”名義でソロアルバムを発表しますが、ジャニーズという強力な後ろ盾を失った為かこの頃の活動はほとんど知られていません。その後もギタリストや作曲家などの音楽活動は続けていたものの表舞台からは遠ざかっていました。

世間では「消えたヨッちゃん」「ヨッちゃんは何処へいったのか」などと囁かれていましたが、思わぬところで彼は再び脚光を浴びます。

1998年に浜崎(はまさき)あゆみさんが歌手デビューしてブレイクした時、バックバンドに何処かで見た顔が!そう、ギタリストとして参加していた野村義男さんでした。

冒頭で触れたリターンネームのもう1つの特性、それは前に出るよりも1歩下がったほうが成功する確率が高いという事です。

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たのきんトリオ”時代は他の2人より一歩下がっていた事で人気を維持し、THE GOOD-BYEのボーカルとして前に出ると上手くいかず、浜崎あゆみさんのバックに廻ると再び日の目を浴びる。彼の活動ぶりはある意味リターンネームの典型と言えるのです。

まぁ地道にでも音楽活動を続けていたからこその賜物でもありますね。

浜崎あゆみさんについて詳しくはこちらをどうぞ。

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その後は「仮面ライダー」の主題歌などを専門で演奏するバンド

RIDER CHIPS(ライダーチップス)を結成(ボーカルではない)するなど、バックバンド以外にも活動を拡げてきました。浜崎あゆみさんのテレビ出演機会が減少し、ツアーでもバックバンドを入れない様にしたそうですが、ギターの腕は誰もが認めるものですから生き残る道はいくらでもありそうですね。

そしてつい先日、24年ぶりとなる“野村義男”名義でのソロアルバムを発売したそうです。果たして、前に出て上手くいくのでしょうか・・・?

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

 

 

近藤真彦さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第91回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第91回目の今日は近藤真彦さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとKONDO  MASAHIKOとなり、

苗字(姓)の最初と下の名前(名)の最後の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

リターンネームは男女を問わずアイドルに強い名前です。 

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近藤真彦さんは多くのアイドルを輩出してきたジャニーズ事務所のトップとして走り続けてきました。往年のファンから若い世代においても新しいファン層を獲得し、ずっとアイドルを続けてこられた方なのです。

 

「3年B組金八先生」(第1シリーズ)で注目を集めた

田原俊彦(たはらとしひこ)さんの“”、

野村義男(のむらよしお)さんの“”、

近藤真彦さんの近という字を読み替えて“きん”、

3人の頭文字を取って名付けられた“たのきんトリオ”がアイドルとしての第1歩でした。

ただし、正式なグループではなく3人をまとめて呼ぶ時の呼称に過ぎず、レコードデビューのタイミングも3人バラバラでした。

このたのきんトリオという名前も一応診断しておきますと、リターンネームではないのでグループ名として良い名前とは言えません。共演映画も5本ぐらいまで製作されましたが、トリオとしての活動は長く続きませんでした。

 

◉愛称“マッチ”に関する誤解

 

近藤真彦さんは“マッチ”という愛称で親しまれ人気者になりましたが、上記の“たのきん”システム通り真彦の“ま”を取って“マッチ”になったのかと思いきや、「金八先生」出演時に髪が短く“マッチ棒”の様なヘアースタイルだったからだそうです。真彦の“ま”でもあるからというのは後付けだったんですね。

またモノマネをする方がよく「マッチでーす!」と叫びますが、本人は1度も叫ぶどころか「マッチです。」と自分から名乗った事もないそうです。

これは一重に、モノマネで最初に言ったであろう

片岡鶴太郎(かたおかつるたろう)さんのせいです。

オレたちひょうきん族」の“ひょうきんベストテン”のコーナーで近藤真彦さんの役を任された際、元気なイメージを出す為に「マッチでーす!」と叫んでいたのですが、人気番組だった事もありこれが浸透してしまったのですね。

 

いずれにしてもこの言いやすい愛称のお陰で人気も加速したのですが、以前タモリさんを紹介した時に『愛称はア段で始まるほうが良い』のではないかという話をさせて頂きました。

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その理由として、後輩が呼ぶ時に“さん”付けで呼びやすいからと申しましたが、近藤真彦さんもジャニーズの後輩からは “マッチさん”と呼ばれています。

最後に「ん」が付くものの、最初の文字「マ」と、「ん」の1つ前の文字「さ」の母音が同じ「ア」なのでリターンネームですね。

だから“近藤さん”ではなく“マッチさん”のほうが呼びやすく、また大勢の後輩から慕われ続けているのではないでしょうか。

 

◉曲調とは真逆の性格?

 

スニーカーぶる〜す」や「ブルージーンズメモリー」、「ハイティーン・ブギ」など初期はロック調の激しい曲が多かったのですが、一足先にデビューした田原俊彦さんとの差別化を図る意味もあったでしょう。

カラフルな衣装でポップな曲調を唄うアイドル路線の田原俊彦さんとは違い、「男らしい歌」をヒットさせていきます。 

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男性歌手で演歌やロックなどの「男らしい歌」を唄うのは“なめらかネーム”の方が多く、リターンネームの特性的には真逆なのですが、実はこの方非常にシャイな性格で、あまり前に出たがりません。

だからジャニーズのトップと言われながらも、去年亡くなられた

ジャニー喜多川(きたがわ)さんのお別れの会で久し振りに姿を見た、という方も多いのではないでしょうか?

リターンネームは織田哲郎さんの様にプロデューサー向き(自分は一歩下がって他の人を前に出すタイプ)でもある様に、目立ちたがりではない方が多いんですね。 

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余談ですが田原俊彦さんの愛称は“トシちゃん”でした。後輩が呼ぶ時に“トシちゃんさん”は変ですし“トシさん”も違和感があります。だから後輩からは慕われにくかったのでしょうか。もちろん性格の問題もあったでしょうが、その点については触れずにおきましょう。

 

俳優運の強いなめらかネームなら木村拓哉(きむらたくや)さんの様に俳優で大成していたかも知れませんが、シャイな性格もあってかドラマや映画の出演は多くありません。新曲のリリースもここ10年で5曲程と少なくなっていますが、デビュー40周年を迎える今年、記念のディナーショーやコンサートツアーも予定されているそうです。

これからもジャニーズのトップとしてアイドル道を貫いて下さい、マッチさん。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

 ではまた次回をお楽しみに。

 

 

ジャニーズ人気グループの共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

 早速ですがクイズです。

 

シブがき隊・光GENJI・NEWS

この3組の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はジャニーズアイドルグループ編です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

シブがき隊 =SHIBUGAKI  TAI

光GENJI=HIKARU  GENJI

NEWS  =NYUSU

 

『おいNEWSだけおかしくねぇか?“ニュス”ってなってるぞ!』

「ローマ字にするとこうなるんです!」

『でも何か気になるんだよなぁ。』

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『ジタバッタするなよ!』

「あーシブがき隊の“NAI NAI 16”ね。」

聖飢魔Ⅱが〜くるぜ!』

「あれ?もうおかしいな。」

『フハハハハハハハ、デ〜モンだ〜!』

「あ〜やっぱりおかしい!」

『🎵ひ〜ざ〜ま〜ず〜け〜』

「そりゃ“すがりつけ”が“ひざまずけ”になりますわな。だって聖飢魔Ⅱ来ちゃったから。」

 

はい、シンキングタイム終わりですよ〜。皆さんもうお分かりですね。

では正解を発表しましょう。

 

正解はグループ名の最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。

言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、

この様な名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

『🎵ようこそ〜ここへ〜。』

光GENJIの“パラダイス銀河”ですか?」

『🎵クッククック〜、私の青い鳥〜。残念でした〜桜田淳子の“私の青い鳥”でした〜。』

「前にその逆パターンやってましたよね?ほら、この時!」 

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『まぁ良いじゃないか。・・・ん?前にやってた?・・・あ!分かった!俺が気になってた事が!』

「どうかしましたか?」

『前にSMAPTOKIO・V6の共通点は何でしょう?ってクイズやってただろ!?』

「気付いちゃいました?」

『表題の3組入れ替えただけじゃないか!?』

「まぁまぁ、今日は4年に1度の“うるう日”だし特別な回にしようと思って、クイズは別に何でも良かったんですよ。」

『何でも良いだと〜?じゃあ歌も何唄ってもいいのか?』

「いやそういう事じゃなくて・・・。」

『それでは聴いて下さい、スニーカーぶる〜す。』

「え?一応ジャニーズがらみだからいいか・・・。」

『🎵ジーサンサン、ジーさん、爺さん、1人きり〜。』

「いや孤独な老人の歌になってる!」

 

えー昨日はジャニーズアイドルの個人名がリターンネームの方々を紹介しましたが、今回はグループ名に絞って、リターンネームのグループとそうじゃないグループを比較していきたいと思います。

まずリターンネームのグループですが、

シブがき隊

光GENJI

SMAP

TOKIO

V6

NEWS

と、いずれも大成功したグループや長く続いているグループばかりという感じですね。

あと個人の愛称を繋げただけの特殊なネーミングですが、

タッキー&翼(つばさ)も一応リターンネームになります。

 

では逆にそうじゃないグループを挙げてみますと、

THE GOOD-BYE(ザ・グッバイ)

少年隊

男闘呼組(おとこぐみ)

忍者(少年忍者)

KinKi Kids

と、6組ずつ出揃ったところで一旦ストップしましょう。

やはりリターンネームの6組に比べると成功したとは言えないグループが多いですねぇ。

少年隊は歌や踊りのレッスンに時間を掛け、満を持してデビューしたものの、あっと言う間に後輩の光GENJIにトップアイドルの座を奪われてしまいましたし、男闘呼組や忍者も光GENJIの人気に勝てませんでした。

『KinKi Kidsは何で( )で閉じてるんだ?』

「実はジャニーさんが最初に付けた名前は“カンサイボーヤ”(リターンネーム)だったんです。やはりジャニーさんはリターンネームが好きだったんですね。」

さすがに嵐は例外と認めざるを得ませんが、SMAPが28年、TOKIOやV6が25年以上続けているのに対し、21年目になる今年末での活動休止を発表しています。

『21年もやったんだから充分じゃないか!』

「だから先輩達に比べたら短いなっていう意味で・・・。」

『そんな事言う奴は、俺がファンに代わってお仕置きしてやる!

 🎵おしり出せ〜おしり出せ〜。』

「はしり出せ〜、です。(結局替え歌か。)」

『🎵君だけの〜音を〜聴かせてよ〜』

「おしり出せ〜の後にこの歌詞聴くとおならの歌みたいじゃないですか!」

『🎵止めないで〜止めないで〜』

「もう止めませんから、勝手に唄ってて下さい。」

 

えー単語だけの短い名前は嵐が最後となり、それ以降は造語や長い名前が多くなるのですが、

(かん)ジャニ∞(エイト)

KAT-TUN

Hey!Say!JUMP

Kis‐My‐Ft-2

Sexy Zone

A.B.C-Z

ジャニーズWEST

King&Prince

と、リターンネームに該当する名前はありません。

だからと言う訳ではありませんが、これらここ数年のジャニーズグループは何処かが大きく抜け出す事の無い団子レースの様な状態が続いていて、誰もが口ずさめる様な大ヒット曲を飛ばすグループもありません。軌道に乗ってきたところでメンバーの脱退なども多かった様に思います。

それら全てが名前のせいとは言いませんが、ジャニーさんのネーミングの傾向が変わってきた頃からそうなった事は明白ではないでしょうか?

『この前同時デビューした2組(SixTONESSnow Man)はどうなんだ?』

SixTONES(ストーンズ)はジャニーさんが最後に命名したグループで、久しぶりのリターンネームになっています。Snow Man(スノーマン)は滝沢秀明(たきざわひであき)さんだからと言う訳ではありませんが、リターンネームじゃないんですね。」

『という事はSixTONES有利って事か?』

「いやまだそれを言うのは早過ぎでしょう。これからどうなっていくか見守っていきたいと思います。」

 

この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

舞祭組(ぶさいく)はリターンネームだぞ。』

「舞祭組は中居正広(なかいまさひろ)さんが名付けたんですけど、ジャニーさんの影響を受けて無意識のうちにリターンネームを選んだんじゃないですかね。」

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

 

山下智久・亀梨和也・中山優馬の共通点は?

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

早速ですがクイズです。

山下智久亀梨和也中山優馬

この3人の名前の共通点は何でしょう?

 

今回はジャニーズアイドル編です。

 

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

 

山下智久=YAMASHITA TOMOHISA

亀梨和也=KAMENASHI KAZUYA

中山優馬=NAKAYAMA YUMA

 

ヒント2:両端の文字の母音に注目してください。

 

『ねぇ〜ドラえもん、なんとかしてよ〜。』

「あれ?ひょっとして・・・?」

ドラえもんのび太の声(先代)は

小原乃梨子(おはらのりこ)さん=リターンネーム

「声優編はもう終わりました!」

『えっ!?好評につき第2弾じゃないの?しずかちゃんは野村道子(のむらみちこ)でジャイアンたてかべ和也(かずや)で、みんなリターンネームだなぁつって・・・』

「全部先代の人じゃないですか!それにサブキャラまでやってたらキリがないでしょ!」

 

えー皆さんもうお分かりですよね。では正解を発表しましょう。

 

正解はフルネームの最初の文字と、最後の文字の母音が同じという点です。言い換えると、最初の母音に戻るという事ですので、この様なお名前を「名前の法則」の世界では“リターンネーム”と呼びます。

「ほら、リターンネームってワード先に出しちゃったから変な感じになったじゃないですか!」

『すまん、俺が悪かった。しかし・・・』

「しかし、何ですか?」

『認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの誤ちというものを。』

ガンダムシャア・アズナブルの声は

池田秀一(いけだしゅういち)さん=リターンネーム

「だから声優編じゃないですって!(あなた若くもないでしょ!)」 

 

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えー以前、女性アイドルグループから一人立ちして成功した方はリターンネームが多いという話をさせて頂きましたが、男性ではどうかとジャニーズアイドルの個人名を調べたところ、この3人の方が浮かび上がったのです。

『順番が逆だろ?タイミング的にはもうすぐひな祭りなんだから、いま女の子だろ?』

「まぁその点は確かに間違えたかなぁと思いますけど。」

『仕方ない、俺がひな祭りの歌(うれしいひなまつり)唄ってやるよ。』

「いいですよ唄わなくて。」

『🎵灯りをつけましょボン・ジョヴィに〜』

ボン・ジョヴィに灯りつけないで下さい!(やっぱり替え歌だった。)」

『間違えた、今度はちゃんと唄うよ。』

「ちゃんと唄って、とも言ってないんですけど。」

『🎵灯りをつけましょとんぼりに〜。』

「それも違うなぁ。」

『🎵冷(つ)めとない〜やさしい街や道頓堀(とんぼり)は〜』

「いや天童よしみさんの“道頓堀(とんぼり)人情”になってる!」

 

えー話を戻しましょう。今回ご紹介した3人は昨今のグループ主流のジャニーズの中では珍しい、歌でソロデビューを果たした方々です。

山下智久さんはNEWS在籍中に「抱いてセニョリータ」でソロデビュー、そしてグループを卒業後は俳優業を続けながらソロシンガーとしても活動しています。

KUT−TUNを牽引してきた亀梨和也さんは野球経験が興じてスポーツ番組のキャスターを担当する一方で昨年ついに「Rain」でソロとしてもデビューしました。

中山優馬さんはNYC等ユニットでの活動を経て、2012年「Missing Piece」でソロデビュー、・・・

中山優馬はそんなに売れてな・・・

「シーッ!」

『🎵オ〜レ達はいつで〜も、2人で1つ〜だった、』

「なに“青春アミーゴ”唄ってるんですか!」

『いや“シーッ”て言うから続きを・・・』

「歌の“フリ”じゃなくて、売れてないって言おうとしたから止めたんですよ!」

『🎵地〜元じゃ、恥知らず〜』

「(恥知らずはあなたでしょ。)」

 

まぁ中山優馬さんの場合は少し早過ぎたのかなという気がしますが、それだけジャニーさんの期待が大きかったんでしょうね。

『YOUならソロで大丈夫だよ、なんて言ったんじゃないか?優(ゆう)馬だけに。』

「ジャニーさんは誰にでもYOUって言ってたんです!」

もう少しユニットで活動して充分知名度を上げてからだったらもっと歌も売れたんじゃないかと思いますが、去年からはお芝居のほうで舞台にも上がってますから、まだまだこれからだと思いますよ。

今回はソロでも歌手デビューした方という括りでこの3人を挙げさせて頂きましたが、実はもっと奥が深い話なんです。というのも、歴代ジャニーズアイドルの中でリターンネームの方を探してみると、芸能界で非常に長く活動されている方が多い事が分かったんです。

おおよそ年代順に紹介していきますと、ジャニーズのトップと言われる

近藤真彦(こんどうまさひこ)さんを筆頭に

野村義男(のむらよしお)さん、

元シブがき隊の本木雅弘(もときまさひろ)さんに

布川敏和(ふかわとしかず)さん、

少年隊の東山紀之(ひがしやまのりゆき)さん、

元光GENJIの大沢樹生(おおさわみきお)さんなど、頻繁にではないかも知れませんが、今でもたまにメディアでお見かけする方ばかりではないでしょうか。

 

更に現役グループの中では特に女性人気を集めるアイドル性の高い方が多い事も分かります。

TOKIO長瀬智也(ながせともや)さん、

嵐の二宮和也(にのみやかずなり)さんや、

キャリア的にはこの辺に入るのかな、今回クイズで紹介した

山下智久さん、亀梨和也さん、中山優馬さんに、

Hey!Say!JUNPの

知念侑李(ちねんゆうり)さん、伊野尾慧(いのおけい)さん、

Kis-My-Ft2の玉森裕太(たまもりゆうた)さん、

などなど、グループの代表と言っても過言ではない方ばかりでしょう。

(King&Princeでは休養中の岩橋玄樹(いわはしげんき)さんが該当します。)

 

『そう言えばTOKIOの山口元メンバーも・・・』

「シーッ!」

『🎵オ〜レ達はいつで〜も、』

「だから歌の“フリ”じゃないですって!」

『もうセンサーが入っちゃってるから止められないんだよ。』

 

えーまとめますと、女性アイドルで成功している方が多いリターンネーム、男性でもこれだけアイドル性が高い方が多いという事は、男女問わずアイドルに強い名前だという事が言えると思います。あと男性の場合は、ジャニーさんに気に入られやすい名前だったんじゃないかとも・・・まぁこれは憶測ですけどね。

『お前さっきからジャニーさん、ジャニーさんって言ってるけど、ちゃんとフルネームで言ったほうが良いんじゃねぇか?』

「それもそうですね。ジャニーさんのフルネームは・・・

ジャニー喜多川(きたがわ)・・・リターンネーム!」

『そうか!だからリターンネームびいきだったんだ!』

「いや偶然でしょう、大体リターンネームが何かも知らなかったでしょうし。」

『そういう事にしとこうぜ。そのほうが面白いし。』

「面白いって何ですか。(でもそういう手法もアリかな・・・。)

 

えーこの様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『演歌界のアイドル、氷川(ひかわ)きよしもリターンネームだぞ。』

「実は以前にリターンネームの男性歌手はやや中性的な方が多い、とも言ったんですが、最近の氷川きよしさん見てると、本当にそうなってきてる様な感じがして・・・。」

『そのうち美川憲一(みかわけんいち)みたいになるんじゃないか?』

「いや私はそんな事言ってませんよ。(思ってますけど・・・。)

 

ではまた次回をお楽しみにー。 

 

 

高島忠夫さん【お名前診断】

勝手にお名前診断  (第90回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第90回目の今日は高島忠夫さんです。

本名は読みは同じで高嶋忠夫と書きます。

 

ローマ字で書くとTAKASHIMA  TADAOとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”の特徴は、まず男女を問わず俳優業に強いという事です。 

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高島忠夫さんは21歳で芸能界入りし、1950年代から60年代のまだ映画が娯楽の王道だった時代に俳優として大活躍しました。「坊ちゃんシリーズ」と呼ばれた一連の作品は好評を博し、「キングコング対ゴジラ」などのゴジラシリーズに代表される東宝特撮映画にも出演して注目を集めました。

70年代に入りカラーテレビが普及し始めると今度はテレビを中心に、特に司会業に力を入れる様になります。

女優の寿美花代(すみはなよ)さんとの夫婦で司会を務めた料理番組「ごちそうさま」や、「クイズ・ドレミファドン!」などで持ち前の明るいキャラクターを活かし、アットホームな雰囲気を作り上げていました。なめらかネームは司会者運もある名前なのです。

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そして80年代後半になると

次男の髙嶋政宏(たかしままさひろ)さんに続いて

三男の高嶋政伸(たかしままさのぶ)さんも俳優としてデビュー、2人ともなめらかネームだったせいかたちまち大人気となり、一家4人で出演した番組が高視聴率を獲得するなど、芸能一家の代表的存在になりました。

 

◉日本に「イエーッ!」を広めた人?

 

いつからだったでしょう?こんなに日本人がイエーイエー言うようになったのは。

若い人だけかと思っていたら、最近はオジさんオバさんまで言うようになりました。

私の記憶が正しければ、それは丁度元号が平成に代わった頃からで、少なくとも昭和のうちは下手に「イエーッ!」などと言おうものなら「アメリカ人じゃあるまいし。」みたいな冷ややかな目で見られていたのです。だから日本人でイエーイエー言う人はほとんどいませんでした。

ただ1人を除いては・・・。

 

高島忠夫さんは「クイズ・ドレミファドン!」のオープニングで、いつからか毎週の様に「イエーッ!」と言う様になりました。

しかしはっきり言って“浮いていた”のです。

あまりに浮いていたので面白くなり、

関根勤(せきねつとむ)さんがモノマネで

「イエーッ!高島忠夫です。」と取り入れる程でした。

浮いていたのは何故かと言うと、まだ昭和だったので日本人でイエーイエー言う人がほとんどいなかったからなのです。

それでも高島忠夫さんは言い続けました。例えモノマネされて笑い者にされようとも、いつか日本でも広まるだろうと信じて。

 

その結果(かどうかは分かりませんが)今や老若男女を問わず、日本人の誰もが臆面もなく「イエーッ!」と言う様になったではありませんか。

皆さん、特にそこの普段からイエーイエー言っているお調子者のあなた!

あと「イエーッ!」をギャグにしている芸人さん!

今そうやってイエーイエー言えるのは高島忠夫さんのお陰なのですよ。天国に向かって感謝しなさい。

 

1998年に重度のうつ病と診断されてテレビの一線からは遠ざかり、療養・復帰を繰り返していましたが、2019年、老衰により88歳でこの世を去りました。

しかしその血筋は息子の政宏さん(最近おかしな発言が多いので心配ですが)や政伸さん、更には姪にあたる高嶋(たかしま)ちさ子さん(この方は元々発言が心配ですが)などに受け継がれています。

あなたの笑顔は忘れません、どうか安らかに眠って下さい。

天国に向かって合掌。(イエーッ!)

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。