矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

上川隆也さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第229回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第229回目の今日は上川隆也さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとKAMIKAWA TAKAYAとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

また、フルネームの最初と最後の母音も同じ「ア」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり上川隆也さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、このタイプのお名前をトランプの役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。

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また「か」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、今週の記事を見て頂いた方は分かる通り、俳優の方の場合は舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功するという運がある様です。

厳密に言うと「か」が3文字入っているのでワンモアと言うよりツーモアなのですが、だからと言って“さらに倍!”ほどの効果はないと思われ、ワンモアネームと同等と判断します。

ただ、下の名前に「たか」という音も入っているんですねぇ。なので他の人と同じ様にやっていてもリスペクトされる傾向があります。とにかく良い要素がいっぱいの素晴らしい名前なのです。

 

東京都八王子市出身の上川隆也さんは、高校卒業後に地元から近い中央大学へ進学しました。アルバイトで学校廻りの劇団に所属して、全国各地の小中学校で演劇活動を行ううちに演技の魅力に取り憑かれて俳優の道を志す様になります。

一度仲代達矢(なかだいたつや)さん主宰の『無名塾』のオーディションを受けるも不合格になり、『演劇集団キャラメルボックス』に入団しました。

1990年の舞台で初主演を務め、以後看板俳優の1人となります。

キャラメルボックス』は85年に社会人劇団として発足し、88年にプロの劇団と化したばかりの小さな劇団でしたが、上川さんが95年にNHKのドラマ「大地の子」の主役に抜擢されて注目を集め、観客数が増えていきました。

そもそも「大地の子」の主役に抜擢された理由も、原作者の山崎豊子(やまさきとよこ)さんが希望した本木雅弘(もときまさひろ)さんのスケジュールが合わず、スタッフが情報誌で偶然見かけた当時まだ無名の上川さんに白羽の矢を立てたからでした。そういう運もあったんですね。

ドラマの視聴率は回を追う毎に上昇し、最終回には20%代を記録。山崎豊子さんも後に「(主演が)上川さんで良かった。」と述べ、そのドラマで共演した仲代達矢さんも『無名塾』がオーディションで上川さんを採用しなかった事を後悔したそうです。

NHKからも高い評価を受け、連続テレビ小説(朝ドラ)や大河ドラマなどにも起用される様になります。

映画では「東京夜曲」で日本アカデミー賞新人俳優賞、「梟の城」で優秀助演男優賞を受賞するなど実績を重ね、俳優として名を上げていきました。

そして2006年の大河ドラマ功名が辻」で遂に主役の座についたのです。児童相手の劇団から大河ドラマの主役ですから大出世ですよ。さすがフォーカードネームの成せる業といった所ですね。余談ですが苗字が上川(うえかわ)だったらこうはなっていなかったと思います。

映画にドラマにと俳優業が本格化した為、2009年に『キャラメルボックス』を退団しました。なお看板俳優を失った『キャラメルボックス』は経営が落ち込み、2019年6月を以って活動を休止しています。

 

そうして俳優業に邁進する傍ら2013年〜14年の間、「ぐるナイ」の「ゴチになります!」のレギュラーとしてバラエティーにも出演しました。“リターンネーム”はバラエティーに強い名前でもあるのです。

ドラマでは「遺留捜査」が10年に及んで定期的に放送される定番のシリーズとなりました。これはもう当たり役と言っていいでしょう。なめらかネームの当たり役に恵まれる特性まで、良いことづくめの名前の利点を存分に活かしきっている方なのです。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

堤 真一さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第228回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第228回目の今日は堤 真一さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとTSUTSUMI SHINICHIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

 

また「つ」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、昨日の古田新太(ふるたあらた)さんや一昨日の片岡愛之助(かたおかあいのすけ)さんの記事を見て頂いた方は分かる通り、俳優の方の場合は舞台(劇団)でも成功して俳優(個人)でも成功するという運がある様ですね。

更に「つつ」と同じ文字が続いている“連チャンネーム”でもあります。 

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連チャンネームは名前を覚えてもらいやすいので、人気が物を言う芸能人にはとても有利なのです。

 

兵庫県出身の堤 真一さんは、高校卒業後に友人に誘われてJAC(ジャパンアクションクラブ)に研修生として入団します。

真田広之(さなだひろゆき)さんの付き人を経験しながら、1984年に千葉真一(ちばしんいち)さん演出のミュージカルで初舞台を踏みました。

五代目坂東玉三郎(ばんどうたまさぶろう)さん演出の舞台にも出演した事から本格的に俳優を目指し、JACを退団します。

その後はTPT『Theatre Project Tokyo(シアタープロジェクト・東京)』の演劇を中心に活動し、野田秀樹(のだひでき)さんや蜷川幸雄(にながわゆきお)さんなど、多くの有名演出家の舞台に出演しました。古田新太さん演出の『劇団☆新幹線』の舞台に出演した事もあるのです。

 

そういった舞台中心の活動を続けながら、80年代後半頃からテレビドラマや映画にも出演する様になります。

2000年に出演したドラマ「やまとなでしこ」で松嶋菜々子(まつしまななこ)さんの相手役を務めて一気に認知度を高め、2005年には映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で主要キャスト(物語の中心となる自動車整備工場の社長)を演じました。

高度経済成長期(昭和30年代)の活気ある日本を舞台にしたこの作品は、あまり映画館に足を運ばない団塊の世代の郷愁を誘い、また当時を知らない若い世代の関心も惹きつけ、配給会社の東宝も予想していなかった程の大ヒットとなりました。

“なめらかネーム”のヒット作に恵まれやすいという特性が活きたのでしょう。

堤 真一さんは日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など、国内の主な映画賞の助演男優賞部門を多数獲得しました。続編の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」でも優秀助演男優賞を受賞し、映画も第3弾まで制作されたのです。

また2008年には「クライマーズ・ハイ」で優秀主演男優賞、「容疑者Xの献身」で優秀助演男優賞と、主演と助演の2部門で受賞するなど、映画俳優としても輝かしい地位を築き上げていきました。

 

しかし本人はあくまでも自分の原点は舞台であると考え、毎年の様に舞台での演劇も続けています。一度舞台の魅力に取り憑かれたら、やめられない程の面白さがあるんでしょうね。

現在公開中の映画「望み」でも石田(いしだ)ゆり子さんとのW主演と、まだまだ映画に舞台にと大活躍が続きそうです。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

古田新太さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第227回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第227回目の今日は古田新太さんです。

このお名前は芸名です。

 

ローマ字で書くとFURUTA ARATAとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

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“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

余談ですがこの古田新太という一見ふざけて付けた様にも思える芸名は、実は父親の名前:新(あらた)を面白がって頂戴したもので、完全オリジナルではありません。 

また「た」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。

この“ワンモアネーム”は、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、俳優の方の場合はどうなるのでしょうか?

なお本名は古田岳史(たけふみ)といい、こちらもなめらかネームです。

 

音楽、漫画、お笑い、プロレスと、小さい頃から多趣味だった岳史少年は、小学生の頃に学校の行事でミュージカルを観劇し、役者になればいろんな人を演じる事が出来ると思い、俳優の道を志す様になります。

大阪芸大舞台芸術学科ミュージカルコースで演劇を学び(三年次から学費を払っていなかった為途中で除籍処分)、大学の先輩である渡辺(わたなべ)いっけいさんの誘いで、当時人気のあった『劇団☆新幹線』の舞台に出演した事から所属俳優となりました。

しかし渡辺いっけいさんと筧利夫(かけいとしお)さんが脱退した為に集客が激減し、古田新太さんはアルバイトをしながら劇団を支えていく事になります。

関西ローカルのコント番組で、同じ劇団の座員だった羽野晶紀(はのあき)さんや、『劇団そとばこまち』の槍魔栗三助(やりまくりさんすけ)さん(現在の生瀬勝久(なませかつひさ)さん)らと共に出演して徐々に知名度を上げ、劇団の集客も回復させていったのです。

ラジオではビートたけしさんの後を受けて「オールナイトニッポン」の木曜1部を担当し、曲は自分の好きなハードロックばかりかけ、際どい下ネタ(スタッフが始末書を書くほど)を連発するなどの破天荒っぷりで全国的にも名前が知られる程になっていきました。

 

そうしてテレビドラマにも出演する様になります。決して二枚目ではなくどちらかと言うと仏頂面の為、最初は刑事ドラマの犯人役など悪役ばかりでしたが「木更津キャッツアイ」で心根の優しいホームレスを演じて強い印象を与えた頃から、“強面だけど本当はいい人”の役が多くなっていきました。

脇役ばかりながら多くのドラマや映画に出演して演技力も評価され、2013年にフジテレビの土曜11時台のドラマ(土ドラ)「間違われちゃった男」で連続ドラマ初の主演を果たします。

劇団(舞台)で成功し、俳優としても成功する。そこに“ワンモアネーム”の特性が活きたのでしょう。

 

またなめらかネームの運動能力の高さも活かし、「あまちゃん」や「逃げるは恥だが役に立つ」(エンディング)ではダンスのシーンも見事に演じきりました。

決して二枚目ではありませんでしたが(2回目)、芸が身を助けたお陰で大ヒットドラマに2本も出演する事が出来たのです。

元々お笑い好きの為バラエティーにも数多く出演し、「関ジャム 完全燃SHOW」では好きな音楽について熱く語っています。

 

昨年放送の「俺のスカート、どこ行った?」では女装趣味の教師役を演じ、ついにゴールデンタイムのドラマで主演を果たしました。

今や俳優はイケメンでないと成り立たないと言われる中、一石を投じる貴重な存在なのです。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

片岡愛之助さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第226回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

226回目の今日は片岡愛之助さんです。

このお名前は芸名です。

 

ローマ字で書くとKATAOKA AINOSUKEとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強く、当たり役やヒット作に恵まれやすいという特性があります。

更に下の名前を見るとAINOSUKEとA、I、U、E、O、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、“ロイヤルネーム”と呼びます。

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ロイヤルネームは芸能界でのジャンルに関係なく、「何をやっても上手くいく」のではないかと思えるほど運の強い名前です。

 

また「か」という字が2つ入る“ワンモアネーム”でもあります。 

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この“ワンモアネーム”は歌手の場合、バンド(グループ)でも成功してソロ歌手としても成功するという“ワンモア”な活躍をされる方が多いのですが、俳優の方の場合はどうなるのでしょうか?

 

なお本名(出生名)は山元寛之(やまもとひろゆき)といい、同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”です。

 

大阪で歌舞伎とは無縁のスクリュー製造工場で育った寛之少年は、5歳の頃に習い事の一環として受けた松竹芸能の子役オーディションに合格し、1979年にテレビドラマで子役としてデビューしました。

本名で歌舞伎の舞台にも出演するうち、演技と歌舞伎への関心の高さを十三代目片岡仁左衛門(かたおかにざえもん)さんに見出され、片岡一門の部屋子へ転身。仁左衛門さんの本名の千代之助から千代の字を取って「片岡千代丸(ちよまる)」を襲名します。

京都南座で初めて歌舞伎役者としての舞台を踏んだ後、93年に二代目片岡秀太郎(かたおかひでたろう)さんの養子となった(ここで本名も片岡寛之になる)事を機に、六代目片岡愛之助を襲名したのです。

歌舞伎の伝統と現代演劇を融合させた舞台活動に取り組み、端正な顔立ちで女形にも挑戦して多くの女性ファンを集めます。

“なめらかネーム”は人気運の強い名前でもあるのです。

「咲くやこのはな賞」や「大阪舞台芸術新人賞」など数々の賞を受賞し、20年以上に渡って歌舞伎界に貢献した後、2003年頃からはテレビの時代劇にも進出、更に2011年の「ハガネの女」で子役時代以来約30年ぶりとなる現代劇にも出演します。

そして2013年、「半沢直樹」でオネェ口調の国税庁役員・黒崎を演じて話題となり、ドラマも高視聴率を獲得して大ヒットしました。

歌舞伎の世界で成功し、俳優としても成功する。そこに“ワンモアネーム”の特性が活きたのでしょう。

 

また恋愛・結婚運の強いロイヤルネームの特性も活かし、様々な浮き名を流した末2016年に女優の藤原紀香(ふじわらのりか)さんと結婚しました。

花形歌舞伎役者であり俳優としても人気を集めていたのでモテるのは当然ですが、あんな美人女優の代名詞と言われた方と結婚出来たのですから結婚運も良いですよね。

 

歌舞伎役者としても、俳優としても、女形やオネェ役をやっても、スキャンダルで浮き名を流しても、美人女優と派手な結婚をしても、結局「何をやっても上手くいく」という、ロイヤルネームの特性を活かしきった方なのです。

 

つい先日まで放送されていた「半沢直樹」第2シリーズでも黒崎を演じ、またも高視聴率を獲得しました。現在は歌舞伎の舞台公演中と、まだまだ二足のわらじで大忙しのようです。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

「オールスター感謝祭」風スペシャルクイズ『調子乗っちゃって』パート3!

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「さてと、週末恒例の共通点クイズを・・・」

『ちょっと待ったー!』

「何ですか?有作さん。」

『昨日の「オールスター感謝祭」クイズ、俺にもやらせろ!』

「やらせろって、出題者側にまわるって事ですか?」

『当たり前だろ!森脇健児(もりわきけんじ)の役にまわってどうすんだよ!』

「でももう2回もやったんで、さすがに3回連続ってのも・・・。」

『過去2回と趣向を変えればいいんだろ?俺に任しとけって。』

「大丈夫かなぁ。」

『賞金出るか聞かなくていいのか?』

「あぁ、私はそういう“欲しがりキャラ”じゃないんで。」

『本当にいいんだな?よーし、全員スタンダップ!』

「それがやりたかったんでしょ?」

 

バーバン、では早速第1問、

「“空想”紅白歌合戦」からの問題です。

 

Q1. 記念すべき第1回のトップバッターは誰?

「いきなり手前みそな問題ですいません、皆さん。」

『レディーGO!』

 

細川(ほそかわ)たかし         ②美空(みそら)ひばり

北島三郎(きたじまさぶろう)   ④吉幾三(よしいくぞう)

 

「これは分かりますよ。私もこの頃は紅組の司会として進行に携わってましたからね。③の北島三郎さんです。』

『ファイナルアンサー?』

「いや“アンサーチェック!”です。“ファイナルアンサー?”は「クイズミリオネア」のやつでしょ!」

バーバーバ、③北島三郎

 

「ちなみに歌は「まつり」です。」

『正解はこちら!』

 

バーン、③北島三郎

 

『お見事!正解!』

「これは簡単でしたね。」

『あーでも正解までに20.7秒かかってますねぇ。これでは予選通過厳しいですよ。』

「そんなに掛かってなかったでしょ!ストップウォッチ壊れてるんじゃないですか?」

 

バーバン、第2問!

「無視された!」

 

Q2.次の4つの曲を、発売された順に並べてください。

 

「おっ!順番並べ変えるやつですね?』

『レディーGO!』

 ①1986年のマリリン」 ②カルメン’77」

 ③夏の日の1993」   ④「LOVE2000」

 

「いや出し方ヘタだな!」

『え?何が!?』

「全部年号入ってるんですよ!これだともう数字の小さい順に並べるだけでしょ!」

『いや「カルメン’77」は世代じゃないと、77の意味分かんねぇじゃねぇか?』

「77の前に「’」入ってるじゃないですか!これで年号だろなって分かりますよ。」

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

「あーっ!何か答えるのも面倒だけど・・・。」

『アンサーチェック!』

 

バーバーバ、②カルメン’77

      ①1986年のマリリン

      ③夏の日の1993

      ④LOVE2000

 

「これでいいでしょう?」

『正解はこちら!』

バーン、②カルメン’77(77年発売)

    ①1986年のマリリン(86年発売)

    ③夏の日の1993(93年発売)

    ④LOVE2000(2000年発売)

 

『お見事!正解です!』

「でしょうね!てか、後ろの(〇〇年発売)ってのも要らないです!」

 

馬場婆あー婆場、馬場婆あー婆場、馬場婆あー婆場、馬場婆あ!

「あれ?この音楽って?」 

馬ー場、馬ー場婆あー場、婆あー!

「いやジングルの音が汚いな!それに何で漢字何ですか?」

『雰囲気だよ!雰囲気。』

 

バーバン、第3問!

 

Q3.次の4つの漢字から連想される人物を当ててください。

 

「それって「ミラクル9」でやってるクイズじゃないですか?」

『レディーGO!』

 ①  ②

 ③  ④

 

「だから、出し方がヘタなんですって!」

『え?何が!?』

樹木希林(きききりん)さんでしょ?」

『正解だよ!ノーヒントで当てるとはスゲェな!』

「いやヒント要らないです。て言うか連想も何も、全部名前に使われてる漢字じゃないですか!それにもう①〜④の順番通りだし。」

『“木”と“希”で佐々木希(ささきのぞみ)ってのもあったし、“木”と“樹”で鈴木杏樹(すずきあんじゅ)ってのもあったんだぞ。』

「さっき婆あ婆あって聞いてたから樹木希林さんすぐに浮かんだんですよ!」

『それはそれで失礼だろ!』

「あぁ、すいませんでした。天国に向かって謝っときますよ。次の問題お願いします。」

 

バーバン、第4問!

 

Q4.今、何問目?

 

「それ「クイズ・タイムショック!」で7〜8問目ぐらいにやるヤツでしょ!」

チッチッチッチッ・・・

「あーもう!4問目です!」

『正解!よく分かったなぁ。』

「第4問って言った後ですからね!」

『今のはサービス問題だよ。』

「次はちゃんとした問題お願いしますよ。」

 

バーバン、第5問!

 

Q5. 次のうち、シブがき隊にいなかったのは誰?

「あーっ、仲間外れを当てるやつですね?」

『レディーGO!』

ヤックン ②モックン

③フックン ④パックンマックン

「それーっ!」

『それーっ、じゃ分かんないだろ?』

「④番!のパックンマックンでしょ?」

『正解!秒殺だなぁ。』

「いや“クン”付いてるけど、そこだけコンビなんですよ!」

『そっかー、分かっちゃったかー。』

「何か私、忖度されてます?簡単なのばっかりなんですけど・・・」

 

馬場婆あー婆場、馬場婆あー婆場、馬場婆あー婆場、馬場婆あ!

『またCMいった!』

馬ー場、馬ー場婆あー場、婆あー!

「馬場にいる婆あみたいなんだよなぁ。」

『それでは10万円が掛かった最終問題です。』

「もうこうなったら賞金持って帰りますよ。」

 

バーバン、最終問題!

 

先日行われた「第8回“空想”紅白歌合戦」でトリを務めたのは・・・

m.c. A・Tさんでしょ?「Bomb A Head!」の替え歌で『🎵ボンカレー〜!ボンカレー〜!』って。」

m.c. A・Tですがー。』

「続きあるんですね。」

 

Q6. そのm.c. A・T の本名は次のうちどれ?

 

『急に難しくなったな!』

「レディーGO!」

椛島永次(かばしまえいじ) ②富樫明生(とがしあきお)

松井貴博(まついたかひろ) ④豊田一幸(とよだかずゆき)

 

「どうせ最後だけ難しいんだろうと思ってたけど、本当に難しいな。」

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

「こうなったら勘でいくしかない!」

『アンサーチェック!』

 

バーバーバ、③松井貴博

 

「どうですか?」

『正解はこちら!』

 

富樫明生、でしたーっ!

 

「あー!違ったかーっ!」

『ちゃんとAkio Togashiって、イニシャルがA・Tになってるだろ?』

「うわっ!本当に最後だけちゃんとした問題だった。」

 

ちなみに椛島永次はKABA.ちゃんの本名、

松井貴博はマツコ・デラックスの本名、

豊田一幸IKKOの本名でした〜。

「何でオネェ系の人ばっかり?」

 

『という事で、残念ながら優勝者はいなかった為、10万円はおあずけでーす!』

「最初から優勝させる気なかったって言うか、昨日のクイズを“フリ”にしてボケたかっただけでしょ?」

 

皆さん長時間お付き合い頂きありがとうございましたー。

こんなふざけた回もあるブログですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

あと、こちら「名前の法則」の書籍もよろしくお願いします。

 

「最後にこれだけは言わせて下さい。」

『えっ?何?』

椛島永次という名前は以前(男だった時)の本名で、性転換した後のKABA.ちゃんの本名は椛島一華(かばしまいちか)という“リターンネーム”になっています。」

『最後にこのブログらしいワードが出た!・・・てか、その情報要る?』

 

ではまた次回をお楽しみにー。

「オールスター感謝祭」風スペシャルクイズ・パート2

「名前の法則」の世界へようこそ。

ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「今日はブログ1周年の感謝の気持ちを込めて「オールスター感謝祭」風スペシャルクイズをお送りします。」

『今日はって、先週もやっただろ?』

「何せ1年分の感謝祭なんで(せっかく楽な企画思いついたんで)、1回じゃ足りなくって(1回で終わらせるの勿体なくって)。」

『なんか心の声が漏れてるぞ。』

「問題だけ新しくして、お茶を濁そうかと・・・。」

『はっきりお茶を濁すって言った!』

オールスター感謝祭のクイズ同様、2択〜4択の選択肢が出ますんで、その中から選んで頂く方式です。」

『その説明先週聞いたって。』

「先週の模様をご覧になってない方はこちらをどうぞ。」

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『いや見逃し配信みたいになってる!』

「それでは感謝祭スペシャルクイズパート2、スタートです!」

『今回も賞金出るんだろうな?』

「もちろん、全問正解したら10万円差し上げますよ。」

『本当だな?よーし、10万円頂きだぜ!』

「じゃあ始めますよ。全員スタンダップ!」

『いや全員って俺しかいないし、立たなくていいだろ!?(先週も言ったな?)』

「雰囲気ですよ、雰囲気。」

 

ジャージャン、では早速第1問、

【お名前診断】第7回の土屋太鳳(つちやたお)さんにまつわるクイズです。

 

Q1.土屋太鳳さんのお姉さんは誰?

 

『おう、テレビで見た事あるぞ。モデルかなんかやってるだろ?』

「レディーGO!」

 

土屋神葉(しんば)  ②土屋かおり

土屋炎伽(ほのか)       ④土屋アンナ

 

『④の土屋アンナは絶対違うよな?』

「いや分かりませんよ。」

『①か③のどっちかなんだよ、でも②も聞いた事あるんだよなぁ。』

「このブログを熱心に見てくれている方なら簡単だと思いますよ。」

『でも【お名前診断】の第7回だから1年くらい前だろ?いくら熱心でももう忘れて・・・』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『あーっ!時間がない!じゃあこっちだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、③土屋炎伽

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

ジャーン、③土屋炎伽

 

『やった!正解だ!正解に効果音も付いた!』

「あーでも正解までに9.6秒かかってますねぇ。これでは予選通過厳しいですよ。」

『だから俺1人なんだから時間関係ないだろ!?』

「ちなみに①番の土屋神葉さんは土屋太鳳さんの弟で、③番の土屋かおりさんは・・・」

『そう!それ気になってたんだよ。』

布川敏和(ふかわとしかず)さんの元奥さんで、元アイドルだった方です。」

『だから聞いた事あったのかー。危ねぇ、引っかかる所だったよ。』

「この方もデビューは82年だったんですねぇ。それでは次の問題!」

 

ジャージャン、第2問!

今週【お名前診断】で紹介してきた“花の82年組”、

『そう言えば82年組特集、みたいなのやってたな。』

Q2.デビューが早かった順に並べてください。

『感謝祭でよくある、順番並べるやつか?』

「レディーGO!」

 ①(ほり)ちえみ  ②松本伊代(まつもといよ)

 ③早見優(はやみゆう)  ④中森明菜(なかもりあきな)

 

『全員82年組だからほぼ同じだろ?』

「今週ちゃんと読んで頂いた方はお気づきだと思いますが、82年の何月デビューと、普段は書かないデビュー月まで書いていたんです。」

『でも中森明菜は今週じゃなかっただろ?』

「そうですね。では中森明菜さんだけ、デビュー月を発表しましょう。82年の5月です。」

『いや82年の5月です。って言われてもよぉ。』

「これが基準になると思いますよ。」

『だから何月デビューかまで覚えてないって・・・』

チッチッチッチッ・・・5、4、3、・・・

『オーッ!時間がない!確か松本伊代は早かった筈だ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、②松本伊代

         ①堀ちえみ

         ③早見優

         ④中森明菜

 

『これでどうだ?』

「正解はこちら!」

ジャーン、②松本伊代(81年10月デビュー)

     ①堀ちえみ(82年3月デビュー)

     ③早見優 (82年4月デビュー)

     ④中森明菜(82年5月デビュー)

 

『やった!正解だ!』

「お見事!連続正解です!」

『(カンでやったら当たったよー。)』

 

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『あっ!この音楽が鳴ったって事は?』 

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『やっぱりCMいくのかよ?ブログで途中にCM挟む意味あるか?』

「雰囲気ですから、雰囲気。」

『そこまで雰囲気出さなくても・・・』

 

ジャージャン、第3問!

オールスター感謝祭」の先代の司会者と言えば、【お名前診断】第23回でも紹介したしまだしんすけさんですが・・・、

『え?何でひらがな?』

 

Q3.漫才師時代のコンビ名は次のうちどれ?

 

『簡単だよ、紳竜だろ?』

「レディーGO!」

 ①島田紳助松本竜助  ②島田紳助松本竜介

 ③島田紳介松本竜助  ④島田紳介松本竜介

 

『また漢字違い問題かよ!』

チッチッチッチッ・・・

『えっ?コンビで“すけ”の漢字が違うの?』

5、4、3、・・・

『アーッ!時間がない!じゃあこれだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、②島田紳助松本竜介

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

ジャーン、②島田紳助松本竜介

 

『やった!正解だ!』

「お見事!これで連続正解です。」

『カンで答えたらたまたま当たったけど、問題意地悪過ぎるだろ!?』

「実際の感謝祭もこういう意地悪な問題多いんで・・・。」

『もっと優しい問題にしてくれよ!』

「じゃあ有作さんにサービス問題ですよ、次はクイズの回からの出題です。」

 

ジャージャン、第4問!

昨年12月15日のクイズの回に登場した、宮川大輔(みやがわだいすけ)さんのコンビ時代の名前と言えば・・・

『えーと、確かチュパチャップスだ!』

チュパチャップス・・・ですがー、

『まだ続きあんのかよ!』

 

Q4. その相方は誰だったでしょう?

 

『えーっと、誰だっけなぁ?』

「レディーGO!」

 ①今田耕司(いまだこうじ) ②宮川花子(みやがわはなこ)

 ③西口 圭(にしぐちけい)     ④星田英利(ほしだひでとし)

 

『 ②の宮川花子は宮川大助のほうの相方だろ?・・・③の西口 圭って誰だ?』

チッチッチッチッ・・・

『思い出した!これだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、④星田英利

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

ジャーン、④星田英利

 

『そうだよ!本名で書いてたから分かんなかったけど、ほっしゃん。だよ!』

「冴えてますねぇ、今回は。」

『で、③番の西口 圭って誰!?』

陣内智則(じんないとものり)さんのコンビ(リミテッド)時代の相方です。」

『いや知らんわ!』

「おめでとうございます!これで予選通過ですよ!」

『て事は・・・10万円はもう目の前だな!』

「と、その前に・・・」

ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャージャジャジャ、ジャジャジャジャ!

『いやCMいくな!』 

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『ジャーだけで伝わってんのかコレ?』

「それでは10万円が掛かった最終問題です。」

『よーし、絶対当てて賞金持って帰るぞ!』

 

ジャージャン、最終問題!

 

ジャージャ、ジャジャジャジャジャ、ジャジャーン、

『おい!またCM明けのジングル流れたぞ!どうなってんだ、サブ?』

Q5. 「オールスター感謝祭」でCM明けに流れるこのジングルは、ある女性歌手の曲のアウトロ(イントロの逆、つまり曲の終わりの部分)が使われています。

さて、その歌手は誰でしょう?

『えっ!?問題だったの?』

「レディーGO!」

中山美穂(なかやまみほ) ②森高千里(もりたかちさと)

工藤静香(くどうしずか) ④荻野目洋子(おぎのめようこ)

 

『賞金獲らせたくないから難しい問題にしてるだろ!?』

「さすがに難し過ぎましたかね。ではヒントを差し上げましょう。」

『えっ?ヒントくれるの?』

「シングルではなく、アルバムの中の1曲です。」

『分かるかそんなもん!?』

チッチッチッチッ・・・

『あー!10万円のチャンスが・・・こうなったらやぶれかぶれだ!』

「アンサーチェック!」

 

ジャージャージャ、③工藤静香

 

『どうだ?』

「正解はこちら!」

 

 ジャーン、④荻野目洋子

 

『あー!外したーっ!』

「アルバム「Fair Tension」の「千年浪漫」という曲でしたー。」

『いや荻野目洋子のファンしか分からんだろ!?』

 

「という事で、残念ながら優勝者はいなかった為、10万円はおあずけでーす!」

『最初から優勝させる気なかっただろ?』

 

皆さん長時間お付き合い頂きありがとうございましたー。

こんなブログですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

 

あと、こちら「名前の法則」の書籍もよろしくお願いします。

 

『くそー!この借りは必ず返す!倍返しだ!』

 

ではまた次回をお楽しみにー。

三田寛子さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断  (第225回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第225回目の今日は三田寛子さんです。

このお名前は芸名です。

(本名は稲垣敦子といい、結婚後は姓が中村になりました。)

 

「名前の法則」的見地とは、画数ではなく母音で名前を診断する方法ですので、

分かりやすくする為にローマ字にしてみましょう。

 

ローマ字で書くとMITA HIROKOとなります。

 

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「み」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

ノーペアネームは芸能活動が「不安定」になりがちです。

 

今週は“花の82年組”特集としてやって参りましたが、最後はこの方になってしまいました。

本来ならもっとトリに相応しい方にしたかったのですが、中森明菜(なかもりあきな)さんや小泉今日子(こいずみきょうこ)さんは既に紹介済みなので、 

blog.housoku.work

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もうこの方しか残っていなかったのです。

 

今週紹介してきた

松本伊代(まつもといよ)さんの様に「まつ」が入る訳でなく、

早見優(はやみゆう)さんの様な“ゆうゆうネーム”でもなく、

石川秀美(いしかわひでみ)さんの様な“リターンネーム”でもなく、

(ほり)ちえみさんの様な“なめらかネーム”でもありません。

何の飾りもないシンプルな“ノーペアネーム”です。

 

なので予め言っておきますが、活動の経歴も1番弱いです。

はっきり言ってヒット曲もありません。ドラマや映画がヒットしたという事もありません。

ひょっとしたら今週1番弱いだけでなく、このブログ史上1番弱いかも知れません。

まぁこの「お名前診断」も、毎回“良い名前”の方ばかり紹介して誉めたたえる様な事ばかり書いていては、“良い名前”の方だけ選んで書いているんじゃないかと疑われてしまいますからね。

ウルトラマン」に出てくる怪獣も、毎回強い怪獣とは限りません。中にはメチャクチャ弱い怪獣もいる訳です。今回はそんな回だと思ってご覧ください。

 

京都出身の三田寛子さんは中学2年生の時に雑誌「セブンティーン」のモデルに応募して合格し、それがきっかけで上京してドラマ「2年B組仙八先生」の生徒役で先に女優業でデビューします。

歌手としては1982年3月に「駈けてきた処女(おとめ)という歌でデビューしました。

生まれついての本名が“リターンネーム”ではなかった為か、決して歌が上手いとは言えず、芸名もヒット曲運の強い“リターンネーム”でなかった為か、出す曲出す曲ヒットはしません。

 

歌番組も「ザ・ベストテン」や「トップテン」などにはほとんど出る事がなく、レコードの売れ行きには関係の無いNHKの「レッツゴーヤング」にたまに出演する程度でした。

デビューから4年目には勝負曲として中島(なかじま)みゆきさん作詞・作曲の「少年たちのように」を発表しますがそれでもヒットせず、結局シングル14曲でレコード会社も諦めて打ち止めとなってしまいました。

歌手としては全く成功していないのですが、歌手デビューのタイミングが82年だったので、何となく“花の82年組”の1人として数えられているのです。

 

アイドル歌手としては成功しなかったものの、「笑っていいとも!」などのバラエティー番組に出演して天然ボケっぷりを披露し、タレントとしてようやく知名度が上がっていきました。

それがきっかけで女優の仕事が一時的に増えましたが、主演は2時間ドラマなどの単発モノばかりで、連続ドラマではほとんど脇役でした。やはり女優運の強い“なめらかネーム”ではなかったのでヒット作にも恵まれなかったのです。

 

91年に歌舞伎俳優の中村橋之助(なかむらはしのすけ)さんと結婚し、梨園の妻となりました。

そこで本名が中村敦子となめらかネームになったんですね。元アイドルで梨園の妻という“ハク”がついたせいか、それ以降はバラエティーよりワイドショーや情報番組などへの出演が増えました。

現在もフジテレビの「とくダネ!」やTBSの「ひるおび!」などで曜日レギュラーとして、コメンテーター的ポジションで活躍しています。

 

先日あるブロガーの方が三田寛子さんの事を取り上げて「大器晩成の勝ち組」と表現されていましたが、いやいや勝ち組ではないですよ。

確かに「ウサギとカメ」のカメの様にも思えますが、あの話でカメは最後ウサギを追い越して勝ちますよね。

三田寛子さんは勝ってはいないのでカメではありません。

ラソンで言うと同時にスタートした他のアイドルは芸能界で活躍し、とっくにゴールした後なのです。または途中棄権(リタイア)して芸能界から引退した方もいたでしょう。要は1着から10着ぐらいまでの順位も決まり、レースはとっくに終わっているのに「まだ走ってる人がいた!」みたいな感じです。一般の方が参加する市民マラソンなんかでも、日が暮れてゴールも撤収しようかという頃になって、最後の1人としてゴールする方がいますよね。

勝ち組でもカメでもなく、三田寛子さんはそれだと思います。

他のアイドルからすれば「まだ走ってたの!?」という感じでしょうが、マイペースでも最後まで投げ出さずに完走した事は褒めてあげましょう。

 

この様に芸能人のお名前を母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。