矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

和田アキ子さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第140回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第140回目の今日は和田アキ子さんです。

 

在日韓国人2世である和田アキ子さんには、「金海福子」という韓国名がありましたが、芸能界に入る時、在日韓国人だとわかる名前をまずいと思った父親が、既に帰化していた叔父の養子にしてもらい、同時に名前も「現子(あきこ)」と改名して「和田現子」となり、本人も日本に帰化しました。
よってこの和田アキ子というお名前は芸名であり本名でもあるのです。
結婚して苗字が“飯塚”に変わり、現在の本名は飯塚現子になります。

ローマ字で書くとWADA AKIKOとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

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この記事でも紹介している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けのロックやR&B、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。
今週はなめらかネームの女性歌手を紹介して参りましたが、最後はやっぱりこの方に締めて頂きましょう。

 

洋楽に憧れて15歳の頃からジャズ喫茶やゴーゴークラブで唄っていた和田アキ子さんを、当時のホリプロの社長が直々にスカウトし、プロの歌手としてデビューが決まります。
キャッチ・コピーは「和製R&B(リズム・アンド・ブルース)の女王」でした。
R&Bなので世界に通用する名前が良いと、マーガレット和田という芸名も候補に上がりましたが、イメージに合わず(そりゃそうだ)和田アキ子でいく事になりました。

2枚目のシングル「どしゃぶりの雨の中で」がヒットするとその翌年には「笑って許して」で紅白に初出場、更に映画「女番長 野良猫ロック」に主演と、スター街道を突き進みます。
しかし女性にしては大柄だったせいか、「恐い」というイメージがつき、バラエティー番組「うわさのチャンネル」ではせんだみつおさんや湯原昌幸(ゆはらまさゆき)さん、プロレスラーのザ・デストロイヤーさんらを相手にガキ大将的ポジションに立ち、「ゴッド姉ちゃん」と異名をとる様になってしまいました。
そして番組が高視聴率を獲得する人気番組となった為、「和田アキ子=ゴッド姉ちゃん」というイメージが世間に定着してしまったのです。
それ以降はバラエティーへの出演が多くなり、歌手よりもタレント(強くて恐い女性の代名詞)として認知されるようになりました。

歌はヒットしにくく(特に恋愛の歌は)なりましたが司会の仕事が増え、特に1985年に始まった「アッコにおまかせ!」は現在まで35年も続く長寿番組となりました。
女性で司会者向きの名前は“ロイヤルネーム”が1番ですが、なめらかネームも次点にしていいくらい司会業で活躍される方が多いのです。

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あと、下の名前の最初が「ア」なので、苗字の最後「だ」を伸ばすとそのまま言える、なめらかネームの中でも特に言いやすい“特上なめらかネーム”なのです。
だから人気運も強く、芸能界でこれだけ長く君臨していられるんですね。(本当に君臨という言葉が似合う)

 

◉歌手としての実力

 

それでも本人は、「本業は歌手である」事に誇りを持っているようで、ステージや歌番組(特に生放送)の自分が唄う番の前は「本業だからこそ」の緊張なのか、手が震えたり口数が少なくなったりします。
しかしいざステージに上がるとダイナミックな声量で堂々と唄い上げ、実力を見せつけます。そして歌が終わると緊張が解け、饒舌に喋り出したり「イエーイエー!」とピースサインを出したりするのです。
圧巻だったのは1998年の「紅白歌合戦」の紅組の大トリで、「今あなたにうたいたい」を途中からマイクなしで唄ったシーンでした。マイクなしでもNHKホール全体にその声が響き渡ったのです。
また2008年にはニューヨークのアポロ・シアターで日本人初となる単独公演を行いました。
歌の世界は実力と売り上げが必ずしも正比例する世界ではありませんが、伊達に半世紀も歌手活動を続けている訳ではないという事です。

 

◉“超”ショートヘア

 

和田アキ子さんのトレードマークと言えば、一つはそのヘアスタイルでしょう。
1976年頃に喉のポリープの手術で入院する際、手入れがいらない髪形を探してライザ・ミネリの写真を見て真似したのが始まりだったそうです。
それにしても今週紹介してきたなめらかネームの女性歌手は、水前寺清子さんといい、加藤登紀子さんといい、“超”が付くほどのショートヘアの方が多いですね。
やはり優先順位が「女性らしさ」よりも「手軽さ」になるのでしょう。なめらかネームは女性の内面や外見までも男性に近づけてしまう恐れがある名前なのです。

 

◉モノマネされる強み

 

芸能人は「マネをされる様になったら一人前」とよく言われます。
和田アキ子さんの場合は声が低い為、昔から男性タレントによくマネされてきました。
特に「古い日記」の「🎵あの頃は〜」の後の「ハァッ!」という歌詞にも含まれない掛け声(?)の部分がピックアップされ、
吉村明宏(よしむらあきひろ)さんなどは「ハ〜ヒフ〜へホ〜」と、ハ行の文字だけでモノマネを成立させていました。
最近ではMr.シャチホコさんが歌マネではなく
「君は何をされてる方なの?」と喋りをマネてブレイクしました。
いずれにせよ、モノマネされる事は人気タレントの証しであり、失礼なほど誇張されたものであっても、それを許せる器の大きさの証明でもあるのです。

 

一方でここ数年は「嫌いな女性タレントランキング」でも上位に名前が挙がります。
「偉そうにしている」とか「暴言が多い」などが理由だそうですが、昔から見てきた世代にとってはそれが持ち味だと当たり前に思っていた部分が、今ではパワハラまがいの扱いになってしまうんですねぇ。
まぁ嫌われるのも人気の裏返しという事にしておきましょう。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

一青窈さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第139回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第139回目の今日は一青窈さんです。

 

この一青窈という珍しいお名前は本名で、“一青”という地名が石川県にあります。

ローマ字で書くとHITOTO YOとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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この記事でも紹介している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けの男らしい歌や、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。

 

台湾人の父と日本人の母の間に生まれたハーフである一青窈さんは、幼い頃に父を台湾に残して日本での生活を始めました。小学2年生の時に父親が癌で亡くなり、母親の苗字“一青”を名乗るようになります。
大学時代にアカペラサークルに所属し、そこで現ゴスペラーズ北山陽一(きたやまよういち)さんと出会って「詩が面白い」と評価されて以降、自分で作った詩で唄うようになりました。
その後福祉イベントで唄っているところをスカウトされ、2002年に「もらい泣き」でデビューします。
デビューからいきなりのヒットとなりテレビの歌番組で唄う事になったのですが、極度の緊張から「立って唄う事が出来ない」と床に座り込み、更に「このほうが楽だから」と裸足で唄いだしたのです。
これはもう「女性らしく見られたい」という感情を放棄した行為です。
昔、(あずさ)みちよさんが「二人でお酒を」という歌をステージに座り込んで唄っていましたが、この場合は歌のイメージに合わせた「演出」でした。ところが一青窈さんはデビュー早々、なりふり構わず裸足で座り込んだのです。

今週紹介してきたなめらかネームの女性歌手に共通して言える事ですが、
水前寺清子さんや加藤登紀子さんの“超”ショートヘアや、
天童よしみさんの“わがまま”ボディーなど、
優先順位が「女性らしく見られたい」よりも、
「自分がこうしたい」とか「そのほうが楽」になっていると思うのです。
なめらかネームの女性歌手は、男らしい歌が合うだけでなく、内面的にも男らしくなってしまうのでしょうか?

 

◉カラオケの定番「ハナミズキ

 

2004年に発表した5枚目のシングルハナミズキがロングヒットし、今もカラオケ人気曲ランキングでは上位に入る定番になりました。
こちらは2番の歌詞に「僕の我慢が」とあるように男性目線の歌です。冒頭の「空を押し上げて」という歌詞にもスケールの大きさが感じられますね。
作詞した本人曰く、2001年の9・11事件の時にニューヨークにいた友人の体験を元に書いたそうで、最初は「銃」や「テロ」などの言葉が含まれていたそうですが、なぜか最終的には幼い少女を想う優しい歌になりました。
きっとそれが良かったのでしょう。平成30年の間で最もカラオケで唄われた曲になるほどの大ヒットとなり、一青窈さんの代表曲になったのです。
何度も言うようですが、なめらかネームの女性歌手は男性目線の歌や、スケールの大きな歌を唄うと成功するんですよ。

 

作詞家として他のアーティストに提供する傍ら、2014年に大ヒットしたドラマ「昼顔」の主題歌として金井克子(かないかつこ)さんが唄った「他人の関係」をカヴァーしました。
一応恋愛の歌なのですが、不倫がテーマのドラマ主題歌に起用される程、かなり屈折した恋愛模様が描かれています。
思えばデビュー曲の「もらい泣き」も、「夜光虫」や「ひきこもり」など特異なワードが盛り込まれた、決してストレートな恋愛の歌ではありません。
たまに恋愛の歌がヒットしたと思ったらこの屈折度合い、やはりなめらかネームの女性歌手は純な恋愛の歌が合わないと思われます。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

加藤登紀子さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第138回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第138回目の今日は加藤登紀子さんです。

 

この加藤登紀子というお名前は本名でしたが、結婚して苗字が“藤本”に変わりました。
ご主人が他界された後も旧姓には戻していない為、現在の本名は藤本登紀子になります。

ローマ字で書くとKATO TOKIKOとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
(平仮名で書くと“かとう”となるので、苗字の最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「と」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“カトー”となり、最後の母音は「オ」という事になります。)

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

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この記事でも紹介している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けの男らしい歌や、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。

 

1966年に歌手デビューした加藤登紀子さんは、自身で作詞・作曲した歌も唄うシンガーソングライター(当時はまだその言葉が浸透していなかった)でしたが、

森繁久彌(もりしげひさや)さんの唄った知床旅情をカヴァーして大ヒットし、紅白歌合戦にも出場しました。
作詞・作曲も森繁久彌さんによるこの歌は、歌詞に「俺たち」とある様に男性目線の歌であり、「はるか国後(クナシリ)に白夜はあける」というスケールの大きさを感じさせる内容でした。
女性にしては低音だった為に“男唄”の印象がついたせいか、清酒大関」のCMソングのオファーが来ます。
こちらも歌詞に「男だて」や「男なら」という言葉が入る男性目線の歌でした。
やはりなめらかネームの女性歌手は男らしい歌やスケールの大きな歌が合うんですね。

 

それにしても今週なめらかネームの女性歌手を紹介していて気付いた事ですが、
天童よしみさんの『VC3000のど飴』
水前寺清子さんの『C.C.レモン
加藤登紀子さんの『酒は大関こころいき』などと、
印象的なCMソング(「CMに使われた」のではなく、社名や商品名が入る「CMの為に作られた」オリジナルソング)を唄われた方が多いですね。
ちなみに「🎵やっぱり〜俺は〜、菊正宗〜」という
菊正宗のCMソング、『初めての街で』を唄っていたのも
西田佐知子(にしださちこ)さんというなめらかネームの歌手でした。
これはもう新しい「法則」と認知していいでしょう。
新しい法則と言っても私が最近発見しただけで、これらのCMソングはみな何年も前からテレビで流れていたんですけどね。

あ、あと和田アキ子さんの『永谷園の麻婆春雨』(そんな曲名かはわかりませんが)も忘れてはいけません。

 

◉“超”ショートヘア

 

加藤登紀子さんのトレードマークと言えば、一つはそのヘアスタイルでしょう。
デビュー当時はロングヘアだった髪がどんどん短くなり、一時期はサイドを刈り上げ、男性でもなかなか居ない“スポーツ刈り”とか“角刈り”のレベルまで達していました。
ちょうど「百万本のバラ」がヒットしていた頃だったと思いますが、歌詞の内容と容姿のミスマッチに戸惑った人も多かったでしょう。

 

シンガーソングライターとしては

中森明菜(なかもりあきな)さんが唄った「難破船」(厳密には楽曲提供ではなく中森明菜さんがカヴァーした)や、

和田アキ子さんの「今あなたにうたいたい」(何年か前の紅白で和田アキ子さんがマイクなしで唄った)が有名です。
お名前をひらがなにすると“かきこ”となり、「と」が2つ入る“ワンモアネーム”ですので、自分で唄っても良し、他の人が唄っても良しなんですね。

また女優としても映画「居酒屋兆治」では

高倉健(たかくらけん)さんの妻役を演じ、6年も前に発表していた「時代おくれの酒場」が主題歌に起用されリバイバルヒットとなりました。なめらかネームは女優運もある名前なのです。

 

謡曲からシャンソン、フォーク、ポップス、ロックと、実に様々なジャンルに取り組み、76歳になった今も現役で歌手活動を続けられています。
実は今回どのジャンルの歌手として紹介しようか悩んだのですが、そんな定義づけすら無意味に思わせる、広い視野を持った方だと感じました。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

水前寺清子さん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第137回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第137回目の今日は水前寺清子さんです。

 

この水前寺清子というお名前は芸名で、
本名は林田民子(はやしだたみこ)というそうです。

ローマ字で書くとSUIZENJI KIYOKOとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。 

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この記事でも説明している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けの男らしい歌や、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。

また本名の林田民子というお名前も、
ローマ字で書くとHAYASHIDA TAMIKOとなり、苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」なのでなめらかネームですね。
結婚後も林田姓を貫いているので、本名も芸名もなめらかネームです。

 

ショートヘアーと着流し姿がトレードマークの水前寺清子さんは、前回の東京オリンピックが開催された1964年、19歳の時に「涙を抱いた渡り鳥」でデビューしました。
タイトルから男性の歌かと思いきや、涙を隠して旅に出る女性の心情を描いた内容でした。
その後も「娘田原坂」「女黒田節」「女三四郎と、タイトルに「娘」や「女」という文字が入る、男勝りな生き方をしながらもどこかで女性としての幸せ(恋愛)に未練を残しているという内容の歌が続きます。
しかしデビューから2年後、初めて大きなヒットとなった「いっぽんどっこの唄」では、「ぼろは着てても心の錦(中略)どんとやれ男なら」と、歌詞の主人公が完全に男性に切り替わっていました。
それ以降「男でよいしょ」「人生男節」「男じゃないか」と、タイトルに「男」の文字が多くなり、明確に男性目線の「男意気」路線に変わっていったのです。
更に三百六十五歩のマーチが100万枚を超える大ヒットをします。こちらはタイトル通りの行進曲で、まさに恋愛なんてそっちのけの内容でした。
やはりなめらかネームの女性歌手の法則通り、男らしい歌や恋愛なんてそっちのけの歌で成功した方なのです。

 

◉動物のチーターではない?

 

水前寺清子さんには“チータ”という有名な愛称があります。
足が速かったから動物のチーターになぞらえてそう呼ばれるようになったのではないかと思われる方も多いでしょうが、実は本名から来たものです。
デビュー前から目を掛けていた作詞家の星野哲郎(ほしのてつろう)さんが、小柄だった林田民子さんを「小さなたみちゃん」と称し、それが略されて“チータ”になった事が正しい由来です。
だからチーターと呼ぶのは間違いで、正しくは“チータ”と最後は伸ばしません。
まぁ本人もチーターと呼ばれる事はまんざらでもなかった様で、チーターの柄が入った着物を着て唄った事もあったそうです。そりゃ誤解も招きますわねぇ。

 

◉大ヒットドラマの主演

 

渡る世間は鬼ばかり」のプロデューサーとしても知られる石井ふく子さんが、歌手しかやらないという信念を持っていた水前寺清子さんを「ドラマの役柄のイメージにぴったりだ」と何度も出演交渉して口説き落とし、主演させたドラマが「ありがとう」でした。
主人公と山岡久乃(やまおかひさの)さん演じる母との日常生活や、石坂浩二(いしざかこうじ)さんが演じた恋人との恋愛も描かれたそのドラマは、民放ドラマ史上最高の視聴率56.3%を記録し、まさに大ヒット、当たり役となりました。更にその主題歌「ありがとうの歌」も唄ってヒットします。
なめらかネームは女優運も強い名前です。特にヒット作や当たり役に恵まれる運を持っています。

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また本名の林田民子というお名前をひらがなにすると「はやしだたみこ」と一方に濁点は付くものの、「た」という文字が2つ入る“ワンモアネーム”です。
歌がヒットしてドラマもヒットと、まさに“ワンモア”な活躍ですね。
ドラマはシリーズ化され水前寺清子さんは第3シリーズまで主演しましたが、やはり歌手活動に専念したいとの意向で降板し、第4シリーズでは主演が佐良直美(さがらなおみ)さんに交代となりました。
その頃は「歌手がドラマに出ると歌が売れなくなる」というジンクスの様なものがまことしやかに囁かれていたようで、それを懸念して降板した節もあったそうですが、それにしても勿体ない話ですね。

 

かつては「紅白」の常連として大トリや司会を務めた事もありましたが、1986年を最後にもう30年以上も出場していません。「紅白はヒット曲が出ない限りは出場しない」という自分への戒めもあるようで、芸名に「き」が入っている事で自分への厳しさが身についたのかも知れません。
それでも唄うスタイルを(ヘアスタイルも)変える事なく55年以上歌手活動を続けてきました。

ちなみにデビュー前はポップス系の歌手志望で、自分で考えていた芸名は「東京マリ」だったそうです。もしその名前だったらここまで続いていたか、いや売れていたかどうかも・・・。“リターンネーム”ではないので自己プロデュース力は弱かったのかなと。

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

天童よしみさん【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第136回)

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第136回目の今日は天童よしみさんです。

 

この天童よしみというお名前は芸名で、
本名は吉田芳美(よしだよしみ)というそうです。

ローマ字で書くとTENDO YOSHIMIとなり、苗字(姓)の最後と下の名前(名)の最初の文字の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。
(平仮名で書くと“てんどう”となるので、苗字の最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「ど」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“テンドー”となり、最後の母音は「オ」という事になります。)

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

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 この記事でも紹介している様に“なめらかネーム”の女性歌手は、男性顔負けの激しいロックや、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌を唄ったほうが成功する傾向があります。

 

子供の頃から歌が上手かった天童よしみさんは、のど自慢番組に出場すると次々に優勝の座をかっさらい、のど自慢あらしと囁かれていました。
16歳の時に吉田よしみ名義で、アニメ「いなかっぺ大将」の主題歌「大ちゃん数え唄」で初めてレコーディングを経験すると、
その2年後には「全日本歌謡選手権」で10週連続勝ち抜き、グランドチャンピオンに輝いて天童よしみという芸名をもらい、正式にプロの歌手としてデビューしました。


ここまではエリートコースのトントン拍子という感じですが、演歌の世界で新人がすぐに売れる事は少なく、天童よしみさんも10年程は不遇の時代を経験します。
それでも「道頓堀(とんぼり)人情」を引っさげて全国津々浦々を営業でまわると、有線放送からジワジワと火がついてヒット曲となります。
出世作となったこの歌は、大阪人の「負けたらあかん」という心意気やド根性を描いたもので、やはり男らしさを感じさせる内容でした。


更に「珍島(チンド)物語」もヒットするのですが、「海が割れる」だの「道が出来る」だのと、映画「十戒」の名シーンを彷彿させるようなとんでもない歌詞が並びます。
普通の女性歌手が唄っても、説得力に欠けるでしょう。しかしこの方が唄うと説得力に溢れ、本当に海を割れるんじゃないかとさえ思えてしまうから不思議です。
やはり男らしい歌やスケールの大きな歌が合うんですね。


◉魔除け?のキーホルダー

 

1998年には天童よしみさんの姿を模した「よしみちゃん人形(キーホルダー)」が発売されました。これも普通の女性歌手であれば可愛いマスコットとして扱われる筈ですが、天童よしみさんはモノが違います。当時流行していた新型インフルエンザから身を守る為の“魔除け”として重宝され、女子中高生の間で大ブームとなったのです。

ここで改めて本名の吉田芳美というお名前を見てみましょう。

ローマ字で書くとYOSHIDA YOSHIMIとなり、

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「よ」
フルネームの最初の文字「よ」と、最後の文字「み」の母音が違います。

母音で見ると同じ母音のペアが出来ない“ノーペアネーム”ですが、
ひらがなにすると“み”と同じ文字が2つずつ入ります。
“ワンモアネーム”✖️2の“ツーモアネーム”という非常に良いお名前です。
いなかっぺ大将」から「道頓堀人情」でワンモア、そしてキーホルダーでツーモアと考えると納得ですね。

 

それにしても天童よしみさんの名前が3日連続で登場するブログ、他になかなか無いと思います。何度も名前を使わせて頂き、有難う御座いました。
ついでと言っては何ですが、現在猛威をふるっている新型コロナウィルスも、そのお力で退散させては頂けないでしょうか?

 

この様に芸能人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。
もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

ではまた次回をお楽しみに。

 

“なめらかネーム”の女性歌手の共通点は?【完全版】

「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

『いやあー、替え歌疲れだわぁ。』
「何ですか“自粛疲れ”みたいに。」
『だって昨日の紅白で27曲も唄ったんだぜ。アーティストのライブ並みだろ?』
「27曲って言っても、『🎵もう1回!』とかも入れて27曲でしょ?」
『それでも疲れるんだって。あー今日はもう唄えそうにないなぁ。』
「いやそもそも唄わなくていいんですけど・・・。」
『だから今回は“特別編”って事にしてくれないか。』
「“特別編”て、どうするんですか?」
『俺がまだこのブログに加入していなかった初期の頃の記事に、俺のナイスなツッコミを加えて完全版にするんだよ。』
「えーっ!リライトですかー!?」
『シーッ!リライトって言うと聞こえが悪いだろう。ほら今、ドラマとかでも“特別編”って言いながら再放送流してるだろ?』
「あれは緊急事態宣言で撮影とか収録が出来ないからでしょう。」
『だから俺たちもその風潮に乗って、再編集版って事で1本やろうぜ。』
「いやーそういうの、気が進まないなぁ。」
『まだ分かってないなぁ、これはお前の為でもあるんだぞ。』
「私の為、ですか?」
『お前が1人でこのブログ始めた最初の頃、まだ読者もほとんどいなかったから、初期の記事なんて⭐️スター全然付いてなかっただろ?』
「まぁゼロの時もありましたねぇ。」
『それが今や、俺が加入したお陰で読者100人突破したじゃないか!
(ヒュー!ヒュー!)あぁ、ありがとう、ありがとう!』
「誰も何も言ってませんけど・・・。」
『だから今、初期の拙い記事をブラッシュアップすれば、より多くの人に読んで貰えるんだよ!』
「うーん、まぁなんか胸にグサグサ刺さりますけど、言いたい事は分かりました。じゃあやりましょう!リライ・・・いやブラッシュアップを!」
『よし!じゃあ早速この記事からだ!』 

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「あー!これ、昨日過去記事として貼り付けようと思ったけど、貼り付けそびれちゃったやつですよ!」
『だろ?お前の気持ち、俺が一番よく分かってるんだから。』
「有作さん・・・。」
『では皆さん、ブラッシュアップfeat.有作ver.ご覧ください。』

 

早速ですがクイズです。
和田アキ子水前寺清子天童よしみ

この3人の名前の共通点は何でしょう?

『3人とも男か女かわからないってとこか?』
「失礼な!名前の共通点ですよ!名前の・・・。」

ヒント1:それぞれのお名前をローマ字にしてみましょう。

和田アキ子=WADA AKIKO
『🎵永谷園の〜マーボーはるさめ!』
水前寺清子=SUIZENJI KIYOKO
『🎵あ、せ〜の!シーシーレモン!』
天童よしみ=TENDO YOSHIMI
『🎵なめたらアカン〜なめたらアカン〜、』

 

『分かった!CMソングで有名な人だ。』
「名前の共通点て言ってるでしょ!」

 

ヒント2:3人のお名前をフルネームで何度も呼んでみて下さい。なんとなく言いやすいと感じませんか?

 

もうお分かりですね。

 


では正解を発表しましょう。

 


正解は苗字(姓)の最後の文字と、下の名前(名)の最初の文字の母音が同じという点です。
天童よしみさんの場合、平仮名で書くと“てんどう”となるので、苗字の最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「ど」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“テンドー”となり、この場合も該当例になります。ローマ字でも“TENDO”ですよね。)

 

その為本来は一瞬途切れがちな、姓と名の繋がりの部分で同じ母音が続くので、フルネームで呼ぶ時に「言いやすい」のです。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では“なめらかネーム”と呼びます。

*またか?とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、今回初めてご覧になる方へ向けての説明です。

 

こちらの記事で紹介した“リターンネーム”の女性歌手が、 

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容姿や衣装、歌詞の内容や唄い方まで「女性らしい」方が多かったのに対し、
“なめらかネーム”の女性歌手は何かにつけてその逆パターンの方が多いのです。

 

例えば和田アキ子さんや水前寺清子さんは女性らしさを度外視している程のショートヘアですし、

『🎵だって〜生姜ないじゃない〜、』(←昨日ボツになった替え歌)
「字が違います!」

加藤登紀子(かとうときこ)さんも以前はベリーショートでした。


曲のジャンルで言えば

中村(なかむら)あゆみさん、

浜田麻里(はまだまり)さん、

田村直美(たむらなおみ)さん、

相川七瀬(あいかわななせ)さんなどはバリバリのロックですし、
土屋(つちや)アンナさんも女優業の傍らロックシンガーとしての顔を持っています。

あと鈴木聖美(すずききよみ)さんはR&Bの中でもソウルミュージックと呼ばれるジャンルですね。 

 

歌詞の内容が男性目線の歌で言えば

「帰ってこいよ」松村和子(まつむらかずこ)さんや、
「天使の休息」久松史奈(ひさまつふみな)さん、

一青窈(ひととよう)さんの代表曲ハナミズキもよ〜く聴くと男性目線の歌詞になっています。

 

家族愛(亡くなった祖母との思い出)を唄ってヒットしたのはトイレの神様

植村花菜(うえむらかな)さんですし、

未来(過去)の自分自身に向けた「手紙~拝啓 十五の君へ~」が有名な

アンジェラ・アキさんもなめらかネームです。

歌詞のスケールの大きさで言えば久保田早紀(くぼたさき)さん。

大ヒットした「異邦人」という曲がシルクロードのイメージソングであったため「空」「雲」「大地」など、大いなる自然をイメージさせるキーワードがいくつも盛り込まれていたのです。男女間の恋愛などちっぽけなものにさえ感じさせてしまうこの歌は、明らかに他のラブソングとは一線を画していました。


「Jupiter(木星)」という曲でデビューしたのが

平原綾香(ひらはらあやか)さんでした。とにかく曲名のスケールがデカい。男女間の恋愛などちっぽけなものに思えてきます。

『🎵エビで〜タイ釣れたら〜お得じゃな〜い?』
「結局替え歌唄うんじゃないですか!?」

そして天童よしみさんの代表曲と言えば「珍島(チンド)物語」

「海が割れる」だの「道が出来る」だの、映画「十戒」の名シーンを彷彿とさせるようなとんでもない歌詞に、これだけ説得力を持たせられる方は他にいないでしょう。この方なら本当に海を割れるんじゃないかとさえ思ってしまいます。

(*個人の見解です)

この様になめらかネームの女性歌手は、恋愛なんてそっちのけのスケールの大きな歌や、男性顔負けの激しいロックやR&Bなどを唄ったほうが成功する傾向があります。はっきり言って、可愛い歌やラブソングを唄ってヒットさせるのは難しいでしょう。

 

◉ラブソングを唄う方法
 
それでももしあなたが「自分はなめらかネームだけど本名のままで歌手になって恋愛の歌(ラブソング)を唄いたい。」というのなら、1つだけその方法があります。それはバンドのボーカリストになることです。
その顕著な例がEvery Little Thingの持田香織(もちだかおり)さんです。彼女のボーカルはロックのそれとは明らかに違いますし、恋する女性の心情を唄ったヒット曲も多数あります。
同じタイプとしてZARD坂井泉水(さかいいずみ)さんもそうでしたね。つまりなめらかネームでも、バンド名やユニット名に隠れて名前が前面に出なければ良いのではないかという事です。

大塚愛(おおつかあい)もなめらかネームだぞ!』
大塚愛さんは人格詐称疑惑があるので“いわく付き”です。」
『人格詐称疑惑?』
「詳しくはこちらをご覧ください。」

blog.housoku.work

 

『どうだ!見事にブラッシュアップされただろ?』
「結局不満と替え歌はさんでるだけじゃないですか!?もう有作さんとはやってられないですよ!」
『お前それ本気で言ってるのか?』
「本気で言ってたらこんなに長い事一緒にやる訳ないでしょう。」
『「へへへへー、」』
『バーイ!』
「いやオードリーの終わり方!」


この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

木村カエラもなめらかネームだぞ!』
「また不満を言う!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。

 

【特別企画】第4回“空想”紅白(料理)歌合戦(替え歌あり)

「名前の法則」の世界へようこそ。
ここでは有名人の名前が持つ「音」に注目し、その共通点を見つけていきたいと思います。

 

「さぁて、名前タイプのまとめも終わった事だし、週末恒例のクイズといきますか。」
『ちょっと待ったー!!』
「どうしたんですか?有作さん。」
『名前タイプのまとめの後は、“空想”紅白歌合戦だろ!』
「別にそんな決まりはないですけど・・・。」
『このブログの読者も、きっと心待ちにしているぞ!』
「そうなんですかねぇ?」
『それにおまえが前からよく言ってる、この説がどうも気に入らないんだよ!』

 

“なめらかネーム”の女性歌手は
 恋愛とは無縁のスケールの大きな歌を唄う、男勝りな方が多い
“リターンネーム”の男性歌手は
 優しい歌を唄う、やや中性的な方が多い

 

「あー、この説は私がずっと前から研究してきて、確証を得てますから。」
『いやそんな事は無い!なめらかネームの女性歌手も、ちゃんと女性らしい一面があるって事を俺が証明してやるよ!』
「でも今はまだ“密”になっちゃいけないから紅白なんて出来ないでしょ?」
『分かってるって!そんな今のご時世に合わせて、今回は紅白“料理”歌合戦をやるんだよ!』
「紅白料理歌合戦?」
『みんな自粛で家にいるだろ?で、長引いてるからそろそろ献立にも困ってる頃だろ?』
「まぁ、主婦の方はそうでしょうね。」
『そこで新しいメニューのレシピを、歌に乗せながら紹介するって訳だよ。』
「へぇ、なんか面白そうですねぇ。」
『じゃあ俺が料理作るから、お前はアシスタントな。』
「いや紅組の司会とか白組の司会とか・・・」
『今みんなが気持ちを1つにしなきゃいけない時に、紅も白も関係ないだろ!?』
「何かまともな事言ってるようですけど、結局全部自分で唄いたいだけでしょ?」
『いいから、ルール説明しろ!』

 

えー過去3回と違って男性はリターンネーム、女性はなめらかネームである事が出場条件です。
両方の要素を兼ね備えているツーペアやフォーカードの場合、男性は白組、女性は紅組に参加して頂きます。
詳しくは「各名前タイプの説明」をご覧下さい。

 

「これでいいですか有作さん。」
『有作さん、じゃなく先生と呼びなさい。』
「先生?・・・」
『自己紹介遅れました。私、料理研究家のケン・コウコツです。』
「あれ?私の知ってる人と違うなぁ。・・・まぁいいや、それじゃあ第4回“空想”紅白(料理)歌合戦、始めましょうか。」
『まずはご飯を炊きましょうね。・・・ホラ!』
「私が炊くんですか?先生が炊くんじゃ・・・?」
井上陽水(いのうえようすい)「飾りじゃないのよ涙は」
『🎵私は炊いた事がない〜、』
「えっ?料理研究家なのにご飯炊いた事ないんですか?大丈夫かなぁ・・・。」
氷川(ひかわ)きよし「きよしのズンドコ節」
『🎵ずん、ずんずん、寸胴(ずんどう)どこ〜?』
「あ、寸胴って底の深い大きいナベの事ですね。あの棚の上です。」
和田(わだ)アキ子あの鐘を鳴らすのはあなた
『🎵あのナベを〜下ろすのは〜あなた〜、』
「あぁ。やっぱり私が下ろすんですね。(人使い荒いなぁ)あ、この寸胴長いこと使ってなかったから、1回洗ったほうがいいですよね?」
美川憲一(みかわけんいち)さそり座の女
『🎵お気の済むまで〜、洗うがいいわ〜、』
「絶対そのほうがいいですよ。で、何を煮るんですか?。」
久保田早紀(くぼたさき)「異邦人」
『🎵鶏(とり)や牛や〜豚までも〜煮込もうと〜している〜、』
「肉はどれか1つでいいでしょ?何を作るつもりなんですか?」
坂井泉水(さかいいずみ) (ZARD)「負けないで」
『🎵パスタと〜から揚げ〜、一緒に〜作りましょう、』
「うわーさすが先生!2つの料理を同時に作るんですね!じゃあ鶏肉をから揚げ用にまわしましょう。あ、元の歌詞1番と2番混ざってます。」
坂井泉水さんもう亡くなられてますけど、“空想”紅白なんでご了承下さい。)
三善英史(みよしえいじ)「雨」
『🎵タレに〜入れながら〜、揉み込〜む手間がいる〜、』
「あー、下ごしらえですね?」
新沼謙治(にいぬまけんじ)「嫁に来ないか」
『🎵小麦〜粉ないか〜?』
「ありますよ。どのくらい入れますか?」
中村中(なかむらあたる)「友達の詩(うた)」
『🎵身を繋ぐ〜くらいでいい〜、絡んで〜まぶすくらいでいい〜』
「こんなもんですかねぇ?」
相川七瀬(あいかわななせ)「夢見る少女じゃいられない」 
『🎵No〜No〜それじゃ物足りな〜い、』
「もっとですか?いやこんなもんで良いでしょう。これを振るんですね?」
吉川晃司(きっかわこうじ)「モニカ」
『🎵オ〜シェイク、シェイク、シェイク、シェイク、もう2回〜、』
「4回と、もう2回で良いんですね?」
大塚愛(おおつかあい)さくらんぼ」
『🎵もう1回!』
「1回で変わります?そんなに微妙なものなのかなぁ?」
水前寺清子(すいぜんじきよこ)「男 三百六十度」
『🎵ぐるり360度〜!』
「から揚げレンジで作るんですか?あ、その間にナベでパスタ作るんですね?」
天童 (てんどう)よしみ「珍島物語」
『🎵ウニを入れるのよ〜ダシが出来るのよ〜、』
「ウニのパスタ作ろうとしてます?ウニからダシ出ますかね?」
※ケン・コウコツ先生は独自の調理法を研究されています。あまり参考になさらないで下さい。
稲垣潤一(いながきじゅんいち)クリスマスキャロルの頃には
『🎵一味(ひとあじ)〜何か〜足りない〜、』
「そりゃそうでしょう。今のところ、牛と豚とウニ入れて煮てるだけですから。」
堀内孝雄(ほりうちたかお)「愛しき日々」
『🎵固くな〜までの〜、一筋の〜肉、』
「けっこう長い時間煮てたのに、まだ固いんですか?安い肉買ってきたんじゃないでしょうね?」
稲葉浩志(いなばこうし) (B’z)ultra soul
『🎵食えなさそう!』
「そんなに?煮過ぎて固くなったって事ですかねぇ?」
平原綾香(ひらはらあやか)「Jupiter(木星)」
『🎵私〜のこの料理って、何が出来るの〜?』
「えっ!?何が出来るか分かってないんですか!?」
中村(なかむら)あゆみ翼の折れたエンジェル
『🎵もしこれがホーローだったら〜、カラスミをぬか漬けに、したいのに〜、』
「ちょっと何言ってるか分からないですけど。」
稲葉浩志 (B’z)LOVE PHANTOM
『🎵いらない何も〜捨ててしまおう〜、』
「えっ?捨てちゃうんですか?もったいない!」
加藤登紀子(かとうときこ)「百万本のバラ」
『🎵あなたに・あなたに・あなたに・あげる〜、』
「いや私も要りませんよ・・・」
ボン!!
「エッ!?何の音ですか?あー!電子レンジずっと動いてたんだ!から揚げどうなりました?」
相川七瀬「BREAK OUT!」 
『🎵ブレイクアウト!』
「木っ端微塵になってる!!ケン先生、料理研究家なんて嘘でしょ?何にも出来ないじゃないですか!?」
天童よしみ
『🎵なめたらアカン〜なめたらアカン〜、』
「おっ!何か代わりにすぐ出来る一品とかあるんですね?」
一青窈(ひととよう)ハナミズキ
『🎵ボ〜クの自慢は〜、いつも塩むすび〜、』
「結局おにぎりですか?せめておかずになる物は?」
近藤真彦(こんどうまさひこ)「ギンギラギンにさりげなく」
『🎵きんぴらにんじん、海苔で巻く〜、そいつがオ〜レのやり方〜、』
「オレのやり方〜って、カッコつけてますけど、海苔で巻くだけですよね?」
トータス松本(まつもと) (ウルフルズ)「バンザイ〜好きでよかった〜」 
『🎵おばんざ〜い、ゴマを〜和えてよかった〜、』
「あ、おばんざいって京都で言う惣菜の事だそうです。」


いやひどいなぁ、これじゃあ読者の方々も参考にならないじゃないですか!?

 

『すまん、料理なんてやった事なかったよ。』
「よくそれでこんな企画持ち込みましたね?」
『でもなめらかネームの女性歌手が、女性らしい一面もあるっていうのは伝わっただろ?』
「多分それも伝わってないと思いますよ、後半ぐちゃぐちゃだったし・・・。」
『よし!最後口直しに、ちゃんとした料理作ろう!』
「えっ?何作るんですか?」
和田アキ子
『🎵永谷園の〜マーボーはるさめ!』
「いや超簡単なやつ!」

 

えーという訳で第4回“空想”紅白(料理)歌合戦、もう勝敗どうでも良くなりましたが、最後に和田アキ子さんが出たので紅組の勝利という事にしておきたいと思います。
 
この様に画数ではなく母音に着目して有名人の名前をタイプ分けすると、同じ共通点を持つ方がこれだけ見つかるのです。すなわち人の名前が持つ「音」にはそれだけの力が秘められているのではないか?というのがこの「名前の法則」の世界の研究テーマなのです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

『残った食材は、スタッフが美味しく頂きました。』
「スタッフって、私たち2人だけじゃないですか!!」

 

ではまた次回をお楽しみにー。