矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

北川景子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第239回)※2021年1月14日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第239回目の今日は北川景子さんです。

このお名前は本名です。

(結婚後は姓が“内藤”になりましたが、旧姓のまま活動しています。)

 

ローマ字で書くと KITAGAWA KEIKO となり、

苗字の最後の文字「わ」と、下の名前の最初の文字「け」、

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

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北川景子さんは高校在学中にスカウトされ、2003年に「ミスSEVENTEEN」でモデルとして芸能界入りを果たし、また同時期に「美少女戦士セーラームーン」の実写版ドラマのセーラーマーズ(火野レイ)役で女優デビューしました。

女優デビューと言っても、子供向けの特撮モノ(スーパー戦隊シリーズの女の子向け版の様な作品)で主役でもなかった為、番組終了後しばらくは不遇な時期を過ごします。

母音ではなく文字で見ると(たがわけいこ)と「き」が入る“お・か・きネーム”でもあります。

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2006年にハリウッド映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」のオーディションを受けて合格し、登場シーンは少ないながらも見事出演を果たしました。自分への厳しさで女優として生き残る道を切り開いたのです。

そして翌年には映画「Dear Friends」での熱演が映画評論家達の間で評価され、徐々に知名度が上がっていきました。

映画そのものは公開当時に興行成績も振るわなかったのでヒット作に恵まれた訳ではなく、映画賞なども受賞していませんが、評論家達の間で評価された事でその後の仕事に繋がって行ったのです。

 

ノーペアネームの特徴は、特に若い女優さんに言える事ですが、CMに強い(出演本数が多く、その印象も強い)という点が挙げられます。

北川景子さんは34歳になった現在でもコーセー化粧品、CITIZEN(シチズン)時計、SONYブラビア)、AGFブレンディ(カフェラトリースティック)など、数多くのCMに起用されています。

ドラマはその作品を見たいと思う人しかチャンネルを合わせませんが、CMはどの番組を見ている人の目にも触れるというメリットがあります。

特に化粧品のCMに言える事ですが、メーカーも商品の売り上げが掛かっている為、もともと綺麗な女優さんの顔に入念にメイクをし、ライティングなども駆使して特に綺麗に撮影します。

そういった効果もあって美人女優の代名詞とされる事も多く、「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」でもここ数年常に上位に名前が挙がり、2010〜20年の間に6度も1位に輝きました。

結果的にCMではすごく綺麗に映るのですが、そのイメージが強すぎるせいか、同じ女優さんをドラマや映画で見た時に「あれ?そうでもないな。」と思われてしまう懸念があります。

やはりドラマや映画で毎シーン、化粧品のCM並みのメイクやライティングは不自然ですし、家にいるシーンなどはほぼスッピンに近い場合もあるでしょう。そうなるとどうしてもCMより見劣りしてしまうのは致し方ないところです。

それがCM運が強い女性タレントの、女優運が弱くなる原因なのです。

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北川景子さんもドラマの出演本数が多い割にはあまり高い評価をされず、代表作となると「HERO」(主演は木村拓哉(きむらたくや)さん)か、主演作で言うと「悪夢ちゃん」や「家売るオンナ」など、少し変わったタイトルの(あまり胸を張って代表作です、とは言えない様な)コメディタッチの作品になってしまうのです。

せっかく主演映画「スマホを落としただけなのに」がヒットしてパート2が制作されたのに主役ではなくなってしまうなど、やはり女優運は決して良くない様です。

まあこの方の場合「北川景子」というブランド品の様なものになってしまっていて、少々のドラマの役どころではそのブランドイメージに追いつかない、看板が大き過ぎて安々と起用出来ない、というレベルまで達していたのかも知れません。

(かつての藤原紀香(ふじわらのりか)さんの様な。)

ただこれほど有名になるとCDデビューなど歌手業に進出していてもおかしくないのですが、一度もそれがないのは“リターンネーム”でない為、音楽性は高くない(歌はそんなに上手くない)からだと思われます。

 

2016年には、歌手兼タレントのDAIGOさんと結婚しました。

DAIGOさんの本名が“内藤大湖(ないとうだいご)”なので、現在の本名は内藤景子となりました。

ノーペアネームに変わりはありませんが、文字で見ると内藤景子(ないとうけいこ)と、「い」が2つ入るので“ワンモアネーム”でもあります。

表に出ない本名なので一概には言えませんが、“ワンモアネーム”は女性が結婚後も人気が持続する名前タイプでもあるのです。

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結婚後も相変わらず多くのCMに出演する辺りにその片鱗が出ているのでしょう。

また、苗字の北川(たがわ)の部分が取れて“お・か・きネーム”でなくなった為、家庭では優しいお母さんになるのではないでしょうか。

また「大きなお世話」的な話になってきたのでこの辺で終わりにしましょう。

 

様々な事情により延期になっていた出演映画「キネマの神様」がようやく公開されました。

(斜体文字が加筆した部分です)

今月22日には35歳の誕生日を迎えられます。(近況報告でお茶を濁す

今後もご活躍を期待しております。

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

桐谷美玲さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第238回)※2021年1月13日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第238回目の今日は桐谷美玲さんです。

 

このお名前は芸名で、本人がかなりのジャニーズファンだった事から、事務所に入る前に放送されていたドラマ「野ブタ。をプロデュース」での亀梨和也(かめなしかずや)さんの役名『桐谷修二』から“桐谷”をとったという説があります。

 

ローマ字で書くとKIRITANI  MIREIとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「イ」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 

つまり桐谷美玲さんのお名前は、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

更に「名前の法則」での判断基準となる4つのポイントが全て同じ母音ですので、このタイプのお名前をトランプ(ポーカー)の役にかけて“フォーカードネーム”と呼びます。 

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芸能界でも希少な非常に良い名前(当ブログ比)です。

 

しかも本名は松岡さや紗といい、

ローマ字で書くとMATSUOKA  SAYASAとなり、

苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事もよくわかります。

つまり本名もなめらかネームとリターンネームの両方に該当する“フォーカードネーム”なんですねぇ。

本名の下の名前“さや紗”も良い響きなのに芸名を“美玲”としたのは、“桐谷”の母音「イ」に引っ張られたからではないかと思われます。

 

まず“なめらかネーム”の特徴ですが、男女を問わず俳優業に強く、当たり役に恵まれやすい名前です。 

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“リターンネーム”は女性の場合特に音楽性が高くなると思われ、昔(70〜80年代の新人女優が当たり前の様にレコードデビューしていた頃)は歌手業に強い名前でしたが、グループアイドル主流の昨今はあらかじめ女優業で成功する方が増えています。

また喋る事が好きになる傾向も強く、アナウンサー、声優、ナレーターなど声の仕事を生業とする方も多くなります。 

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2005年、16歳の時に「千葉のナンバーワン美少女」としてスカウトされた桐谷美玲さんは、翌年に早くも映画「春の居場所」で女優デビューを果たしました。

その後も多くのドラマや映画に出演しましたが、まだ世間の認知度も低かった為ドラマでも1話だけのゲスト出演など脇役が多く、あるドラマではベッドシーンのある汚れ役(相手は当時まだ無名だった佐藤二郎(さとうじろう)さん)を演じる事もありました。

いくら良い名前でも世間に知られていなくてはその効果が発揮されないのです。

そうして2010年、深夜枠ながら「女帝 薫子」で連続ドラマ初主演を果たし、桐谷美玲の名が世間に広まっていくと人気は急上昇していきました。(上記の当たり役に恵まれやすいの部分)2011年には「情熱大陸」で特集が組まれ、翌年からは「世界で最も美しい顔100人」にも選出される様になるなど、正にうなぎ登りだったのです。

 

更に女優業の傍ら、2012年から「NEWS ZERO」のキャスター(上記の声の仕事を生業とするの部分)としても活動し、6年半にも渡って務め上げました。

またキャスター就任当初はまだ学生だった為、多忙につき休学期間を挟みながらもフェリス女学院大学を卒業しました。

文字で見ると芸名:桐谷美玲(りたにみれい)、本名:松岡さや紗(まつおさやさ)とも、自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあります。 

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汚れ役にも挑戦し、女優業が忙しくなった中でキャスターも務め上げ、更に学業も疎かにしなかったところに自分への厳しさが感じられますね。

 

2018年には、ドラマの共演がきっかけで知り合った俳優の三浦翔平(みうらしょうへい)さんと結婚しました。有名芸能人同士の結婚という事で世間を騒がせましたが、これはお相手の三浦翔平さんがハデ婚好きの“ロイヤルネーム”だったからと考えられます。

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このお名前は本名で、“ロイヤルネーム”だけでなくフルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」なので“リターンネーム”でもあります。

番宣などでバラエティーに出演した時、武田鉄矢(たけだてつや)さんのモノマネを披露して笑わせる辺りにリターンネームの習性が出ているのでしょう。

旦那さんもロイヤルネーム+リターンネームと、芸能界でも有数の非常に良い名前(当ブログ比)なのです。

 

桐谷美玲さんは引退する予定はなく今後も芸能活動を続けていく様ですが、芸名のほうを文字で見ても、女性が結婚後も人気が持続する“ワンモアネーム”ではないので、人気の急激な下降が危惧されます。

現に結婚後のドラマ・映画などの出演は無いに等しく、メディア露出も「スタディサプリENGLISH」など一部のCMでしか見られていない状態です。

(斜体文字が加筆した部分です)

ただ結婚して苗字が“三浦”になったので本名は“三浦さや紗”となめらかネーム+ワンモアネームのこれまた良い名前になったんですねぇ。しっかりと家庭を支えるたくましい母親になりそうです。

また「大きなお世話」的な話になってきたのでこの辺で終わりにしましょう。

どうか末長くお幸せに。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

深田恭子さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第237回)※2021年1月12日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第237回目の今日は深田恭子さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くと FUKADA KYOKO となり、

苗字の最後の文字「だ」と、下の名前の最初の文字「きょ」、

フルネームの最初の文字「ふ」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が「不安定」になりがちです。 

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深田恭子さんは1996年、14歳の時にホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリに輝いて芸能界入りを果たしました。

“ノーペアネーム”の特徴は、特に若い女優さんに言える事ですが、CMに強い(出演本数が多く、その印象も強い)という点が挙げられます。

深田恭子さんは38歳になった現在でもメナード化粧品、キリンビバレッジ(午後の紅茶)、ニチレイの冷凍食品、江崎グリコビスコ)、武田薬品アリナミンA)、横浜ゴム(タイヤ)、そしてUQモバイルの「三姉妹シリーズ」など、数多くのCMに起用されています。

UQモバイルの「三姉妹シリーズ」は他に多部未華子(たべみかこ)さん、永野芽郁(ながのめい)さんと、3人ともノーペアネームです。)

ドラマはその作品を見たいと思う人しかチャンネルを合わせませんが、CMはどの番組を見ている人の目にも触れるというメリットがあります。

ただ、CMに起用されるのは基本的に若い女性なので入れ代わりも激しく、いつ新人に取って代わられるかも分からない「不安定」な要素もあります。

またCMに比重が傾き過ぎている為、女優運が弱くなる傾向があります。

深田恭子さんもドラマの出演本数が多い割にはあまり高い評価をされず、代表作となるともう20年以上前の作品「神様、もう少しだけ」(主演は金城武(かねしろたけし)さん)になってしまうのです。

 

“リターンネーム”ではないので歌手運も弱く、これまでに何曲か歌も出していますがヒットはおろかほとんど知られていません。たまにドラマの番宣でバラエティーに出演しても上手く喋れるタイプではないので天然っぷりが露呈されるだけです。

かつてはスキャンダルで世間を騒がせた時期もありましたが、本人はおっとりした性格で「何処吹く風」と言った感じでした。“ロイヤルネーム”ではないので結婚願望も強くないと思われ、未だ独身です。

 

ふわふわと流される様に芸能界で安定しないまま、結局30歳を過ぎてから水着姿の写真集を出すなどグラビア系の仕事に進出し、これがまたバカ売れするというおかしな現象が起こってしまうのです。10年以上ドラマなどで主役を張ってきた女優が、男性向けの雑誌「プレイボーイ」の表紙を飾るなんて事は滅多にありません。

今年2021年のカレンダーでも水着姿を披露し、「鬼滅の刃」や宮崎美子(みやざきよしこ)さんと売れ行きのトップを競り合いました。

一線で活躍する女優が、どこで争ってるんだ?っていう話ですよ。

やはりノーペアネームなので芸能界でのポジションが安定しないのですねぇ。

 

母音ではなく文字で見ると(ふだきょうこ)と「か」が入る“お・か・きネーム”でもあります。自分への厳しさであのプロポーションを維持してきたのでしょう。 

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それよりも下の名前が小泉今日子(こいずみきょうこ)さんと同じ“きょうこ”であった為、“深キョン”というニックネームで呼ばれる様になりました。

芸能人にとってニックネームで呼ばれる事は名前が2つある様なものなので、非常に有利なのです。

 

今年5月に適応障害であった事と、その治療の為芸能活動を休止する事が発表されました。

どうやら精神的にも「不安定」だったようです。

(斜体文字が加筆した部分です)

これは名前の話とは関係ない全くの余談ですが、その発表があった直後にオンエアが開始されたUQモバイル「三姉妹シリーズ」のCM(何バージョンって呼んだらいいか分からないけど、なんか宙吊りになってるやつ)が3人から2人になったのを見て、「深田恭子がいなくなったのかと思ったのに、なんで多部未華子がいなくなってるんだ?」と思ったのは私だけじゃないですよね?

あ、お早い復帰をお祈りしております。

 

この様に有名人のお名前を母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

石原さとみさん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第236回)※2021年1月11日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第236回目の今日は石原さとみさんです。

 

このお名前は芸名で、宝石になる前の“原石”の並びを逆にしたという意味もある苗字の『石原』と、聡明で美しくありたいとしてつけた下の名前『聡美』を平仮名表記にしたものです。

 

ローマ字で書くと=ISHIHARA SATOMIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事から“なめらかネーム”と呼びます。

“なめらかネーム”は男女を問わず俳優業に強い名前です。  

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また、フルネームの最初と最後の文字の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

 “リターンネーム”は昔(70〜80年代の新人女優が当たり前の様にレコードデビューしていた頃)は歌手業に強い名前でしたが、グループアイドル主流の昨今はあらかじめ女優業で成功する方が増えています。

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つまり石原さとみさんは、なめらかネームとリターンネームの両方に該当します。

このタイプのお名前を、同じ母音のペアが2つ出来る事から“ツーペアネーム”と呼びます。

男性では福山雅治(FUKUYAMA MASAHARU)さんもそうであるように、 非常に高い人気を得られる可能性がある、芸能界で強い名前です。 

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2002年、16歳の時にホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリに輝いた石原さとみさんは、翌年に早くもNHK連続テレビ小説てるてる家族」のヒロインに抜擢されるなど、強い女優運を活かしてこれまで数多くのドラマや映画に出演してきました。

美人女優の代名詞とされる事も多く、「女性が選ぶ“なりたい顔”ランキング」でもここ数年常に上位に名前が挙がり、2015年には「理想の後ろ姿のタレント」第1位(どうやって他の人と比較するのかわかりませんが)にも輝きました。

 

しかし本名は石神国子といい、

ローマ字で書くとISHIGAMI KUNIKOと、

苗字の最後の文字「み」と、下の名前の最初の文字「く」、

フルネームの最初の文字「い」と、最後の文字「こ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が「不安定」になりがちです。 

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実際、タレントスカウトキャラバンの前にもホリプロの俳優養成所に所属し、石神国子名義で映画に出演するなどの活動もしていましたが、なかなか日の目を見る事が出来ませんでした。

ノーペアネーム時代にはそういう黒歴史、いや苦労歴史があったんですね。

本名を文字で見ると石神国子(いしみくにこ)と、濁点は付くものの「か」という文字が入る“お・か・きネーム”でもあります。

既に芸能活動をしていたのにタレントスカウトキャラバンに参加して高みを目指そうとする辺りに、自分への厳しさが感じられます。

そしてグランプリの名誉とツーペアネームの芸名が彼女の運命を大きく変えたのです。

 

ただこれほど有名になるとCDデビューなど歌手業に進出していてもおかしくないのですが、一度もそれがないのは本名がリターンネームではない為に音楽性は高くない(歌はあまり上手くない)からだと思われます。

 

昨年、結婚を発表した事で世間では“さとみロス”と騒がれましたが、お相手が一般男性という事ですので苗字がどう変わったかは分かりません。

(ハデ婚好きの“ロイヤルネーム”ではなかったので、同業者の芸能人ではなく一般男性を選んだのでしょう。)

引退する予定はなく今後も芸能活動を続けていく様ですが、芸名のほうを文字で見ても、松嶋菜々子(つしななこ)さんや小泉今日子(いずみきょう)さんの様に、女優が結婚後も人気が持続する“ワンモアネーム”ではないので、人気の急激な下降が危惧されます。

実際今年春のドラマ「恋はDeepに」は、綾野剛(あやのごう)さんとのW主演ながら平均視聴率は1桁台に留まりました。(斜体文字が加筆した部分です)

 

なんか「大きなお世話」的な話になってきたのでこの辺で終わりにしましょう。

どうか末長くお幸せに。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧ください。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

爆笑問題(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第235回)※2020年10月22日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第235回目の今日は爆笑問題のお二人です。

 

それぞれのお名前は太田光さんと田中裕二さん、お二人とも本名です。

 

まず太田光さんのお名前をローマ字で書くとOTA HIKARIとなり、

苗字の最後の文字「た」と、下の名前の最初の文字「ひ」、

フルネームの最初の文字「お」と、最後の文字「り」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。

一方の田中裕二さんは、TANAKA YUJIとなります。

苗字の最後の文字「か」と、下の名前の最初の文字「ゆ」、

フルネームの最初の文字「た」と、最後の文字「じ」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。 

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爆笑問題というコンビ名はローマ字で書くとBAKUSYO MONDAIと

母音が「ア」で始まり、「イ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

ただ「爆笑」と「問題」という、本来繋がるはずのない熟語を無理矢理くっ付けているので言いにくい言葉になるはずなのですが、BAKUSYO MONDAIと繋がりの部分の母音が同じ「オ」になっていますね。なので呼ぶ時に言いやすくなります。

アイドルグループでは日本語と英語を組み合わせた造語が名前になっている、

KinKi Kidsモーニング娘。なども繋がりの部分の母音が同じです。

これらは非常に珍しい“なめらかネーム”のグループという訳ですが、なめらかネームはグループ名でも通用することの証明だと言えます。 

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同じ大学の演劇学科に通っていた2人は、揃って中退した後の1988年3月にコンビを結成しました。

コント赤信号のリーダー・渡辺正行(わたなべまさゆき)さんが主催する「ラ・ママ新人コント大会」でデビューするとその場で太田プロにスカウトされ、同年7月にはフジテレビの深夜番組でテレビデビュー、若手芸人のホープとなりました。

しかし90年に太田プロから一方的に独立を決めた事が反感を買い、一時的に仕事が無くなってテレビから姿を消してしまいます。

アルバイトをしながら何とか生計を立て、93年に自分達の事務所“タイタン”を設立。社長には太田光さんの妻、光代(みつよ)さんが就任しました。

実はこの光代さんがタレント活動をしていた経験もあって、芸能界の事もある程度分かっていたので仕事をバンバン取ってくるやり手(敏腕)社長だったのです。

ボキャブラ天国」のレギュラーとして再ブレイクのきっかけを掴むと、98年4月にはNHKの「ポップジャム」のMCや「号外!!爆笑大問題」などの冠番組がスタートして一気にレギュラーが増え、否が応でも世間に「売れた!」という印象を与えました。

光代さんはタレント時代、本名の松永光代(まつながみつよ)で活動していましたが、結婚して姓が“太田”になった事で太田光代となり、人を前面に出して自分が一歩下がると成功する“リターンネーム”になったんですね。 

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では太田光さんから見ていきましょう。

“ノーペアネーム”は俳優運が弱い名前です。なのでドラマや映画で太田さんを見たと言う人は少ないでしょう。

また司会者運やレギュラー運も弱い名前なので、意外と単独(ピン)での仕事は少ないのが現状です。

元々明るい性格ではなかった為、田中さんと出会う前の高校時代は3年間で1言も喋らず、友達もいなかったそうです。

その為か毒舌で知られている割には“リターンネーム”の様なトーク力はなく、たまに空気の読めない発言をして周囲を困らせます。ベテランながら1人で司会の仕事が来ないのもそういった所が原因でしょう。

ボケやギャグも思い付きで雑な物が多い為、相方の田中さんの様に“取説”を把握している人でないと処理出来ない場合がほとんどです。

結局、コンビでの仕事や漫才(横に田中さんがいる状況)がメインになるんですね。

 

さてもう一人の田中裕二さんですが、こちらもノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。基本自分からはボケない典型的なツッコミ型人間なので、誰かがボケてくれないと力を発揮出来ません。なので結局こちらも、コンビでの仕事や漫才(横に太田さんがいる状況)がメインになるんですね。

スポーツ番組「S☆1」の司会を務めていた時も隣に小島瑠璃子(こじまるりこ)さんがいましたし、みのもんたさんの後を受けた「秘密のケンミンSHOW 極」も久本雅美(ひさもとまさみ)さんが隣にいます。こちらもベテランながら1人で司会の仕事は少ない様です。

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、何せ小柄な事もあって配役も制限される為か、太田さんよりはドラマ出演が多いかなという程度です。

キングコング梶原雄太さんもそうですが、男性の場合“ゆうゆうネーム”の特性を活かすにはある程度の身長が必要と思われます。

一般女性と10年連れ添った後に離婚し、2015年にはタレントの山口(やまぐち)もえさんと結婚しました。極度の天然ボケなのでツッコミ甲斐もあって、相性も良いんじゃないでしょうか。

ついでに山口もえさんのお名前も見ておきましょう。

ローマ字で書くとYAMAGUCHI MOEとなり、

苗字の最後の文字「ち」と、下の名前の最初の文字「も」、

フルネームの最初の文字「や」と、最後の文字「え」の母音が違います。

こちらも“ノーペアネーム”ですね。

しかし全体を見るとYAMAGUCHI MOEと A・I・U・E・O、5つの母音が全て入っています。

このタイプの名前を、トランプのポーカー最強の役「ロイヤルストレートフラッシュ」に掛けて、ロイヤルネームと呼びます。

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ロイヤルネームは結婚運が強く、玉の輿に乗る方が多いのが特徴です。

(斜体文字が加筆した部分です)

こちらも2度目の結婚で1人目はIT社長、2人目が田中さんですから納得(?)ですよね。

 

MCクラスで活動を続けているベテランコンビの中では珍しく漫才もずっと続けていて、東西対抗形式のネタ番組では必ずと言っていい程東軍のトリを務めています。

母音ではなく文字で見ると(おおたひり)、(たなゆうじ)と、2人とも名前に「か」が入る“お・か・きネーム”でもあるので、自分に対しても芸に対しても厳しい姿勢を持ち続けているんですね。 

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意外なのはあれだけ世相を斬る様な漫才をやっていながら、2人ともSNSなどはやっていないんですね。太田さんに至っては携帯電話も所持していないというから驚きです。

この5日間は何かとお騒がせコンビ特集となり、最後に爆笑問題となってしまいましたが、このお二人は別に問題は起こしてはいません。起こしていそうですけど起こしていないんで、皆さん勘違いなさらない様に。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

TKO (2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第234回)※2020年10月21日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第234回目の今日はTKOのお二人です。

 

それぞれのお名前は木下隆行さんと木本武宏さん、お二人とも本名です。

 

まず木下隆行さんのお名前をローマ字で書くとKINOSHITA TAKAYUKIとなり、苗字の最後と下の名前の最初の文字の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、苗字と下の名前のつながりがなめらかで言いやすい事からなめらかネームと呼びます。

また、フルネームの最初と最後の母音が同じ「イ」である事もよくわかります。

この様なお名前を、最初の母音に戻るという意味でリターンネームと呼びます。

つまり木下隆行さんは、“なめらかネーム”と“リターンネーム”の両方に該当します。

このタイプのお名前を、同じ母音のペアが2つ出来る事からツーペアネームと呼びます。 

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一方の木本武宏さんは、KIMOTO TAKEHIROとなります。

苗字の最後の文字「と」と、下の名前の最初の文字「た」、

フルネームの最初の文字「き」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。 

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TKOというコンビ名は、2人ともイニシャルがT.Kになる事から“O”を加えてTKOとしました。

ボクシングや格闘技に詳しくない方の為に一応説明しておきますと、選手の力の差が大きすぎる場合や、負傷の為試合続行が不可能とレフェリーが判断した時に適用されるテクニカルノックアウト(Technical Knock Out)というルールの略です。

横文字でカッコいい名前に見えますが、お笑いコンビとしては決して良い名前ではありません。

母音で見ても(ティーケイオー)と「イ」で始まり、「オ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。

2人は1971年と72年生まれでビートたけしさんや明石家さんまさん、とんねるずダウンタウンなど、お笑いタレントがカッコいいとされる様になった時代を見てきた世代なので、モテたい一心でそんなカッコいい名前を付けてしまったのでしょう。

松竹芸能でほぼ同期のよゐこや後輩のますだおかだオセロなどリターンネームのコンビがどんどん売れていく中、大阪に取り残されて苦渋を味わう事となってしまいます。

 

京進出のチャンスを何度もふいにして、もう駄目かと諦めかけた頃のある日、木下さんが眼鏡を掛けて鏡を見た所、笑福亭鶴瓶(しょうふくていつるべ)さんに似ている事に気づいて木本さんに連絡し、「これで行ける」とモノマネのネタにして引っ下げ、2006年に最後のチャンスと称して東京進出。他にも“せんとくん”のマネなどで人気を集め、2009年頃からようやく全国的な知名度を獲得する事が出来ました。

ただコンビでは「キングオブコント」に何度も出場するも高評価は得られず、実力の割には人気が伴わない状態が続き、全国ネットのレギュラー番組などにはほとんど恵まれなかったのです。

 

では木下隆行さんから見ていきましょう。

俳優業に強いなめらかネームに加え、下の名前に「ゆ」という音が入る“ゆうゆうネーム”でもあります。このタイプは俳優業で大成功する可能性を秘めています。 

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木下さんはここ数年、たくさんの映画やドラマに出演していました。もうバラエティーよりドラマのほうが多いのではないかと思う程でした。

木下さんの名前をひらがなで書くと(のしたたかゆ)と「き」と「た」が2文字ずつ入る(ダブル)“ワンモアネーム”でもあるので、コンビを離れた所で個人としても成功したのでしょう。いやある意味TKOとしての成功よりも“俳優”木下隆行としての成功のほうが大きかったかも知れません。(斜体文字が加筆した部分です) 

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そうして俳優業に比重が傾いていた為にお笑いの勘が鈍っていたのか、「さんまのお笑い向上委員会」のスペシャルに出演した時もほとんど発言出来ず、あるタレントから指摘されてしまいます。

後日その事を同じ事務所の後輩からイジられ、カッとなった木下さんはペットボトルを投げつけ、暴行及びパワハラ問題となってしまいました。

下の名前が(たかゆき)と「たか」が入る“たかたかネーム”でもあるのでプライドが高く、後輩から馬鹿にされる事が許せなかったんでしょうね。

松竹芸能のアットホームな雰囲気を損ない、居づらくなってしまったからと昨年3月で事務所を退所しました。

俳優としての地位まで一瞬で失ってしまった様で、勿体ない事をしたと思います。

 

さてもう一人の木本武宏さんですが、ノーペアネームの為司会者運も俳優運もありません。

リターンネームの様な話術もないときています。

最近は相方に負けじと俳優業にも取り組んでいますが、ドラマなどでも1話だけのゲスト出演が多く、これと言って話題になる事もありません。

雨上がり決死隊の様にコンビでやっていたレギュラー番組もなく、ネタを作っていたのも木下さんだったので1人になるとほぼ何もない状態です。これからが正念場ですね。

 

木下さんはフリーとなってYou Tubeでの活動を始めました。俳優として活動していた間も、どこかにリターンネームの喋り好きの部分が残っていたのかも知れません。今のところチャンネル登録者数は伸び悩んでいる様ですが、よく考えてみると不祥事ではないのでテレビ復帰も早いかもしれませんね。

木本さんは事務所に残っているのでバラバラになりましたが、TKOは解散していない様です。

とは言えもともと木下さんのモノマネで何とか東京進出を果たした様なコンビですから、次々と若手が台頭してくるお笑い界で、2人並んで座れる様な席があるとは思い難いです。

そこは2人とも名前に「き」が入る、自分に厳しくなる“お・か・きネーム”でもあるので、この厳しい現状を打破して欲しいと思います。 

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この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。

 

キングコング(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第233回)※2020年10月20日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人(一組)ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第233回目の今日はキングコングのお二人です。

 

それぞれのお名前は西野亮廣さんと梶原雄太さん、お二人とも本名です。

 

まず西野亮廣さんですが、

ローマ字で書くとNISHINO  AKIHIRO となり、

苗字の最後の文字「の」と、下の名前の最初の文字「あ」、

フルネームの最初の文字「に」と、最後の文字「ろ」の母音が違います。

この様なお名前を同じ母音のペアが出来ない事から“ノーペアネーム”と呼びます。

“ノーペアネーム”は芸能活動が不安定になりがちです。 

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一方の梶原雄太さんは、KAJIWARA YUTAとなります。

フルネームの最初と最後の母音が同じ「ア」である事がよくわかります。

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティーに強い名前です。 

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コンビ名のキングコングは、母音で見ると「イ」で始まり、「ウ」で終わっているので“ノーリターンネーム”です。

“ノーリターンネーム”は下積みの期間が長くなりがちで、売れたとしてもコンビの継続期間も短くなる恐れがあります。 

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しかし、「ダウンタウン」や「ナインティナイン」の様に漫才コンビでは昔から良い名前とされてきた「ング・ング」と同じ音が繰り返される“反復型”に属するタイプでもあった為か、

コンビ結成後すぐに漫才の新人賞を総ナメにして人気を集めました。

デビュー2年目の2001年にはフジテレビのコントバラエティーはねるのトびら」(開始当初は深夜枠)の中心メンバーに選ばれて東京進出を果たし、同期のダイアンや山里亮太さんが嫉妬する程の漫才エリートコンビだったのです。

 

では西野亮廣さんから見ていきましょう。

ノーペアネームは司会者運の弱い名前です。

はねるのトびら」では番組のリーダーとして進行役を務めていましたが、これはロバートインパルスドランクドラゴンなど他のメンバーの中にリーダー向きの“ロイヤルネーム”が1人もいなかった事が関係しています。 

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めちゃイケ」はナイナイの矢部浩之(やべひろゆき)さんがロイヤルネームなのでリーダー役を務めていましたからね。

西野さん単独での司会は関西ローカルの深夜番組「ガリゲル」(すでに終了)以外はほとんどないのが現状です。

漫才やバラエティーで誰かがボケた時のツッコミは上手くても、リターンネームではないので喋りたがりでもボケたがりでもなく、自分から話を面白くする事は苦手なタイプです。

また俳優運も弱いので、ドラマなどの出演も僅かしかありません。

で、結局本業以外に活路を見出してしまうんです。

笑っていいとも!」にレギュラー出演していた頃、タモリさんに絵の才能を認められてから絵本作家を志し、約5年かけて処女作となる「Dr.インクの星空キネマ」を制作しました。その後も定期的に作品を発表し、2016年には「えんとつ街のプペル」が絵本としては異例の40万部を売り上げ大ヒットしました。昨年は映画化もされてこちらも好評だった様です。

 

絵本以外にも小説・エッセイ・ビジネス書なども出版し、画家としても個展を開いたり、クラウドファンディングで資金を募って町を作ったりと、多岐に渡って活動しています。

ピースの又吉直樹さんや麒麟の田村裕さんなど、ノーペアネームは本業以外で成功する傾向があるんですねぇ。

なかでも西野亮廣さんは常に新しいことに挑戦しているイメージがあります。

母音ではなく文字で見ると(にしのあひろ)と、「き」が入る“お・か・きネーム”でもあるので自分に厳しくなり、常に自分に課題を課しているんでしょうね。

(斜体文字が加筆した部分です) 

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まぁそういった挑戦が非難を受ける事も多く、好きな人と嫌いな人がはっきり分かれる方ではあります。

 

さてもう一人の梶原雄太さんですが、

“リターンネーム”なので基本喋りたがりのボケたがりです。(センスがあるかどうかは別にして)バラエティーに強い名前ですが、「はねるのトびら」が10年以上(ゴールデンに昇格してからも7年)続いた為安心している感がありました。

2012年に終了して気付いてみるとコンビのレギュラー番組は1〜2本、相方は絵本作家など他のジャンルに手を出して成功していた為に焦り始めます。

名前に「ゆう」という音が入る為、俳優業で成功する可能性を秘めた“ゆうゆうネーム”でもありますが、個人での活動が少なかった為かその特性は発揮されなかった様です。

14年には「キングコングのあるコトないコト」も終了、16年には西野さんが芸人引退を発表といよいよ追い詰められた時、梶原さんの選んだ道はYou Tubeでした。

カジサックという別名義までつけて本格的にYou Tuberとしての活動を始めたのです。

喋りたがりのリターンネームなので、カメラの前で1人で喋り続けていられるYou Tuberを選んだという事でしょう。

梶原さんよりもっと先輩のお笑いタレントも、リターンネームはYou Tubeに走る傾向が強いのです。

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そうして立ち上げた「カジサックの部屋」が2019年末までに登録者数100万人達成出来なかった場合は芸人引退というペナルティを自ら掲げ、見事その目標をクリアーしました。

母音ではなく文字で見ると(じわらゆうた)と「か」が入るのでこちらも“お・か・きネーム”でもある為、つい自分に課題を課してしまうんでしょう。

まぁ他の芸人さんの力を借りている感はありますけど。

 

今やコンビでの活動はYou Tubeで週に1度配信している「毎週キングコング」のみになってしまいました。コンビ名がノーリターンネームなので、テレビとの相性はあまり良くないという事の様です。

今年1月には西野さんが吉本興業を退社し、所属事務所の異なるコンビとなりました。なので「毎週キングコング」も西野さんはたまに来るゲスト扱いになっているそうで、もう「カジサックの部屋」と何が違うのかもよくわかりません。

いよいよコンビ決別状態が深刻化してきたようです。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音や文字に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。