矢名樹ヒロタカの「お名前だけお借りします。」

有名人のお名前を「名前の法則」に基づき紹介、分析していきます。

大泉洋さん(2回目)【お名前診断】[母音占い]

勝手にお名前診断 (第216回)※2020年9月27日の記事を改訂

 

この「勝手にお名前診断」では、有名人をお一人ずつ紹介すると共に「名前の法則」的見地から、芸能界のどのジャンルに向いているかなどの適性を診断していこうと思います。

 

第216回目の今日は大泉洋さんです。

このお名前は本名です。

 

ローマ字で書くとOIZUMI  YO となり、フルネームの最初と最後の母音が同じ「オ」である事がよくわかります。

(下の名前は平仮名で書くと“よう”となるので、最後の母音が「ウ」だと思われがちですが、「よ」を伸ばしている音ですので、カタカナで書くと“ヨー”となり、最後の母音は「オ」という事になります。)

この様なお名前を「名前の法則」の世界では、最初の母音に戻るという意味で“リターンネーム”と呼びます。

“リターンネーム”はバラエティー運の強い名前です。

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北海道出身の大泉洋さんは、2浪して入った大学が本来志望していた大学とは違った為に落ち込んで、「このまま腐った気持ちでいるのはまずい」と奮起して演劇研究会に入りました。

そこで森崎博之(もりさきひろゆき)さん、安田顕(やすだけん)さん、

戸次重幸(とつぎしげゆき)さん、音尾琢真(おとおたくま)さんら、

後にTEAM NACSとなるメンバーと出会う事となったのです。

もし志望通りの大学に入っていたらTEAM NACSはおろか、俳優・大泉洋も誕生していなかったかも知れません。

リーダーの森崎さんの薦めで出演した舞台を、北海道でタレント謙放送作家として活動する鈴井貴之(すずいたかゆき)さんに認められてテレビに出演するきっかけとなります。

それが「水曜どうでしょう」というバラエティー番組でした。そこで大泉洋さんの喋りが面白いと評判になり、北海道の人気者となっていったのです。

おまけにTEAM NACSの公演にも大泉さん目当ての(演劇にはほぼ関心の無い)お客さんが集まり始めました。

リターンネームはバラエティー運が強い前に、トークが上手くなる名前でもあるんですねぇ。「水曜どうでしょう」は深夜枠ながら2桁台の高視聴率を獲得し、北海道以外の地域からも番組が買われて放送された事で人気は全国に拡がっていきました。

そして1999年、PUFFYの2人が出演していた「パパパパパフィー」に不定期出演する様になり、全国ネットの番組にも進出していきます。

 

母音ではなく文字で見ると(おおいずみよう)となります。「お」が2文字入っているので“ワンモアネーム”と言いたいところですが、厳密には「お」を伸ばしている長音(ちょうおん)なので1音です。これでは“ワンモアネーム”とは言えません。

どうしましょう?では全てカタカナにしてみましょう。正にワンモアチャンスです。

するとどうでしょう、“オイズミヨ”となり、「ー」(伸ばし棒)が2つ入る“ワンモアネーム”になるじゃありませんか。「オー」「ヨー」と、どちらもオの段の音を伸ばしているので同じ音という事になりますしね。(斜体文字が加筆した部分です)

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“ワンモアネーム”はグループで成功して個人でも成功するという特性がある名前なので、TEAM NACSの一員としても成功して個人でも成功したという事でしょう。

 

バラエティーで名が知られる事となった大泉洋さんでしたが、本職は俳優です。2005年に放送された「救命病棟24時」で全国ネットの連続ドラマに初出演を果たすと、「ハケンの品格」では篠原涼子(しのはらりょうこ)さんに次ぐ準主役として注目を浴びました。

それからと言うもの、ドラマや映画に出演を重ね、押しも押されぬ人気俳優となります。(しかもほぼ主演クラス)

面長で天然パーマというコンプレックスもあり、決して二枚目ではありませんが、バラエティーで獲得したファンが増えていったのが大きな要因と考えられます。シリアスな作品でも何か面白い事をやってくれそうな期待感があるのでしょうね。

リターンネームなので俳優運はやや弱い名前かと思いきや、もう一度文字で見ると(おおいずみよう)と、苗字の最後が「み」で下の名前の最初が「よ」なので、「よ」を小さくすると「み」とくっ付いて「みょ」という拗音(ようおん)になります。

この様なお名前を、苗字と下の名前がくっ付きやすい事から“ジョイントネーム”と呼びます。 

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名前の言いやすさでは“なめらかネーム”と同等かそれ以上の効果があると思われ、俳優運も強くなると思われるのです。

 

また、声優としてもジブリ作品の「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」などに出演、人気ゲームの「レイトン教授シリーズ」では主人公のレイトン教授役を担当しました。リターンネームは声だけの仕事にも強いのです。

バラエティートーク力を発揮して人気を集め、俳優のみならず声優としても活躍する。

これはリターンネームの特性を存分に発揮していると言えますし、TEAM NACS(グループ)の一員としても成功し、個人でも成功するという意味では“ワンモアネーム”の特性も発揮していると言えます。

更に“ジョイントネーム”で俳優運の弱さを補って余りある活躍をしているので、正に名前の特性を活かしきっている方と言えますね。

 

この様に有名人のお名前を画数ではなく母音に注目して分析すると、名前のタイプによって芸能界のどのジャンルに向いているかが見えてくるのです。

もっと詳しく知りたいと思った方はこちらをご覧下さい。

これからもいろんな芸能人の方を、名前の特性とともにご紹介していくつもりです。

 

ではまた次回をお楽しみに。